赤堀氏の祖先はムカデ退治をした藤原秀郷と伝えられ、寶珠寺(宝珠寺)[ほうしゅじ]には藤原秀郷の墓と伝えられる五輪塔が建っています。この五輪塔は西暦939年、平将門の乱を平定した藤原秀郷の三男・千国がこの地の領主になったとき、父秀郷の供養のために建てたと伝えられています。 現在の宝珠寺は2007年に新しく建て直され、まだ木目も爽やかですが、その前の本堂は1853年(安政5年)に再建されたとのことで、山門はその時代の建立です。(2009/1/28 記) 宝珠寺の五輪塔は伊勢崎市指定重要文化財です。 |
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本堂と境内 2008/7/13 本堂と境内 2009/1/3 真新しい本堂 2009/1/3 |
寶珠寺の参道を照らすように咲く八重桜ソメイヨシノが散り終える頃、華蔵寺公園や郊外の大きな屋敷の庭などでは、ソメイヨシノとバトンタッチしたかのように八重桜がが咲き始め、周囲を華やかに彩り、人目を惹きつけています。ここ寶珠寺の参道で咲く八重桜もそんな一つ。参道南側の群馬県道・前橋西久保線から山門まで、様々な八重桜が咲き、普段ならば素通りしてしまう風景が取って置きの姿を見せて、素通りを許しません。よく見れば、白や淡い桜色、濃いピンク、淡黄色など、花弁の色や形も多種多様で、植えた人の想いが伝わってきます。(2018/4/12 記) |
寶珠寺の参道で咲く八重桜 2018/4/8 淡緑色の桜は「御衣黄桜(ギョイコウザクラ)」のようです 2018/4/8 ふっくらと大きな濃いピンク色の花弁 2018/4/8 大きな花弁ながら、色はソメイヨシノのように淡い桜色。 2018/4/8 |
山門と金剛力士像宝珠寺の参道は長く、両脇の緑は良く手入れされています。山門の前には一対の金剛力士像(仁王像)が立ち、寺院を守っています。 |
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金剛力士像(仁王像) 口を結んだ吽形(うんぎょう) 2008/7/13 |
山門とその前に立つ金剛力士像 山門は1853年(安政5年)頃の建立 2009/1/3 緑が多い参道 2008/7/13 表門〜参道(南の道路から) 2009/1/3 |
金剛力士像(仁王像) 口を開いた阿形(あぎょう) 2008/7/13 |
表門の脇に立つ案内 2009/1/3 |
境内の東側に建つ鐘楼 2008/7/13 |
天満宮 山門をくぐった右手にあります。 2008/7/13 |
宝珠寺には、藤原秀郷の墓の他に、赤堀道玄、小菅又八郎それぞれの墓もあります。 |