新潟県の山 |
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▲火打山(新潟県) | ▲平標山(新潟県) |
▲米山(新潟県) | ■アルプの里(新潟県) |
●登山日:2000年7月1日(土)〜2日(日)・晴れ 【初日】 黒沢からしばらくして十二曲がりは急登の連続でした。木の根っこや大きい岩の間を一歩一歩歩く場所が何カ所もあり、足下を見ながらの登りでした。富士見平の30分位手前から残雪を踏んでの登山で、冷んやりした風が熱くなった体に心地よく、残雪の下を流れる雪解け水の音も爽やかでした。黒沢の水は手を浸せないほどに冷たく、渇いたのどを十分に潤してくれました。今年は例年よりも雪解けが大分遅いとのことです。 富士見平を過ぎてしばらくして、残雪が残る火打山、影火打、焼山の連山の姿が見えたときは思わず「オー!」と声にならない感動の叫びを上げていました。 高谷池ヒュッテの少し手前の斜面では、雪解け水が川になって流れていて、みんなでマグカップを出してゴクゴクとのどを潤しました。天然自然のおいしい水で、ペットボトルで水を買う昨今、絶えることなく流れる爽やかな水がもったいないばかりでした。 初日に無理をすれば火打山も登れましたが、小屋の近辺を散策したり、茶臼山を登ったりで、高原の初夏を楽しみました。茶臼山への登山道の北側斜面はガレていて、全面が雪原状態で、表面を雪解けの蒸気が覆って幻想的でした。 【2日目】 早朝小屋を出発し、雪原を歩き、天狗ノ庭で池に映る逆さ火打山を撮り、2カ所ほど雪面をトラバースし、頂上に到着しました。北面は見晴らしよく、南面はガスが上がってきて、日本海側と太平洋側の気候のぶつかり合いを見た気がします。 2日間とも、実に多くの山野草と出会い、花の宝庫でした。山野草を見るにはベストタイミングだった気がします。 残雪の火打山 2007/7/1 ●タイム 初日 4時間20分(休憩時間を除く) 8:40 登山口(笹ヶ峰国民宿舎P)発。駐車場は100台以上可。トイレ、あずまやあり。 9:45 黒沢着。20人が休んでもまだ余裕あり。 10:00 黒沢発 12:35 富士見平着。見晴らしはよくありません。もう少し高谷池側に歩くと、火打山の連山が展望できます。 13:25 富士見平発 14:25 高谷池ヒュッテ着 小屋から茶臼山、および妙高山と黒沢池を眺望できる肩までは往復1:30位で行けます。 2日目 6時間5分 (休憩時間を除く) 6:25 高谷池ヒュッテ発。大きな荷物は小屋に預けての登山です。 7:55 火打山頂着。頂上はなだらかで、休む場所探しには苦労しません。 8:30 火打山頂発 9:40 高谷池ヒュッテ着 10:20 高谷池ヒュッテ発 11:10 富士見平 12:55 黒沢着 13:30 黒沢発 14:20 笹ヶ峰P着 ★参考にしたガイドブック:●「妙高・戸隠を歩く」・(山と渓谷社) |
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残雪残る妙高連峰 2007/7/1 |
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「天狗の庭」の手前に咲いていたハクサンコザクラ 茶臼山登山道脇に群生するイワカガミ 2007/7/1 オオヤマオダマキ(火打山) 2007/7/1 |
夕日と火打山 2007/7/1 「天狗の庭」で咲くミズバショウ 2007/7/1 キヌガサソウ 2007/7/1 |
●登山日:2000年7月30日(日)・晴れ 早朝の出発で関越道と北陸道を乗り継いでの片道350キロの長距離ドライブ。北陸道を走行中に一際目立ってそびえる山が米山。 標高こそ1000メートルに満たないが、日本海の海岸を少し登った所からの登山なので、高低差は結構アルプス当たりの山と同じです。頂上の見晴らしは360度で、南に妙高山・火打山・焼山連邦が、南東方向に苗場山が、東方に越後三山が、北方には弥彦山が、また日本海には佐渡島がよく見えました。 頂上で出会った地元の人の話では、この時期にこんなに良く遠望できるのは珍しいとのことでした。山の斜面はオオイワカガミに覆われ(残念ながらすべて咲き終えていました)、ツバメオモトも沢山あり、遅咲きの花を少し見ることができました。クルマユリによく似ていて葉が違う花も咲いていました。 帰路、湯沢の「コマクサの湯」(大人300円)にゆったりと浸り、汗を流しました。 ●同行者=3人 ●タイム 3時間50分(休憩時間を除く) 9:00 登山口(米山林道の途中)発。駐車場なし。林道脇に適当にP。20台以上可。トイレなし。 10:05 広場着。見晴らし悪い。 10:10 広場発 10:20 分岐(尾根道、巻き道の分岐)巻き道は荒れているので尾根道を選択。 10:30 見晴し台着 10:35 見晴し台発。見晴らしはよくありません。もう少し高谷池側に歩くと、火打山の連山が展望できます。 11:15 ガンバレ岩通過。登山道の岩に赤いペンキで「ガンバレ」と書いてあるだけ。ブナ林の急登を1歩1歩登る。正にガンバレ。 11:45 水場。水場は登山道から1分。チョロチョロと少しの水が流れている。 11:50 頂上着。早朝出発の睡眠不足を頂上の小屋の昼寝で少し解消。頂上には、立派な神社と清潔な山小屋、トイレあり。 14:05 頂上発 15:45 登山口着 |
