ドアミラーやバンパー、ラジエターグリルなどの自動車部品製造のサカエ理研工業株式会社(本社:愛知県清須市)。2018年6月の完成を目指して、伊勢崎宮郷工業団地の一画で建設が進んでいます。敷地面積は当工業団地内で最大の約96,700平米。 同社ウェブサイトによれば、同社の現在の国内生産拠点は津島工場、大口工場、稲沢工場、祖父江工場(以上、愛知県)、美星工場(岡山県)、北九州工場(福岡県)の6工場。当伊勢崎工場は国内7ヶ所目、関東では初めてとなり、東日本地区の旗艦拠点となるとのこと。施工会社は株式会社熊谷組(本社:東京都新宿区)。(2017/7/2 記) |
2017年12月13日宮郷工業団地全区画内で、最大敷地面積の(仮称)サカエ理研工業(株)伊勢崎工場。2017年12月13日現在、その広大な敷地に相応しく、巨大な建物が姿を現しています。その大きさはまるで巨艦のようで、東毛広域幹線道路側からも県道駒形柴町線側からも、圧倒的な存在感を示して建っています。前回紹介時に触れた駒形柴町線側の出入り口工事も終えて、この位置から眺めると、大きな白壁が威風堂々とそびえ立っています。当宮郷工業団地内では、一世代前の工業団地で見られるような敷地ギリギリに建てられた建物はなく、区画境界には視界を遮る塀もなく、煙突類や尖塔状構造物もなく、全体が広々として開放的です。一見すると、研究施設団地であるかのようです。工事状況は、周囲から概観する範囲では、壁工事や内部造作工事等が進行中の様子でした。(2017/12/22 記) |
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巨大なサカエ理研工業・伊勢崎工場(建物の東面。駒形柴町線の東方から) 2017/12/13 外壁工事や内部造作が進んでいる様子(南東位置・東毛広域幹線道路歩道から) 2017/12/13 |
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外壁工事等が進む現場(敷地南東側から) 2017/12/13 |
駒形柴町線側側に新設された開口部 2017/12/13 |
2017年8月30日前回から2ヶ月と10日ぶりの現地状況です。前回は杭基礎打設が進行中でしたが、8月30日現在、鉄骨建方が進んでいます。見渡す範囲でも5基の大型クレーンが稼働し、周辺に高層建造物が少ないこともあって、周囲数キロの範囲から目立つ存在です。敷地東側に接する群馬県道・駒形柴町線では歩道改修工事が進行中です。南北方向に長い当工場の区画ですが、駒形柴町線側に開口部がなかったので、出入り口部を新設するのかと思います。(2017/9/5 記) |
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鉄骨建方が進む現場(敷地南西側から) 2017/8/30 鉄骨建方が進む現場(敷地南西側から)。敷地西方でもクレーンが稼働中。 2017/8/30 |
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鉄骨建方が進む現場(敷地南東側から) 2017/8/30 |
駒形柴町線側の出入り口工事 2017/8/30 |
2017年6月19日 |
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杭基礎打設が進む現場(敷地南東側の「田中町南」交差点から) 2017/6/19 杭基礎打設が進む現場(敷地南側の東毛広域幹線道路から) 2017/6/19 |
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2基で同時に進む杭打ち作業 2017/6/19 |
杭打機 2017/6/19 |
■建物名:サカエ理研工業伊勢崎工場 ■住所:〒372-0814 群馬県伊勢崎市田中町・伊勢崎宮郷工業団地 ■敷地面積:約96,700平米 ■用途:工場・作業場 ■構造:S造。平屋、一部2階建て。 ■延べ床面積:46,200平米 ■着工:2017年4月 ■完成:2018年6月(予定) |
施工会社:株式会社熊谷組 |
建設地 |