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伊勢崎市民プール

(群馬県伊勢崎市堤西町114)
歴史解体工事解体前(2023/8/5)現役時代のレイアウトと地図
更新日:2024/3/18、掲載日:2023/10/6
 昭和46年(1971年)に開設した伊勢崎市民プール。屋外プールながら50mコースが設備され、観覧席もあったので、市の水泳競技会等を行うことができました。競技会の日には、徒歩圏に住む我が家まで声援の声が届き、声に誘われて見物に出かけたこともあります。
 開設の頃は既に東京勤務時代だったので利用できませんでしたが、Uターンした昭和58年(1983年)の夏、東京の職場の仲間3人を家に招き、市民プールに連れて行ったところ、プールの中で飛んだり跳ねたり泳いだりふざけたり、スライダーで遊んだりと、大いに喜んでくれました。伊勢崎市にもこの規模のプールがあること、誇らしく思いました
 東京時代、会社の近くに港区スポーツセンターがあって、屋内プールで水泳のレッスンを受けていたので、その乗りで、Uターン後も、伊勢崎の伊勢崎スイミングやナガイスイミング、オレンジワン、前橋のイトマンスイミングに通い、夏の夕方には、客が減る頃を見計らって市民プールに出かけ、ひたすら50mプールで泳ぎました
 余談ですが、伊勢崎市民プールの50mコースは、横方向(多分20数メートル)に泳がせるルールがありましたが、50mをターンなしに泳ぎたい私は隅の方で50mを縦方向に泳いでいました。すると、監視員が跳んできて、「50mは横方向に泳いでください!」と注意されることが少なからずありました。
 「50mを横に泳ぐなら最初から25mプールで泳ぐで。何のための50mなんじゃい?しかも、夕方のこんな時間、数人しか泳いでねぇし、ぶつかる相手がいねぇで!」
 ・・・と思いながらも、勝ち目のない喧嘩はしない私は、渋々指導に従いました。ただ、監視員の中には、「空いてるので気を付けて自由に泳いでください」と臨機応変に対応する人もいて、「ルールとは何ぞや」と思ったものです。
 そんなあれこれと想い出が詰まった伊勢崎市民プールですが、老朽化のために解体し、跡地は駐車場として整備する計画が現在進んでいます。今年7月には解体工事も発注され、現役中の姿を見られるのもあと僅かです。
 当ページでは解体前と解体工事中、整備後の姿を紹介して参ります。(2023/10/6 記)
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【伊勢崎市民プールの歴史】

開設:昭和46年(1971年)(50m、25m)
増設:昭和56年(1981年)(幼児用プール、幼児用スライダー、流水プール、ループスライダー、ストレートスライダー)
休止:令和2年度(2020年度)(施設の老朽化のため)
廃止:令和4年(2022年)3月31日
解体工事:令和5年度(2023年度)、工期:令和6年(2024年)3月15日。
     (当初、令和4年度の下半期に実施予定。跡地は駐車場として整備。)

伊勢崎市民プール・解体整地工事

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開札日:令和5年7月27日
発注課:伊勢崎市スポーツ振興課
件 名:伊勢崎市民プール解体整地工事
落札者:トーモー・島久伊勢崎市民プール解体整地工事特定建設工事共同企業体
履行期限:令和5年(2023年)9月28日〜令和6年(2024年)3月15日

整地完了 2024/3/17

2024/3/18 ▲ページTopへ
 伊勢崎市民プール解体整地工事の3月17日(日)、契約工期3月15日(金)後の日曜日の状況です。
 現地にはモーターグレーダーやロードローラー、パワーショベル等の建設機械が退避していましたが、整地は既に完了した様子で、砂利舗装された広大な敷地が広がっていました。
 当初、整地後のこの敷地の一画にカフェが出店するとの噂が流れましたが、現時点での情報では、この敷地は駐車場のみで、カフェは東に隣接する華蔵寺公園・水生植物園側への誘致が進行中とのこと。確かに、店内やオープンテラスで飲食を楽しむ時、駐車場に並ぶ車よりも水生植物園の風景を眺める方が、より美味しくよりリラックスできるように思います。
 我が家から徒歩圏内にカフェがオープンすること。どんな店ができるのでしょう。
「え〜と、マンデリン深煎りと昔ながらのナポリタン、あ、それとフレンチトースト」
「え〜〜、そんなの置いてませ〜ん」・・・なんて。
 散歩の楽しみが増えそうです。それまで健康でいなくっちゃ。(2024/3/18 記)
【Park-PFI】華蔵寺公園水生植物園における飲食店等設置等予定者候補の事業者を公募(伊勢崎市ウェブサイト)
 同上のスケジュール
・公募設置等計画の受付期間:2024/2/9(金)〜3/5(火)
・公募設置等予定者候補の選定:2024年3月
・基本協定の締結:2024年4月
・供用開始:2025年4月(予定)


