群馬県伊勢崎市波志江町一丁目の生涯学習研修会の研修先として2023年9月21日、新潟県南魚沼郡湯沢町の「アルプの里」を訪れました。ほかの訪問先は塩沢宿(牧之通り)と清津峡、今泉記念館アートステーション、野の花館。日帰り研修としては欲張った旅程でしたが、過去3年間、新型コロナ感染予防対策のために中止していた行事だったので、その分も上乗せしたプランとなりました。 アルプの里は最初の訪問地。越後湯沢駅近くの「湯沢高原ロープウェイ」に乗り、山麓駅から山頂駅へ。ロープウェイは166人乗りの大型キャビンで、山麓駅舎から山頂駅舎まで全長1,304m、標高370mから標高870mまでの高低差500mを約7分で結びます。2台のキャビンが両駅を同時に発射し、途中ですれ違います。 山頂駅を降りると高山植物園「アルプの里」が広がっています。冬季にはスキー客で賑わう「アルプの里」。スキーのオフシーズンの新緑の春から紅葉の秋まで、大自然を活かした高山植物を楽しむことができます。 個人的にはアルプの里を訪れたのは2度目。1度目は2001年7月8日(日)。高山植物が趣味なので、ハイキングを兼ねての訪問で、その時は季節柄、今回より多くの高山植物に遭うことができましたが、今回も自然地形を利用した風景や散策道、花たちには感動。ほかに感動したことが一点あって、「湯沢高原ロープウェイ」の大人往復料金が2001年には\2,400-、今回が\2,600-。22年経っても値上がりがたった200円であること、素晴らしいと思いませんか? 残念だったのは天気。晴れていれば「アルプの里」の風景ももう少し鮮明に撮れ、越後三山はじめ遠くの山並みも遠望できたでしょうが、この日は曇り空。散策の後半には雨も降って来て、景色がイマイチでした。「もう一度訪れなさい」と言うことなのでしょう。新緑か高山植物が咲き乱れる夏、紅葉・黄葉の時期に再訪したいものです。(2024/1/5 記) →以前の訪問記(2001年7月8日(日)) アルプの里・動画で紹介アルプの里 2023年9月21日(6分21秒) アルプの里 地図(広域) アルプの里 地図(局所) |
湯沢高原ロープウェイは166人乗りの大型キャビン。山麓駅舎から山頂駅舎まで全長1,304m、標高370mから標高870mまでの高低差500mを約7分で結びます。166人乗りの大型キャビンが同時に運行し、途中ですれ違います。 |
湯沢高原ロープウェイに乗って山頂駅「パノラマステーション」に着き、駅舎を出ると広いウッドデッキがあります。展望が良く、谷側の風景や越後三山などの山並みを眺望できますが、この日は小雨降る天候で、見晴らしは望めませんでした。 (4)ロープウェイ山頂駅「パノラマステーション」脇の展望台 (5)ロープウェイ山頂駅からレストラン「エーデルワイス」へ向かうバス (6)レストラン「エーデルワイス」からロープウェイ山頂駅へ戻るバス (7)レストラン「エーデルワイス」とボブスレー山頂駅をつなぐ道路 やまびこリフトボブスレー山頂駅と「あやめヶ池」をつなぐ「やまびこリフト」。二人乗りです。散策道(徒歩30分)もありますが、今回は時間の都合でリフトを利用。 (8)やまびこリフト 。「あやめヶ池」へ下ります。 |
あやめヶ池は一周できる木道が整備され、木道脇には高山植物が咲いています。 この奥にはロックガーデンがあって、更に多くの高山植物を見ることができますが、時間が足らずに断念。2001年7月に訪れた時には、ロックガーデンが訪問目的で時間の余裕もあったので、タップリと撮影できました(→記事)。 |
「あやめヶ池」やロックガーデンにはたくさんの高山植物や山野草が咲きます。 今回はゆっくりと眺める時間がなかったため、撮影できた花は多くはありません。 →こちらに詳しく掲載されています(湯沢高原・季節の花々) (14)シロバナツリフネソウ(右奥はアカバナツリフネソウ) (15)洋種サワギキョウ (16)シモツケ (17)アサマフウロ (18)アサマフウロ (19)ノコンギク |