2012年10月13日(土〉、14日(日)、毎年恒例の千本木神社秋祭りが開催されました。 今年は、私・丸男は風邪を引いてしまって取材に出かけられずにいたところ、先日、Suh sanから祭りの様子を伝える写真とコメントが届きましたので、ここに紹介します。前夜祭から宵祭り、最終日の町内巡行まで、お祭りの全てが分かります。タップリとご覧ください。(2012/10/20 記) |
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今年の千本木神社の秋祭りはお天気にも恵まれて、10月13日 (土) と14日 (日) に盛大に開催されました。 龍頭神舞や屋台囃子、荒木流古武道等の各保存団体がこども達へ伝統芸能を継承し保存を図っていますが、地元の神社での奉納は原点に帰っての演技ですので練習にも熱が入りました。 祭典委員会は祭典委員長を始め、区長、区役員、社体推、青少推、評議委員、神社役員、龍頭神舞、屋台囃子、荒木流古武道、環境指導員、防犯委員、交通安全協会、交通指導員、子供会育成会、バレーボール、ボランティア、老人クラブ、長寿会、生涯学習委員、等々55人もの大勢の人たちが運営に当たって下さいました。 この2日間、屋台囃子と龍頭神舞の2足のワラジで少々疲れましたが、充実したお祭りを十分に堪能しました。また、今年は篠笛吹きの子供達が随分多くいましたので、笛は子供たちに任せてカメラマンに変身しました。時系列に写真をピックアップしてちょっと欲張って丸男さんに沢山の枚数の掲載をお願いしましたが、ご覧いただければ幸いです。(写真と文 Suh san) |
庭での練習 |
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(1)10月上旬より会議所から会所 (保存会長宅) の庭に 変更して練習しています (3)女の子たちはササラ(*)の練習も始めました (*)竹製の摺りつけて音を出す楽器 |
(2)土の上ですからゴザを敷いて膝をつきます (4)13日 (土) ・14日 (日) のスケジュール発表。 「僕はどこで舞えるんだろう?」 |
(5)子供の練習が終わった後に大人も練習です。 日ごろの運動不足が・・・ |
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一方家の中では |
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(6)鳥総(*)を切り始めました。幣束状に切ります。 (*)トブサ・頭に付け和紙製の髪 (8)鳳凰元は緑、雌獅子は赤、雄獅子は黄色を基本に 紫と白も混ぜて組合わせます |
(7)散らした鳥総です (9)鳥総を頭 (カシラ) に取り付けています |
(10)完成した、子供用頭2組、大人用頭2組、計12の頭。 一番下の3つの頭が 「伊勢崎市指定重要文化財」 で江戸中期に作られたと言われて居ます。 |
朝の会場準備 |
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(11)9:00〜 会場準備開始 (13)13:30〜 菊池実行委員長挨拶 「お天気にも恵まれ皆さんのお陰で開催出来ます。 楽しいお祭りにしましょう」 |
(12)屋台庫から屋台を曳き出して綺麗にお掃除です |
屋台囃子の町内巡行 |
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(14)13:40〜 屋台囃子の町内巡行を開始しました。 (16)屋台の中は超過密状態。 「早く僕も、私も叩きたいよ〜〜ッ」 |
(15)嘉永4年 (1851年) に作られた屋台は、 160年も前に彫られた彫刻が綺麗に保存されて居ます。 伊勢崎市指定重要有形民俗文化財です。 (17)南千木町地内を巡行する屋台囃子… 赤い屋根の左が我が家です…のどかな田舎の風景ですね |
模擬店オープン |
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(18)15:00〜 模擬店オープン・・・ それぞれ分担して担当します。 *子育会・バレー部・青少推 〜 焼きそば・うどん・フランクフルト・焼き鳥・おでん・フライドポテト *老人クラブ・長寿会・育成会 〜 清酒・缶ビール・お茶・ ジュース・コーヒー *社体推 〜 抽選券 (20)焼きそば班には菊池実行委員長も参加。 手際良く焼きそばを焼いて居ます200円 (22)フランクフルトも売り上げ上々100円也 (24)大きな深鍋でおでんを温め中!! 150円 (26)お天気も上々で 缶ビール100円。 お酒200円も美味しい季節です |
(19)食券売り場は行列です (21)うどんの茹で上げは手慣れたもの100円は大安売り (23)焼き鳥、100円もお勧め品。 2台の焼き鳥器が大活躍!! (25)フライドポテトは100円。裏方はおお忙し。 (27)抽選会場です。 100円の抽選券で運が良ければ特選の自転車をゲット。 お米・お花 etc・・・外れ無しで700本用意しました。 |
(28)茂呂保育園の皆さんの可愛い龍頭神舞です |
夜の部開演 |
