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 シャガ 

2025|2024シャガについて(Wikipediaを要約)
更新日: 2025/5/1、掲載日: 2024/4/30 写真下の日付は撮影日

シャガ 2025

鉢の中で復活

 昨年シャガを紹介した時(→2024)、以下のように伝えました。
 「繁殖力が旺盛だったのに、気がつけば2株しか残っていなかった。その2株は安全のために鉢に退避したが、その後の育ちが悪くて蕾が咲かずに萎んでしまい、外側の葉っぱが枯れ、根付くのか心配な状態

 退避は1つの鉢に1つの株。2鉢共に午後日陰になる場所に置き、半分諦め気分で気長に様子を見ていましたが、いつの頃からか(正確な記録はしていませんが、2月中頃から)様子が好転し、元の株が根付いただけでなく、周辺にランナーで新株を増やしました。
 3月に入ってから葉の数も増え徐々に大きくなり、花穂も伸びて来て、4月上旬には開花が始まりました。鉢に移植してから開花までの間、世話をしたのは乾燥に注意して水をあげた程度。
 

シャガは養分よりも領地が大切?

 以前はニンジンボクとボクハンの根が張る場所で、シランやキク、ツワブキ、ノカンゾウ、ユウスゲらと領地を取り合っていて、彼らの強さに負けてしまいましたが、生き残った小さな株を鉢に移植したところ立派に復活し、たくさんの花を咲かせてくれました。この結果を見ると、シャガは養分よりも本人専用の場所が必要なようです。
 改めて庭の草花を見てみると、友人からもらった福寿草やフウチソウ、アスチルベも本人専用の鉢の中で元気に育っています。どうやら領土争いに負けそうな草木は専用の領土を確保してあげるのがいいようです(2025/5/1 記)

鉢-1


開花終盤 2025/4/30


鉢の中で株をたくさん増やしました 2025/4/21

開花中盤 2025/4/21


根は土中に深く入っておらず結構頼りない 2025/4/21

鉢-2


開花終盤 2025/4/30

開花中盤 2025/4/21

アップで見ても美しい 2025/4/21


真ん中に移植しましたが、なぜか隅の方にランナーを伸ばしました 2025/4/21

シャガ 2024

掲載日: 2024/4/30 ▲ページTopへ
 当サイトトップページのコラム「グッモーニン伊勢崎~♪」で何度か触れた我が家の「シャガ」。
 「繁殖力が旺盛で時々バッサリと除去していたところ、気がつけば2株しか残っていなかった」、「その後、別の場所でシッカリ生きていた」と言った趣旨の記事です。
 そこで今回、「別の場所」で咲いていたシャガを紹介することにしました。実は最初の2株は、安全のために鉢に退避しましたが、その後の育ちが悪くて、蕾が咲かずに萎んでしまい、外側の葉っぱが枯れ、根付くのか心配な状態です。
 繁殖力旺盛で放置状態でも育つかと思えば、枯れそうになって世話が妬けるシャガ。元気に生き残っている場所から判断すると、半日陰で湿った場所を好むようですが、生育が安定するまで、しばらく様子を観察してみます。
 Wikipediaによれば、シャガはJaponicaの名前が付いているものの中国原産で、かなり古くに日本に帰化したよう。三倍体のため種子が発生せず、日本に存在する全てのシャガは同一の遺伝子を持ち、分布の広がりは人為的に行われたと考えられるとのこと。(→三倍体についてはこちらのサイトで詳しいです)
 難しい話はさて置いて、種子ができず全てが同一の遺伝子を持つシャガ。育て続けることは貴重なことかも知れません。(2024/4/30 記)

掲載日: 2024/4/30 ▲ページTopへ

アヤメに似た形で涼しそうな色のシャガ 2024/4/24


水瓶と醤油樽の間の狭い場所で咲くシャガ  2024/4/24

涼しそうで上品な色合いのシャガ 2024/4/19


葉っぱは扁平、花径は互生に生えて来ます。2024/4/24

シャガについて

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シャガ ※以下、wikipediaを参照しました。
 人家近くの森林周辺の木陰などの、やや湿った場所に群生する。開花期は4、5月頃。アヤメに似た白っぽい紫の花をつける。花弁に濃い紫と黄色の模様がある。根茎は短く横に這い、群落を形成する。草丈は50~60cm程度、葉は艶のある緑色、左右から扁平になっている。
分類:キジカクシ目、アヤメ科、アヤメ属、シャガ(I. japonica)



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