法長寺(ほうちょうじ)は東武伊勢崎線・新伊勢崎駅の南東、国道462号の跨線橋の袂の西側にあります。国道462号からは跨線橋の坂の途中のため、なかなか気付かれませんが、東武伊勢崎線沿いの側道を走っていると、本堂や墓地、境内に植えられたたくさんの木々が一際目に付き、必ずや目に留まるであろう大きなお寺です。参道の西側には今泉公園があります。 法長寺は伊勢崎佐波観音霊場・第21番に指定されていて、参道に立つ案内板によれば、今の南千木からこの地に移されたのが明暦3年(1657年)。以来、350余年の歴史を歩む寺です。(2011/5/30 記) |
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参道に立つ案内板の内容を下記に記載します。 伊勢崎佐波観音霊場めぐり 第21番 今泉山法長寺、聖観音この寺は、もとは臨済宗で今の南千木にあったが、二世の貴外傳尊が曹洞宗に改め1657年に今泉に移された。同聚院四世の鑑翁観察は勧請開山である。1692年に火災にあったとされ、1720年上棟の本堂が最古の建物である。開基として伝えられている大名豪族などは無い。恐らく庶民が建て、庶民が護ってきた寺であろう。 観音由来については法長寺過去帖に「本尊正観音一躰道心者禅鐵及死後所持之金子有之再光寄進致也代金拾弐両。宝暦四戊歳12月26日出来、七世良山代」とある。
ただ頼め 里の名も いまいずみなる
法のみ寺は 千代も尽せじ 平成元年3月
伊勢崎・佐波観音霊場めぐり協議会 伊勢崎市観光協会 |
[ L ] 伊勢崎佐波観音霊場めぐりの案内 2010/3/21 |
法長寺・本堂 2007/11/25 |
山門前に立つ金剛力士像(仁王像) 2007/11/25 口を開いた阿形(あぎょう) 2010/3/21 朱塗りの山門 2007/11/25 南無子育・水子地蔵菩薩 2007/11/25 駐車場と緑に囲まれた境内 2010/3/21 |
山門と金剛力士像(仁王像) 2010/3/21 参道、山門、後方に本堂 2010/3/21 境内社 2007/11/25 2010/3/21 動物供養塔 2007/11/25 |
参道の脇に立つ標識 明暦3年は1657年です。 2007/11/25 |