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塔のへつり

(福島県南会津郡下郷町弥五島下タ林)

2017年10月28日

掲載日:2022/10/5
 福島県南会津郡下郷町の「塔のへつり」。阿賀川(大川)の両岸に垂直の崖が切り立っている大川羽鳥県立公園最大の景勝地です。
 先日、テレ東の「YOUは何しにニッポンヘ?」を見ていると、フランス女性が「子連れ狼」の吊り橋のロケ地になった「塔のへつり」に行きたいとのことで、「塔のへつり」が紹介されました。
 結局、女性の勘違いだったようですが、「あれ?塔のへつり?以前行ったぞ。確か動画も撮ったし・・・」と、パソコンのHDを探してみると、ありました、ありました。静止画も動画も撮ったまま、未処理でした。訪れたのは2017年10月28日。5年間放置後、今回復活させましたのでここに紹介します。(2022/10/5 記)

へつり」とは会津方言で、川に迫った険しい断崖のこと。

塔のへつり・動画で紹介


塔のへつり 2017年10月28日(4分35秒)


塔のへつり 地図(広域)

塔のへつり 地図(局所)


青緑色の大川(阿賀川)と断崖 2017/10/28


青緑色の大川(阿賀川)と断崖、黄葉の彩り 2017/10/28
以下、Wikipediaの説明文を要約。
 一帯は第三系凝灰岩、凝灰角礫岩、頁岩などが互層に重なり、その軟岩部が長年月による侵食と風化により形成された柱状断崖。全長200メートルにわたって、大規模な奇岩が整列している。主なものには屏風岩、烏帽子岩、護摩塔岩などがあり、これらの岩を巡る通路が彫られているが、経年による崩落等のため、吊橋を渡している舞台岩周辺以外は立ち入り禁止となっている。

以下、福島県南会津郡下郷町のウェブから引用。
 大川羽鳥県立公園最大の景勝地である塔のへつり。昭和18年に国の天然記念物に指定されました。深々とえぐり取られた岩のアーケードを歩けば、奇岩怪石が巨大な石の塔にようにそそり立っています。大川(阿賀川)が百万年の歳月をかけて、浸食と風化を繰り返し出来上がった見事な景観です。初夏には奇岩にヤマフジが垂れ下がり、秋は紅葉が美しく色付きます。

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両岸をつなぐ吊り橋。対岸の崖の凹み部分を歩くことができます。 2017/10/28


屹立する断崖 2017/10/28


屹立する断崖 2017/10/28

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崖の凹みに造られた通路から見上げる吊り橋 2017/10/28


崖の凹みに造られた通路から眺める「塔のへつり」 2017/10/28


遠方に見える赤いアーチ橋 2017/10/28


アップで見るとランガー橋(アーチ橋の1種類)でした 2017/10/28



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