2019年、「My dog's Garden」にお邪魔したのは2回。最初に訪問したのは公開日の5月12日。この日はバラの開花には少し早過ぎて、一週間後の19日に改めて訪問しました。 「My dog's Garden」の特徴は綺麗に手入れされた広い芝生広場と、そこに配置された噴水やテーブル、欧風あずまや等が醸し出す上品で伸び伸びした空間。住宅が2,3軒建ちそうな芝生スペースの広さに圧倒されながら一回り歩けば、周囲のフェンスやブロック塀を覆うバラに気付き、その量がタップリあるにも関わらず庭が広いので、花の女王バラも存在を主張するでもなく、風景の一部として溶け込んでいます。バラの根元はハーブが埋めて、根元の単調さをカバーしています。 一方、道路沿いのガーデン入り口脇には花壇がつくられて、バラやジギタリスなど様々な花が植えられています。ガーデン入口のアーチの門をくぐり、曲線の遊歩道に導かれて中に進むと、奥まった位置にはブロックタイルの床と白いテーブルの休憩コーナーが設けられて、ティータイムを誘います。花壇のそこかしこにはオブジェが置かれて、変化や楽しさを加えています。 バラを始めとする様々な花、そして広い芝生スペースを中心として配された欧風あずまやや白い木製パーゴラ、長椅子や円形テーブル、噴水や動物の置物、オブジェなど、どれが主役でもなく端役でもなく、どれもがちょうど良く調和して、上品で優しい雰囲気を醸し出している「My dog's Garden」でした。(2020/1/17 記) |
広い芝生スペース、噴水とパラソル、あずまや。上品さが漂います。 (5/12) |
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白い円卓と座面が洒落てる椅子。ちょっと一休み。 (5/12) 南欧調のあずまや (5/12) |
高級感漂う円卓。椅子座面の凹みと背もたれの丸み (5/12) 円卓セットで優雅なひと時を。 (5/12) |
曲線の大きな木製ベンチ。誰と一緒に座りますか? (5/12) |
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木の根元でウサギ仲良く (5/12) モミジの木陰の休憩コーナー (5/12) 寄り添う四羽のウサギ (5/19) |
木陰で脚を伸ばしてゆったりと (5/12) 犬の噴水 (5/12) エンジェルの花台 (5/19) |
白いパーゴラとパーゴラを飾る花々 (5/12) |
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パーゴラの下で咲くジキタリス (5/12) 西洋オダマキでしょうか? (5/12) |
パーゴラの支柱を飾るクレマチス (5/12) 花壇を埋める花々 (5/12) |
フェンスを覆うクレマチス。艶のある白さに気品が漂います。 (5/12) |
バラが公開日にちょうど見ごろを迎えるのは難しいこと。2019年は、公開日の5月11日、12日には開花したバラはまだチラホラ。一週間後の19日に改めて訪問し、見ごろを迎えたバラに会うことができました。 | |
優しさ漂うアイボリー色のバラ (5/19) 華やかな淡いピンクのバラ (5/19) フェンスを覆うように咲くピンクのバラ (5/19) |
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気品漂うベージュ色のバラ (5/12) |
花が咲き揃う花壇 (5/19) 花が咲き揃う花壇 (5/19) |