整地・砂利舗装を終えた現地(北西角地から東方) 2024/3/17

整地・砂利舗装を終えた現地(南西角地から東方) 2024/3/17

退避するモーターグレーダーやパワーショベル、ロードローラー等 2024/3/17

水生植物園との境界の南北方向の水路のRC製蓋 2024/3/17

プール解体完了、進む整地、水路の蓋完成 2024/2/6〜24

2024/3/2 ▲ページTopへ
 伊勢崎市民プール解体整地工事が終盤に入っています。
 住宅やビルの解体では、解体を完了すると、「えっ、こんな狭かったのかい!」と、敷地の狭さに驚きますが、市民プール解体現場では、解体が進むにつれて敷地の広さに改めて驚いたり感心したりしています。

 60年以上前の昔話になりますが、この場所は、プールやテニスコート、陸上競技場等の運動施設ができる前は、一面の桑畑でした。碁盤の目状に区切られた桑畑の間に南北方向に未舗装の農道が走っていて、桑の枝が大きく伸びる季節には両側から道路を狭めていて、農作業以外で通行する人はいませんでした(そもそも周辺には人家が少なくて、人口も僅かでしたが・・・)。
 父が耕作する桑畑もあって、畑仕事を嫌々手伝わされて一緒に行ったことはありますが、一人で通過するには怖いような場所でした。ただ、華蔵寺公園寄りの南北道路は、元の伊勢崎商業高校東側の道路へつながり自転車で「まち」(*1)へ出かける時の2本目の道路として利用していました(*2)。
 現在は華蔵寺公園を除くと、当時の面影はどこにも残っていませんが、今回、プールが解体されて華蔵寺公園と一体化されて再整備されること、これもまた新たなステップと思っています。(2024/3/2 記)

(*1)当時、伊勢崎市郊外に住む私らは、伊勢崎市の本町通りや駅前通り周辺を「まち」と呼んでいました。
  「町」でも「街」でもなく、「まち」です。
(*2)ちなみに1本目は現在の華蔵寺公園通りです。2本目のこちらの道路は、途中に富士重工があるので、駅まで一本通った道ではありませんが、未舗装ながら砂利道ではなかったので、自転車で走りやすい道路でした。


コンクリート構造物がほぼ解体撤去され、整地が進んでいます 2024/2/24

水生植物園との境界の南北方向の水路にRC製の蓋が完成 2024/2/24

進む整地作業と、最後に解体されたコンクリート塊(右) 2024/2/18

スポーツロード側から華蔵寺公園方向を見る 2024/2/18

北半分が撤去された水生植物園の西土手 2024/2/18

水生植物園との境界の南北方向の水路に布設したRC製蓋(養生中) 2024/2/18

プール西側で進む掘削。後方ではコンクリート塊を粉砕中。 2024/2/10

50mプール西側付近のコンクリート構造物を粉砕中 2024/2/10

50mプール西側付近で一斉に進む解体・掘削工事 2024/2/10

水生植物園との境界の南北方向の水路にRC製蓋の鉄筋組立 2024/2/10

降雪日翌日の現場 2024/2/6

降雪日翌日の現場。ズラリと並んだ建設重機も休み。 2024/2/6

降雪日翌日の現場 2024/2/6

プール東側では整地、西側では50mプール解体 2024/1/19、2/3

2024/2/5 ▲ページTopへ
 伊勢崎市民プール解体整地工事現場では、プールの東側部分(ウォータースライダーと流水プール、幼児用プール、25mプールがあった場所)ではコンクリートの解体を終えて、埋土と整地が進み、プールの西側部分では50mプールのコンクリート解体工事が進んでいます。
 プールの東に接する華蔵寺公園・水生植物園との境界にあった水路では、RC造の蓋布設工事が進んでいて、工事完了後には水生植物園とプール解体後整備される駐車場とが一体化するようです。(2024/2/5 記)



