先週末の6月14日(土)、伊勢崎市 境総合文化センター 大ホールにおいて、伊勢崎市のビッグジャズバンド・SMC(ISESAKI SMC BIG BAND)(代表・鈴木宣男さん)の第8回ジャズコンサート・Have A Good Timeが開催されました。 先週、数日間に亘り県内各地に降った大雨も、週末に向かってカラリと晴れ渡り、梅雨の晴れ間となったこの日、会場のホールでは、5時半開場の30分前には早くも列ができ、余裕を持って早目に出向いたつもりの私も驚くばかり。 SMCの応援部隊として、天気だけじゃなく、お客さんの入り状況も気になるところ。スタッフの方に尋ねると、行列がいっぱになってしまったので、開場を10分早目にするとのことで、708席の大ホールの席が次々と埋まって行きます。 開演20分前には早くも満席状態となり、ざわつきと期待感の中、オープニング曲の”Sing Sing Sing”の演奏がスタートです。思わず身体が動き出してしまう、軽快なテンポの曲が会場を包み込み、聴衆はこれから始まるジャズ音楽の世界へ瞬時に引き込まれて行きました。 コンサートは途中休憩を挟んで2部構成。全17曲とアンコール2曲が演奏され、開演後には立見席も埋まった満員の聴衆を、最後まで魅了していました。 今回はメンバーの自己紹介コーナーや、アンコール曲での歩きながらの演奏など、過去のコンサートでは見られなかったシーンもあり、特にメンバー全員が歩きながら演奏してステージ前に集まり、各自が自由なスタイルで楽しそうに演奏し続けるシーンは、聴衆との一体感が生まれ、フィナーレ曲としての名残惜しさも加わって、感動に包まれた素晴らしい演出でした。毎回、様々な工夫と挑戦をし続けるSMCの定期コンサート、以下に当日の様子を紹介します。 (2014/6/17 記) |
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(1)オープニング曲は”Sing Sing Sing” |
(2)司会はシックなドレスに身を包んだ ヴォーカルのヨシエさん |
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まずはサックスパートの皆さんの自己紹介サックスパートには何と3人の”鈴木さん”! |
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(4)鈴木 真澄さん (7)新井 周雄さん |
(5)鈴木 由美さん (8)長井 章さん |
(6)中嶋 美明さん (9)ご存知SMC代表のSuh sanこと 鈴木 宣男さん |
サックスパートの聴かせどころ |
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(10)鈴木 真澄さんのソロ |
(11)新井 周雄さんのソロ |
(12)Suh sanのソロ |
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続いてリズムセクションの自己紹介と演奏 |
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(15)ピアノの小杉 雄一さん (18) |
(16)ベースは髭の大林 賢栄さん (19)秩父からの移動も何のその |
(17)ドラムスは増尾 忠夫さん ひょうきんな事を言って 会場を沸かせます (20) |
続いてトロンボーンパートの自己紹介とソロ演奏 |
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(21)怒木 範子さん |
(22)西野目 心吾さん 伊勢崎消防音楽隊の隊長さんです (24) |
(23)高柳 力さん。セキチュー店長さん。 (25)買い物はセキチューで |
(26)荒木 祐樹さん。みんなの笑顔が最高! |
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(28) (30) |
会場を見上げれば宇宙船のような天井と満員の観客 | |
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最後はトランペットパートの自己紹介とソロ演奏 |
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(33)下城 一郎さん、メンバー最長老 粕川の散歩の話、しっかり聞きました (36)大野 憲一さんは新潟出身。 ご両親を招待 |
(34)小沼 俊和さん (37)迫力満点、片岡さん |
(35)片岡 由佳莉さん (38)境野 祐嗣さん |
(39)小沼 俊和さん、片岡 由佳莉さん、境野 祐嗣さん |
SMCの歌姫、ヴォーカルのヨシエさん |
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(40)大沢 由江さん。歌うは”This Masquerade”と”Night And Day” |