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登山口 「妙高・火打・焼山」 |
クルマユリ? 米山 |
ヤマユリ 頂上から西側を望む。 後方は日本海 |
●登山日:2004年6月6日(日)・晴れ/雨 伊勢崎を6:10に発ち北関東・関越高速を利用して新潟県湯沢町の登山口へ7:30頃に到着。鉄筋コンクリートの洒落た小学校の北側の登山口駐車場は200台くらい駐車できる立派な駐車場。無料で停めさせて頂くのが申し訳ないようだ。コースは松手山〜平標山〜平標山の家〜林道の時計回り。 |
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●同行者=2人 ●タイム(往3時間。復2時間(休憩を除く)) 7:45 駐車場 8:45/55 鉄塔 9:25 松手山 11:15/12:15 山頂(途中撮影タイム) 12:45 平標山の家 13:25 林道終点 14:15 駐車場 |
一の肩で咲くアズマイチゲと遠方に苗場山 |
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松手山までは樹林帯の中を何回かの急登を繰り返しての登りのみ。ところが松手山手前で一挙に森林限界を抜けて感動の雄大な風景。同時にイワカガミ、ミツバオウレン、マイズルソウ達のお出迎え。限りなく雄大でたおやかな山塊の尾根歩き開始。途中、アズマイチゲ、シャクナゲも真っ盛りで楽しいの一言。 頂上に着き昼食が終わる頃から雨が降り始め、残念ながら仙ノ倉山方面へのお花畑の散策は中止して平標山の家経由で下山。木道が完全に整備されていてちょっと疲れますが、登山道を守るためには仕方がない?登山者のためだったら木道がない方が歩き易いのですが。。。 天気が良ければ帰りも松手山経由で帰る予定でしたが、雨の中の急な下りも危ないので帰路は林道コースを取りました。林道歩きはちょっと退屈? |
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山頂〜小屋の間で 咲いていたイワカガミ |
松手山から眺める平標山(右端の奥) |
●訪れた日:2001年7月8日(日)・くもり、晴 (ここは登山とはちょっと趣が異なりますが、「一ヶ所で一辺に高山植物を楽しんでしまおう」と言うイージーな気分で訪れました。ニッコウキスゲやショウマ、タカネナデシコなどたくさんの高山植物が咲いていましたので紹介します。ミニトレッキングコースも歩きましたが、40分程なので登山と呼ぶにはちょっと物足りない。尾根歩きのパノラマコース(2時間半)もありましたが、こちらは時間がなくて省略。 それにしても高速道路の威力はスゴイ!伊勢崎を午前11:10分に出発し、駒形ICで北関東道に乗り、途中谷川SAで昼食を食べて、湯沢ICで関越道を下り、アルプの里へ着いたのが何と12:35分。昼食時間を除けば1時間ちょっとで自宅からアルプの里へ。道が空いていたこともありますが、それにしても早い!下の道ならば、1時間ではやっと渋川を通過するくらいなのでは。便利になりました。 →2023/9/21にも訪れました ●同行者=1人 ●タイム 園内を散策+ミニトレッキングコース=2時間 湯沢温泉ロープウェイ・・・これは世界最大級の166人乗りロープウェイ(大人往復\2,400-)で山の上と下を7分で。 ★園内にはシャトルバスもあるが、ここは是非歩いて雄大な風景と高山植物を楽しみたい。 ロックガーデン・・・園内の一番奥にある。数多くの高山植物が咲いている。幻の花「ヒマラヤの青いケシ」がちょうど咲いていました。 コマクサの湯・・・ロープウェイ駅内の施設。大人\300- |
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ロックガーデンで咲く山野草、野草 |
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エーデルワイス アキレア |
ホタルブクロ |
エゾアジサイ シモツケ ショウマ ショウマ ニッコウキスゲ ヤエザキカスミソウ ミヤマカラマツ アケボノフウロ ヒオウギアヤメ 洋種サワギキョウ |
群生するニッコウキスゲ 2001/7/8 ニッコウキスゲの群生 2001/7/8 |
アルプの里 2001/7/8 アルプの里 2001/7/8 |