行って来ましたよ! 「どこへ?」って。 言わずと知れた境の花火・「伊勢崎利根川花火大会」です。 駐車できるかどうか心配だったのと、帰りの渋滞が心配だったこと、それと同行する予定だった家人が都合が悪くなったため、自転車で駆けつけることにしました。波志江の地から境平塚まで。 「だからって自転車で行くか?しかも波志江町から」 ハイ、行くのです。行きは早川、帰りは広瀬川サイクリングロードで。帰りのためにヘッドランプも点けて用意周到。 9月16日の当初の予定日が台風の影響で延期になったので、天気のことがとても心配でしたが、雨の気配一つない素晴らしい天気に恵まれ、現地へ到着した時は汗ビッショリでした(あ、自転車のせいか?) 境の花火は期待通りの迫力で、息付く暇のない秋の夜の一時でした。きっとお月様も楽しんだことでしょう。(2007/10/7 記) |
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花火を祝うようにきれいな夕陽が(16:45) |
紅く染まる中島橋も打ち上げを 待っているかのよう(17:06) |
早川サイクリングロードから途中で境の街中へ入り、境町駅の脇を通り旧境高校を過ぎる頃から人々が道路を埋め始め、皆さんそれぞれにあの荷物、この荷物を持ち、目指すは打ち上げ会場。 途中の脇道では、迷い込んだのか、承知してのことなのか車が縦列にビッシリと並び、本通りに出れずに既に渋滞。交差点ごとに交通整理の係の人がてんやわんやです。 中島橋の袂へ着いた頃には堤防上の道路がたくさんの人で溢れ、広瀬川を眺めればちょうど西上州の山の向うに太陽が沈む頃でシャッターチャンス♪ 中島橋も夕陽に頬を染めて静かに打ち上げを待っているかのようでした。 |
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中島橋のすぐ北。 打ち上げ会場に向かって大勢の人が歩いています。 中にはこの辺でシートを広げる人達も。(17:09) 会場では既にシートを広げて(17:14) あと50分 (17:21) |
本部近くの堤防の上(17:21) 道路側はズラリと並んだ店の勝手口(17:33) 河川敷の駐車場には車がビッシリ(17:36) |
6時10分、ドンドン、ドド〜ンと打ち上げ開始の合図の花火が上がりました。 私はSさんの好意で堤防上の絶好地で観覧することができ、三脚の上にカメラを据えてパシャリパシャリと1時間余り、夢中でシャッターを押し続けました。 |
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打ち上げ開始の合図 |
開始直後のスターマイン |
まずは、一つ一つの花火のソロ演技を見てください | |
青や・・・ ピンクの色が・・・ 大空へ広がります 白い矢が飛び散るように |
赤や・・・ 隣り合い・・・ 重なり合い・・・ 菊の花 |
白いマンサクの花のよう |
再びスターマイン。そしてデュエットやトリオ、グループ演技 | |
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再びスターマインが 隣り合う 山野草好きにはお馴染み ショウジョウバカマのよう 朱色一色 |
大きな花火が同時に 咲き方の違う花火 光りが舞い降るよう 白一色 またまたスターマイン 緑一色 (リューイーソウと読まないように) |
こんなユニークな形も・・・ | |
ヒマワリ |
これは? |
中州で上げられたナイアガラ |
いよいよ1発目の正三尺玉が上がりました。打ち上げ場所は「境島村」です。境平塚(米岡かな?)の本部打ち上げ場所の数百メートル上流の利根川河川敷です。 場内アナウンスの後、島村方向を見ると、お腹に響く重低音と共にドドーン!と夜空高く上がりました。小さい花火は瞬間で消えるので、目で見て感激し慌ててシャッターを押しても間に合わないことが多いのですが、流石に正三尺玉、いつまでも夜空一杯に広がっていました。 こんなに近くで見たのは初めての事。今までは境駅の西方の田園の中で見ていたので、正三尺玉もそれ以外の尺玉も区別が付かず、「境の花火は近くで観覧すべし」。 ある方に聞いたのですが、正三尺玉の直径は88cmだとか。約1mの花火を打ち上げること、まるでロケットの打ち上げのようです。 |
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大輪の中にいくつもの小さい花火が |
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大輪を開いた後、サラサラサラと 白糸の滝のように垂れてきました。 |
夜空が紅く焦げるよう |
まだまだ上がります |
夜空から黄金の滝が降って来るよう |
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これでもか、これでもかと言わんばかりに 次々に上がります。 息を飲むようです。 観覧席からは思わず嬌声や歓声が聞こえて来ます。 |
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正三尺玉の大宇宙の中に小さな惑星が |
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ズ・ド〜ン!と特大惑星の誕生 |
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フィナーレに上げられた正三尺玉。 最後の締め括りとして十分にその大役を果たしてくれました。 観覧に駆けつけた皆さん、楽しかったですね。 無事に家に帰ることができましたか。 そして、主催者の皆さん、ボランティアの皆さん、 多くの関係者の皆さん、お疲れ様でした。 ありがとうございました。(2007/10/7 記) |
これは花火ではありません 観覧席のお客さんに配布された座布団。 お陰でお尻が痛くならずに済みました |