2010年(平成22年)12月19日(土)、境平塚方面へのサイクリングの帰り道、境中島の住宅街の道路でペダルを踏んでいると、住宅地の奥まった所に樹木が茂っているのが目に入り、「この道、今まで何回も通っているのに何で気が付かなかったのだろう。公園でもあるのだろうか」と思いながら道幅の狭い街道を入ってみると、そこに鎮座していたのが飯福神社でした。 街道に面した石の鳥居をくぐると、参道の両脇に坐る大きな狛犬が迎えてくれ、右手には手水舎が、左手には社務所が、また境内を見渡すと多くの境内神社があるのに気が付きます。境内は誰が世話をするのか綺麗に掃き清められ、大きな木々に囲まれて静かに佇んでいて、まずは二礼二拍手一礼でお参りを済ませ、何枚かの写真を撮らせていただきました。 (2010/12/27 記) |
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南側の道路に面した石の鳥居 2010/12/19 鳥居に取り付けられた 飯福大明神の名前 2010/12/19 |
飯福神社拝殿 2010/12/19 |
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狛犬(左側) 2010/12/19 |
狛犬(右側) 2010/12/19 |
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本殿 2010/12/19 社務所 2010/12/19 短冊に書かれた俳句が 掲示されていました 2010/12/19 |
境内神社 2010/12/19 境内神社 2010/12/19 境内神社 2010/12/19 |
手水舎(ちょうずや) 2010/12/19 鳥居脇のイチョウ 2010/12/19 |
浅間神社境内の南西側に自然石を積み上げた築山があり、浅間神社が祀られています。 |
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2010/12/19 |
2010/12/19 |
【飯福神社・祭神】 |
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主祭神 | 保食命(うけもちのみこと) |
配祀神 | 倉稲魂(うがのみたま)命 菅原道真(すがわらみちざね)命 |
【飯福神社・由緒】 |
【祭日】 1月27日:水神祭 2月初午日:稲荷祭 4月3日:春季例祭 7月7日:夏祭り 11月3日:例大祭 【境内神社】 城峯神社:大山祗(おおやまつみ)命、 日本武(やまとたける)命 琴平神社:大物主(おおものぬし)命 雷電神社:大雷(おおいかづち)命 秋葉神社:火産霊(ほむすび)命 八幡神社:誉田別(ほんだわけ)命 水神神社:罔象女(みずはのめ)命 厳島神社:市杵島姫(いちきひましめ)命 浅間神社:木花咲耶姫(このはなさくやひめ)命 【境内地】 約 251坪 |
※以下の文章は「伊勢崎佐波の神社誌」を一部引用しました。 当社は、もと朝日の里と言われたこの地に、称徳天皇の御代の神護景雲元年(767)に上野国々司従五位下林連雑物が、社殿を創建して郷民の安穏を祈願したのに始まる。後醍醐天皇の御代の元亨(げんこう)年間(1312〜24)小此木彦次郎盛光がこの地に封ぜられた時に社殿を修理し、後奈良天皇の御代の天文(てんぶん)二年(1533)、境城主小此木左衛門尉長光が祖志を継いで崇敬篤く、社殿を修理し神領を寄進した。その後は、島村・小此木村・中島村・(現在の境町)の総鎮守となり、郷民の尊崇を集めて祭儀も厳修される。 明治10年に村社に列せられ、同40年に字稲荷木の無格社稲荷神社・境内末社菅原神社を合祀し、現在に至る。 |