当サイトトップページのコラム「グッモーニン伊勢崎~♪」で何度か触れた我が家の「シャガ」。 「繁殖力が旺盛で時々バッサリと除去していたところ、気がつけば2株しか残っていなかった」、「その後、別の場所でシッカリ生きていた」と言った趣旨の記事です。 そこで今回、「別の場所」で咲いていたシャガを紹介することにしました。実は最初の2株は、安全のために鉢に退避しましたが、その後の育ちが悪くて、蕾が咲かずに萎んでしまい、外側の葉っぱが枯れ、根付くのか心配な状態です。 繁殖力旺盛で放置状態でも育つかと思えば、枯れそうになって世話が妬けるシャガ。元気に生き残っている場所から判断すると、半日陰で湿った場所を好むようですが、生育が安定するまで、しばらく様子を観察してみます。 Wikipediaによれば、シャガはJaponicaの名前が付いているものの中国原産で、かなり古くに日本に帰化したよう。三倍体のため種子が発生せず、日本に存在する全てのシャガは同一の遺伝子を持ち、分布の広がりは人為的に行われたと考えられるとのこと。(→三倍体についてはこちらのサイトで詳しいです) 難しい話はさて置いて、種子ができず全てが同一の遺伝子を持つシャガ。育て続けることは貴重なことかも知れません。(2024/4/30 記) ▲ページTopへ 【シャガ】 ※以下、wikipediaを参照しました。 人家近くの森林周辺の木陰などの、やや湿った場所に群生する。開花期は4、5月頃。アヤメに似た白っぽい紫の花をつける。花弁に濃い紫と黄色の模様がある。根茎は短く横に這い、群落を形成する。草丈は50~60cm程度、葉は艶のある緑色、左右から扁平になっている。 分類:キジカクシ目、アヤメ科、アヤメ属、シャガ(I. japonica) |
アヤメに似た形で涼しそうな色のシャガ 2024/4/24 水瓶と醤油樽の間の狭い場所で咲くシャガ 2024/4/24 涼しそうで上品な色合いのシャガ 2024/4/19 葉っぱは扁平、花径は互生に生えて来ます。2024/4/24 |