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(41)”江利チエミ Hit Medley”。アレンジはSuh san。 |
(42)スクリーンのシルエットがノスタルジー |
(43)ヨシエさん歌う”素敵なあなた”。サックスの鈴木さんもハーモニーで参加。 |
ステージ照明のバリエーションもご覧ください |
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(45)バラのような台風の目のような・・・ (47)渦巻きのような大輪の花のような |
(46)夜空を照らすサーチライトのよう (48)これは何でしょう。大都会の夜景のよう。 |
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アンコール曲からフィナーレへ楽しかったコンサートもあっと言う間に過ぎました。満場の拍手に迎えられたアンコール曲は”Take the A train”と”聖者の行進”。 トランペットやクラリネットのソロから始まったかと思うと、雛壇にいたメンバーの皆さんが次々に下りて来て、 ステージの前に、あるいはステージの袖に立ち、演奏を続けます。 皆さん思い思いのスタイルで演奏し、各自がソリストでありながら、全員が一つにまとまり、 いつしか聴衆の心を巻き込んで行きます。 最後には、”Oh When The Saints, Go Marching In♪・・・”と 軽快で乗りのいい音楽で盛り上がりを示しながらも、 曲の終りにやって来るお別れを予感して、ちょっとセンチな気分に浸った頃、 SMCと満員の聴衆が一つに繋がりました。 さよ〜なら〜、また来てね〜 ありがと〜 ♪ |
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(50)トランペットやクラリネットのソロ から始まり・・・ |
(51)いつしか雛壇が空っぽに (53)ステージの袖で、 |
(52)ステージの前や・・・ (54)思い思いのスタイルで |
(55) 各自がソリストでありながら、全員が一つにまとまり、いつしか聴衆の心を巻き込んで行きます。 (56)そしてお別れ、ありがとうございました〜 (57) さよ〜なら〜 (59)ISESAKI SMC 第8回コンサート Have A Good Time 終演です。 ・ ・ |
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(60)コンサート終了後、別れを惜しみ、 メンバーと話を交わし、記念撮影する 聴衆の皆さん。 |
伊勢崎市が誇るビッグジャズバンド・SMC(ISESAKI SMC BIG BAND)の第8回ジャズコンサート・Have A Good Timeが6月14日(土)、伊勢崎市 境総合文化センター 大ホールで開催されます。
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1st Stage
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伊勢崎市 境総合文化センターの地図 ※地図左上の”googleマップで見る”をクリックすると、 地図全体が別画面で開きます。 |
SMC代表のSuh sanから当コンサートのご案内が届きました。 私達のバンドは1979年9月に旧佐波郡境町の小倉茂夫先生が音楽教室の生徒をメンバーとして結成した SMC Orchestra がその前身です。 その後1991年1月にこのバンドを引き継ぎ、あらたに音楽好きの仲間を募りISESAKI STANDARD MUSIC CLUB BAND(略称 SMC)を発足させました。 伊勢崎市文化協会に所属し、群馬県や伊勢崎市、文化協会主催の各種イベントなどに出演したり、毎年秋に開催される燈華会に参加するなど「大好きなビッグバンドジャズで地域社会に貢献しよう」を合言葉に活動を続けています。 今回のコンサートの第1部はスタンダードジャズやラテン、ジャズワルツ、ポップスなど、色々なジャンルやテンポの曲を演奏しましす。映画“Swing Girls”ですっかりお馴染になった「Sing Sing Sing」や プレスリーの唄で有名な「Can't Help Falling You」、スタンダードナンバーの「Night And Day」等は一度は聴いたことのある曲だと思います。 第2部は皆さん良くご存知のアニメソングやポップス、日本民謡など、バラエティーに富んだ選曲にしてみました。「サザエさん」、「赤いスイトピー」、「鉄腕アトム」、「ちゃっきり節」、「お江戸日本橋」など、ビッグバンドジャズにアレンジした演奏はきっと楽しんでいただけると思います。アンコールも大拍手をいただければ2曲を大サービスする予定です。 コンサートのテーマは“Have A Good Time”SMCの演奏で大いに楽しんで、素敵な時間を過ごしていただければ幸いです。皆さまのご来場を心からお待ちしております。 |