コンクリートで基礎部分を固めた自立式支柱を作ってみました。ツル状の草木の支柱や物干し台の支柱、ブドウ棚の支柱、その他何かの”つっかい棒”として使用しています。 柱材は剪定した庭木。剪定後、太目の枝や幹は庭の片隅で野ざらし放置しておきますが、数年経つと、皮や弱い部分はボロボロと削げ落ち、強い芯の部分が残ります。我が家の樹木では、シャラやモミジ、ユズ、ツバキなどが強いようです。カシの木は、数年経つと表面が紙のようにボロボロになりますが、それらを取り除くと芯の強い部分が現れ、節の部分が凹んでアートな感じの幹が残り、山野草などを置けばこれ一つで野趣溢れる花台や支柱になります。(2016/8/11 記) 【材料】 ●柱:剪定した庭木を数年間野ざらしした枯れ木 ●基礎:コンクリート(セメント、砂利、砂)。転倒防止と腐食防止のため。コンクリートは基本的に無筋ですが、転倒性能を上げるため底板面積を広くした基礎は、ひび割れ防止のために太めの針金を何本か配筋しました。使用場所が土の地面の場合、コンクリート基礎部分を土中に埋めれば、転倒防止になります。 ●型枠:団ボール ●塗装:戸外露出環境で長期間の使用に耐えさせるために全体を屋外用ペンキで塗装。 |
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自立式支柱(完成) 基礎部分 型枠の段ボールを剥がしたところ 物干し台を利用して支柱を固定 コンクリート配合比 |
自立式支柱(塗装前) 塗料。水性アクリルシリコン コンクリートを充填したところ コンクリート充填前の型枠と支柱 コンクリート材料(砂、砂利、セメント) |
支柱材料 |
支柱材料 |