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国定(くにさだ))赤城神社

鎮座地:伊勢崎市国定町2丁目1528番地
社殿赤城神社獅子舞境内社青空に映えるイチョウと鳥居
更新日:2021/1/2 写真下の日付は撮影日 [ googleマップ
 伊勢崎市国定町(旧群馬県佐波郡東村)の赤城神社は、JR両毛線と早川が交差する地点の西側にあります。大通りに接しておらず、地理的にちょっと分かりにくい場所にあり、そのためかとても静かな佇(たたず)まいで、休日に訪れても余り人と出会いません。遠方からの目安は、神社北西に立つ大きな青壁の水道タンクです。

 早川サイクリングロードはほぼ全区間が舗装されていますが、ここJR両毛線と交差する場所から赤堀いこいの森公園までの区間は未舗装(2009年1月時点)で、私と赤城神社との出会いはこの未舗装区間をガタガタと走った時の偶然からでした。神社の境内は大きな木に囲まれ、サイクリングロードに続く道を走っていると、いつしか境内東側の木立の中に入って来ます。

 日常のスピードと忙しさに心を奪われている時、僅かの時間佇むだけで心が落ち着く、そんな雰囲気の神社です。(2009/1/17 記)

旧伊勢崎市の赤城神社(伊勢崎市宮前町。天増寺の南。粕川と桐生県道が交差する南東。)
旧境町の赤城神社(伊勢崎市境平塚。境平塚公園の西北西600m。畑に囲まれた静かな場所)


社殿(拝殿、本殿)

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拝殿。ソメイヨシノが咲き始めました。 2017/4/5


初詣の参拝客を迎える境内 2012/1/1

拝殿前に小菊が飾られました 2020/11/24


しんと静まる境内 2020/11/24

拝殿 2007/5/13


村社・赤城神社の石碑と境内 2007/5/13

神社の南側・参道に続く道。後方左は水道タンク。
2007/5/13

本殿 2008/12/23

鳥居と参道(新緑の季節) 2007/5/13


鳥居と参道(冬) 2008/12/23

初詣 2012/1/1


社殿改修工事竣工記念碑
2008/12/23

鳥居が新しくなっていました 2017/4/5

拝殿(左)、本殿(右) 2017/4/5

手水舎 2020/11/24

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手水舎 2008/12/23

赤城神社獅子舞

旧東村指定・重要無形文化財

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 国定の赤城神社は、社伝によれば南北朝時代の創建とされ、かつてはここより数百メートル程南西のところにありましたが、昭和四年に現在地に移転しました。
 この神社に伝わる獅子舞は遠く戦国時代より行われていたものであり、下野国(現在の栃木県)方面より伝来したものです。
 舞の様式は日挟流神懸かり一人立ち三人連れ(牝獅子一、雄獅子二)というもので、関東地方で一般に舞われているものとほぼ同じですが、雄獅子のうち片方は鳳凰元(ほうおうがん)と言って角が1本の大変めずらしいものです。
 笛は六穴の真笛他数名で演奏され、唄い方も二名以上で唄われます。歌は「立唄」「鳥居誉」等三十種類以上あり、中には国定領の由来を入れたものもあります。
 舞い手は腰太鼓を打ち、「五穀豊穣」「厄病災難除け」「雨乞い」等を祈願しながら次の九種類の舞を舞います。

 一.札ざさら 二.守友(もりとも)三.宮子(みやこ)
 四.日挟(ひばさみ)  五.庭舞六.注連(しめ)がかり
 七.笹がかり 八.鳥居(とりえ)九.牝獅子かくし

平成四年九月 伊勢崎市教育委員会


2011年8月、あずま夏まつりで演じられた獅子舞


2011年・あずま夏まつり

境内社

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社務所 2008/12/23

拝殿西側の神饌所
2008/12/23

拝殿東側の神饌所
2008/12/23

拝殿西側の神饌所。右は本殿と拝殿。 2017/4/5


拝殿東側の神饌所 2017/4/5




青空に映えるイチョウ鳥居

掲載日:2021/1/2 ▲ページTopへ
 伊勢崎市辺りの神社の多くは、正月や例祭日には地域の人々で賑わいながらも、普段は訪れる人も少なく静かに佇んでいます。京都など、全国の有名観光地の寺社が常に賑わっていることと比べると寂しい光景ですが、誰もいない境内で一人静かに過ごすひと時は、贅沢で神聖な気分に浸ることが出来ます。
 当サイト開設後14年が経過しましたが、題材探しの移動手段は基本的に自転車で、目的地も厳格には決めないので、道草や寄り道は日常茶飯事。そんな気ままな”ぶらりサイクリング”の足を止めさせるのは赤城山と広瀬川や粕川、田園とのコラボ。たまたま通りすがった公園や寺社、古墳等。時には路傍や野で咲く。特に公園や神社が新緑や桜、黄葉に包まれる季節には格別な姿を見せてくれるので、素通りが難しくなります。
 今回はそんなめぐり逢いの一つ、国定(くにさだ)の赤城神社で黄葉するイチョウ。遠くから目に入ったので訪れましたが、訪れてみるとイチョウだけでなく大鳥居の朱色とのコントラストが青空に映えて、予期せぬ面白さを発見して得した気分になりました。(2021/1/2 記)