解体を完了し、埋土と整地が進む元市民プール東側部分(北東角地から南西方向) 2024/2/3

整地が進む元市民プール東側部分(北東角地から西方向)。
後方はコンクリート解体が進む元50mプール付近。 2024/2/3

コンクリート解体が進む元50mプール付近 2024/2/3

整地が進む元市民プール東側部分(スポーツロードから水生植物園方向) 2024/2/3

水生植物園と元プールとの境界にある水路にRC造の蓋を施工中 2023/12/30

ウォータースライダーや流水プール、25mプールの解体を完了し、
路盤の整地が進む元市民プール東側部分(北東角地から西方向)。 2024/1/19

ウォータースライダーや流水プール、25mプールの解体を完了し、
路盤の整地が進む元市民プール東側部分(北東角地から南方向)。 2024/1/19

2023年末の工事状況 2023/12/30

ウォータースライダーと流水プール、地盤掘削進む

2024/1/2 ▲ページTopへ
 伊勢崎市民プール解体整地工事現場では、ウォータースライダーの鉄骨と流水プールのコンクリート壁の解体を終えて、地盤掘削が進んでいます。前回レポートで瓦礫と化していた観覧席のコンクリート塊は、細かく粉砕されて山積みになっています。25mと50mプールのコンクリート壁、および50mプール北側のタンク構造物の解体は残されています。(2024/1/2 記)


ウォータースライダーと流水プールを解体して地盤掘削が進む現場(北東角から南方) 2023/12/30

ウォータースライダーと流水プールを解体して地盤掘削が進む現場(北東角から西方) 2023/12/30

観覧席を解体した瓦礫を細かく砕いた山(南西角から北東方) 2023/12/30

観覧席を解体した瓦礫の山 2023/12/30

ウォータースライダーと流水プールを解体して地盤掘削が進む現場(南東角から西北西方) 2023/12/30

ウォータースライダーと観覧席、姿消す 2023/12/19


下部を残して姿を消したウォータースライダー 2023/12/19 ▲ページTopへ
 伊勢崎市民プールのシンボル的存在だったウォータースライダー。工期開始日の9月28日から2か月以上経過した12月上旬になっても解体が始まらず、解体中のシーンは見逃すまいと思っていたため、いつ始まるのだろうかと気を揉んでいました。ところが、タイミング悪く、急遽12月11日から一週間入院することになり、退院後の19日には既に大方ウォータースライダーは姿を消していました。
 同様に観覧席解体工事も進んでいて、言葉通り”瓦礫の山”と化し、ダンプカーで瓦礫を搬出中でした。防護シートの背丈を越える建造物はほぼ姿を消したので、防護シートが外れるまでは工事レポートも休憩となりそうです。(2023/12/22 記)


下部が残ったウォータースライダー(北東側から) 2023/12/19

下部が残ったウォータースライダー(北西側から) 2023/12/19


瓦礫と化した観覧席 2023/12/19 ▲ページTopへ

姿を消した観覧席。後方には観覧車「ひまわり」とジェットコースター 2023/12/19

姿を消した観覧席 2023/12/19

ウォータースライダー用足場・最頂部まで組み立て

観覧席の解体進む 2023/12/6


掲載日:2023/12/8 ▲ページTopへ
 伊勢崎市民プール・解体工事の12月6日の状況です。ウォータースライダー解体用足場は、最頂部の踊り場まで組み立てを終え、観覧席と管理棟が一体化した建物では、パワーショベルが動き、解体工事が進んでいます。いよいよ防護シートの外側からも工事の変化が見て取れるようになりました。
 プール北側の道路「スポーツロード」沿いには、工事看板や工事に関する許認可関係票が掲示され、共同企業体二社の旗が掲げられました。(2023/12/8 記)


