「Mother's Garden」の主役はバラ。その種類は180〜200種類と、比類なき多さです。葉っぱや茎の剪定方法、土の選定や施肥、土中や葉っぱに付着する害虫対策など、どれもハードルが高いバラの育て方。そんな私にとって、約200種類のバラを育てていることは驚嘆に値します。 バラの種類の多さから「バラ園」と称するに相応しい庭ですが、「Mother's Garden」はバラ園に留まることなく、バラとバラの隙間や遊歩道脇を様々な花が埋め、色や形、大きさの様々なバリエーションを見せる花や葉っぱが、園全体をふくよかに演出しています。更に庭に楽しさと面白さを加えているのが、置物やガーデングッズ。動物やエンジェルの置物、白いパーゴラや椅子等が庭に上品で楽しい空間を醸し出しています。
庭には縦横無尽に遊歩道が整備され、どの花も接するように見学することができ、見学者に取って、歩くコースを変えながらじっくりと眺めることができるのも楽しいことです。遊歩道の終点や脇には石畳やレンガ敷きの休憩所が造られ、そこに身を置くと目の前に花園が広がり、花の微香に包まれて、身体全体で優雅なひと時を味わうことができます。 ここから東方徒歩3分の距離にある「My dog's garden」共々、同じ庭主さんご夫妻がつくる庭ですが、「My dog's garden」がドッグズランを思わせる広い芝生広場が特徴的であることに対して、こちら「Mother's Garden」は花園的雰囲気が特徴です。 一斉公開日の5月11日、12日はバラの開花には少し早過ぎて、15日に再訪し、写真をたくさん撮らせていただきました。その一部を紹介しますが、写真ではお伝えし切れませんので、関心ある方は足を運んでみてください。(2020/2/12 記) |
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バラを主体としてオルレアなど様々な花が咲き乱れるMother's Garden(5/15) |
空に伸びるバラ・黄色がかったアイボリー (5/12) 空に伸びるバラ・淡いピンク (5/15) 空に伸びるバラ・淡い肌色 (5/15) |
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(5/12) (5/15) (5/12) ムクゲのようなバラ (5/12) 珍しい色・パープル (5/15) |
(5/12) (5/15) (5/12) (5/12) 襞がダリアのようなバラ (5/12) |
オレンジと黄色のグラデーション鮮やか (5/12) アンティーク調の落ち着いたアイボリー色 (5/15) |
赤白まだら模様のバラ (5/15) |
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大きさと襞の複雑さがゴージャス (5/12) |
これまたムクゲのようなバラ (5/12) 朱色一色のバラ (5/12) |
赤い地に光が射したような黄色 (5/15) 園の東側の真っ赤なバラの生垣 (5/12) 園の東側の濃いピンクのバラの生垣 (5/15) 園の東側の真っ赤なバラの生垣 (5/15) 目に鮮やか、真っ赤なバラ (5/15) |
バラやオルレア、アリウム等が咲き乱れる花園 (5/12) |
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フェンスの足元を飾るペチュニア (5/12) 花台を飾るサフィニア(ペチュニア?)(5/12) 花台を飾るサフィニア(ペチュニア?) (5/15) |
塀の前を飾るジギタリス (5/12) 足元を埋めるジャーマンアイリスなど (5/15) |
木の根元回りを埋める花 (5/12) 園の隅でひっそりと咲く花や葉っぱ。白い小さな椅子が可愛い。 (5/12) 空を見上げれば大きなカルミヤが満開 (5/15) |
バッグから顔を覗かせる犬の置物 (5/12) 自転車を漕ぐ少年 (5/12) パラソルと椅子・涼しそう (5/12) 脚立を利用した花台 (5/12) 南米やアフリカの彫り物をイメージさせる花台 (5/15) |
カエルの小箱 (5/12) ランタン各種 (5/15) 石鉢でくつろぐカエル君 (5/12) 花に囲まれるエンジェル (5/12) 白いパーゴラを覆うバラ (5/15) |
白い女性像、ガス燈、白いアイアンフェンス、大きな花台、全てが優雅。(5/15) 方向を変えれば花に埋まります (5/15) 木の根元を覆う葉っぱ類・和の空間 (5/12) |
(5/12) (5/12) |
(5/12) (5/12) |
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