イチョウと鳥居のコラボレーション 2020/11/24

青空に映える黄葉したイチョウと朱色の鳥居 2020/11/24


青空とイチョウと鳥居 2020/11/24


豊富な桜の種類・見本園のよう

掲載日:2017/4/9 ▲ページTopへ
 当サイト開設を機に、伊勢崎市内各所の桜咲く場所を巡り紹介してまいりましたが、当初は桜と言えばソメイヨシノとヤエザクラ程度しか知らなかったため、探す視線もその範囲でした。

 ところが、2008年に「いせさき市民のもり公園」の河津桜を知ってからほかの桜にも関心が湧き、「ラブリバー親水公園うぬき」のコヒガンザクラとオカメザクラ元町南公園のコヒガンザクラ同聚院(どうじゅいん)のヒカンザクラ(緋寒桜)華蔵寺公園の御衣黄や種々の八重咲赤堀せせらぎ公園のオオヤマザクラ波志江沼の冬桜いせさき市民のもり公園の冬桜など、様々な桜と出会ってきました。また、先日は植え込み後間もない波志江上沼の陽光桜にも会いに出かけてきました。その種類は約10種類。おかげで一年の内、2,3ヶ月の間、様々な桜を楽しむことができるようになりました。

 そんな昨今、ここ伊勢崎市国定町の赤城神社に、様々な種類の桜が植えられている情報をいただいたので、先日4月5日、出かけて来ました。情報をもらった時、「30種類の桜がある」と聞き、きっと30本の勘違いなのだろうと思って出かけましたが、まさに30種類でした。この日確認できたのは25種類。境内の木々の間に植えられて、それぞれに標識が立てられていました。全て新井末子男氏から奉納されたものです。
 このうち、聞いたことのある名前は6種類。開花中だったのはミヤビ桜ヤエカンヒ桜。開花直前がベニユタカ桜。咲き終えていたのは河津桜とほかの数種類。
 標識の記載で開花時期を整理すると下記の通りでした。
秋〜4月中旬(1種類)・・・・・・・ジュウガツ
2月下旬〜3月上旬(1種類)・・カワヅ
3月上旬(1種類)・・・・・・・・・・・アタミ
3月中旬(1種類)・・・・・・・・・・・ヨウコウ
3月下旬〜4月上旬(2種類)・・エドヒガン、ヤエカンヒ
4月上旬(3種類)・・・・・・・・・・・アサヒヤマ、ゴテンバ、フジ
4月上〜中旬(3種類)・・・・・・・イチヨウ、ウコン、ミヤビ
4月中旬(8種類)・・・・・・・・ギョイコウ、シズカニオイ、ショウゲツ、シロタエ、トラノオ、ハナガサ、ベニユタカ、ヤエムラサキ
4月中〜下旬(2種類)・・・・・・・テマリ、フクロクジュ
4月下旬(3種類)・・・・・・・・・・・アマヤドリ、ケンロクエンキク、フゲンゾウ
 4月中〜下旬にも15種類が咲くようなので、また出かけてみましょう。それにしてもこれだけ豊富な桜の種類があること、驚くばかりです。まるで桜の見本園のようです。(2017/4/9 記)

伊勢崎市内の桜名所

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アサヒヤマ桜(旭山)

イチヨウ桜(一葉)

カワヅ桜(河津)

ゴテンバ桜(御殿場)

アタミ桜(熱海)

ウコン桜(鬱金)

ギョイコウ桜(御衣黄)

シズカニオイ桜(静香匂)

アマヤドリ桜(雨宿)

エドヒガン桜(江戸彼岸)

ケンロクエンキク桜(兼六園菊)

ジュウガツ桜(十月)

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ショウゲツ桜(松月)

トラノオ桜(虎の尾)

フゲンゾウ桜(普賢象)

ミヤビ桜(雅)

ヨウコウ桜(陽光)

シロタエ桜(白妙)

ハナガサ桜(花笠)

フジ桜(富士)

ヤエカンヒ桜(八重寒緋)

テマリ桜(手毬)

フクロクジュ桜(福禄寿)

ベニユタカ桜(紅豊)

ヤエムラサキ桜(八重紫)

赤城神社境内で咲く桜

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ヤエカンヒ桜(本殿の北) 2017/4/5


ミヤビ桜 2017/4/5

ベニユタカ桜は開花直前(本殿の北東) 2017/4/5

境内に植えられた桜 2017/4/5

木々に囲まれる社殿 2017/4/5

鳥居の外で咲くミヤビ桜 2017/4/5

本殿裏の木立の中で咲くミヤビ桜 2017/4/5

本殿裏の木立の中で咲いていた桜。名前は特定できませんでした。 2017/4/5

本殿裏の木立の中で咲いていた桜(上と同じ桜) 2017/4/5




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