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(29)17:00〜 屋台囃子はゲストの赤堀西久保町3丁目と 世良田下新田の皆さんとの交流演奏開始です (31)屋台囃子保存会の提灯も灯が入りました |
(30)演奏メンバーを次々に交代して演奏しました (32)屋台庫の中は各保存会の交流で話の花が開いています |
(33)19:00〜 群馬県重要無形民俗文化財に指定されている 「千本木龍頭神舞」 です (34)勢揃いした2組 ・ 6頭が舞を奉納します (35)今年は篠笛を吹ける子供が沢山増えました。 龍頭舞の激しい動きにシャッター速度がついて行けません。 (36)21:00〜 夜の部終了!! ホット一息つく屋台囃子保存会の面々です |
午前中の部 |
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(37)8:00〜 会所集合・巡行準備を開始しました |
(38)8:30〜 会所出発 今日も良いお天気です |
(39)9:00〜 渋沢神社総代宅で一庭(1ステージ)舞います (40)9:30〜 伊勢崎神社の斉藤宮司を先頭に千本木神社に向かいます |
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(41)9:40〜 千本木神社に到着しました |
(42)正一位 千本木大明神の幟旗。 弘化三年 (1843年) 丙午秋九月と記されています。 169年前に作られたようです。この幟旗はレプリカですが・・・ |
(43)斉藤宮司を囲んで“ハイチーズ” この後神事が執り行われました。 |
午後の部 |
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(44)会所に戻ってお昼ご飯。 皆で食べるご飯は格別美味しいです。 (46)食後の女子会。ワイワイガヤガヤ・・・ こんな小さい時から!! |
(45)戦後の物資が乏しいころに “醤油炊き込みご飯”で 副食が少なくても食べられる様に工夫しましたが、 この頃の習慣を今でも守って居ます。 子供達は珍しいのかお替わり続出!! (47)13:10〜 菊池南千木町区長宅で一庭舞います (48)父兄もビデオやカメラで追っかけです |
(49)6頭勢揃いですが頭を付けると誰だか分からなく成って仕舞います |
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(50)13:40〜 大和北千木町区長宅で一庭舞います (52)14:20〜 宵祭りにも千本木神社で奉納する前に 必ずお参りします。 (54)橋を渡る雌獅子の様子です (56)さすが20代の若者の舞は激しく勇壮です |
(51)北千木町・日野見屋の東にある 小さな祠は菅原神社 (天神様) です (53)日野見屋で 「橋掛り」 を演じました。 橋を確かめている三頭です。 (55)激しい舞で雄獅子の黄色い鳥総が 大分落ちて仕舞いました。 (57)15:30〜 再び千本木神社に戻って来ました。 左側の提灯は伊勢崎市藩の藩主、酒井侯から 下賜された家紋“剣カタバミ” 右側は龍頭神舞の家紋“井筒左三ツ巴”が見えます。 |
(58)まず、社殿の前で 「宮めぐり」 を演奏します。 (59)「橋掛り」 雄獅子が橋を渡っています。 (60)全員集合!! 本日2回目の記念写真をハイ!!パチリ!! (61)南千木町・丸橋美佐男宅の東の 「丸橋稲荷神社」 です。 地元でも最近越して来た方はこのお稲荷様の存在を知らない方が多いです。 |
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(62)「丸橋稲荷神社」 でも 「宮めぐり」 を演奏します。 |
(63)16:00〜 会所に戻って今年の秋祭り 最後の一庭を舞います。 |
夜の部 |
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(64)17:30〜 会所で晩払い。 廊下にも子供達が溢れんばかり。 (66)お疲れ様でした〜〜。 この次のスケジュールは11月11日 (日) に 文化会館で開催さされる 「郷土芸能大会」 です。 ご来場をお待ちしています。 |
(65)玄関前にもテーブルが |
龍頭神舞(群馬県重要無形民俗文化財) |
舞は「一人立ち三人連舞の風流獅子舞」と呼ばれていて、雨乞いの舞です。 片足立ちで前に進み、後ろに下がり、時にはクルリと回転し、そのスピードも緩急織り交ぜて変化に富んでいます。静かでかつ激しい踊りです。時々頭から下がった鳥総(とぶさ)が千切れて地面に落ち、舞を囲んだ周囲の子供たちが競って拾います。この千切れた鳥総は厄除けになると伝えられています。 |
プログラム | 時間 | 備 考 |
開会式 | 13:30 | |
屋台巡行 | 13:40〜15:00 | 南・北千木町内 |
屋台演奏 | 17:00〜 | |
ボランティア | 18:00 | |
荒木流古武道(菊池組) | 18:30 | 20分 |
龍頭神舞会所出発、天神様 | 19:00 | |
荒木流古武道(鈴木組) | 19:10 | 20分 |
龍頭神舞神社到着 | 19:30 | |
龍頭神舞露払い・棒使い | ||
龍頭神舞 | 19:40〜20:40 | 60分 |