最頂部まで足場工が組まれたウォータースライダー(北西側から) 2023/12/6


パワーショベルで解体が進む観覧席と管理棟の一体施設(北西側から) 2023/12/6


「スポーツロード」沿いに掲げられた工事看板や工事関係票、共同企業体の旗 2023/12/6

南隣のテニスコートではスタンド防水改修工事

改札日:2023/10/26
発注部署:伊勢崎市スポーツ振興課
工事名:市庭球場スタンド防水改修工事
工事会社:瑞穂建設(株)さん
工期:2023年11月2日〜2024年2月29日

市民プールの南隣のテニスコートでは、スタンド防水改修工事が進んでいます。 2023/12/6

伊勢崎市民プール・解体工事 始まる 2023/11/14

ウォータースライダーには足場

掲載日:2023/11/24 ▲ページTopへ
 伊勢崎市民プール・解体工事に伴い、ウォータースライダーに足場が組まれました。足場が組まれた後のウォータースライダーの解体工事は確認できません。
 観覧席ではコンクリート斫(はつ)り作業が進んでいるようで、プール近くに住む我が家にも作業音が届いて来ます。敷地と建物が防護シートで覆われているため、「音は聞こえど姿は見えず」、作業の様子はお伝えできません。
 プール南側のテニスコートは、プール正面寄りの駐車区画が使用できないものの、12面全てが通常に使用できます。(2023/11/24 記)

敷地周囲と建物に防護シート

掲載日:2023/11/24 ▲ページTopへ

敷地の西面。後方に観覧車「ひまわり」。 2023/11/14

敷地の南西面。後方に横たわる赤城山。 2023/11/14

敷地の南東面。右側の松並木は華蔵寺公園水生植物園の西土手。 2023/11/14

敷地の南西面 2023/11/14

敷地の西面 2023/11/14

施設正面の工事用車両出入口 2023/11/14

施設正面 2023/11/14

伊勢崎市民プール・解体工事 まだ始まらず 2023/10/7

掲載日:2023/11/24 ▲ページTopへ

解体を待つウォータースライダー(北側から) 2023/10/7

解体を待つウォータースライダー(北西側から) 2023/10/7

解体前の伊勢崎市民プール 2023/8/5


解体前の伊勢崎市民プール 2023/8/5(3分48秒)

ウォータースライダー 2023/8/5

掲載日:2023/10/6 ▲ページTopへ
 伊勢崎市民プールで遠目にもその存在を知らしめるのはウォータースライダー。最頂部の正確な高さは分かりませんが、4階建ての建物程度はありそうです。途中の踊り場からストレートスライダー、最高位置の踊り場からループスライダーがつながっていました。いずれも大人用のスライダーで、幼児用は別にありました。(2023/10/6 記)


伊勢崎市民プールのウォータースライダー 2023/8/5

伊勢崎市民プールのウォータースライダー 2023/8/5

伊勢崎市民プールのウォータースライダー(手前はスポーツロード 2023/8/5

下から見上げる伊勢崎市民プールのウォータースライダー 2023/8/5

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華蔵寺公園・水生植物園の西土手から見る伊勢崎市民プール 2023/8/5


正面 2023/8/5

掲載日:2023/10/6 ▲ページTopへ
 正面の建物には医務室やスタッフ室、放送室、医務室、男女別ロッカールームやトイレ、シャワー等がありました。プール内での飲食物販売店はなく、施設内での飲食は禁止でした。プールと道路を挟んだ北側には、プールオープン期間限定のかき氷やソフトクリーム、焼きそばなどの軽食店がオープンし、プールでひと泳ぎ(ひと遊び)した子どもたちで賑わっていました。民間施設ほどの自由度はありませんが、夏休みの子供たちのちょっとしたレジャーランドだったように思います。(2023/10/6 記)


テニスコートから見る伊勢崎市民プール 2023/8/5

掲載日:2023/10/6 ▲ページTopへ


テニスコートから見る伊勢崎市民プールのウォータースライダー 2023/8/5


テニスコートから見る伊勢崎市民プール 2023/8/5

伊勢崎市民プール 現役時代のレイアウトと地図

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伊勢崎市民プール 現役時代のレイアウト

伊勢崎市民プール 現役時代の地図



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