サクラソウは簡単? 難しい?って何が?我が家で咲くサクラソウ。門扉の外の花壇で咲くサクラソウは、カミさんの友人から今年の年明けにいただいたサクラソウですが、庭のあちらこちらで咲くサクラソウは、一昨年、私の友人からいただいたサクラソウのこぼれ種で咲いたものです。いただいたのは一鉢で、しっかりと大き目の苗。花の色は濃い赤紫でした。 こぼれ種なので、どこで咲くかは本人次第。種が風で飛んだと思われる場所と、再利用した土に種が混じっていたと思われる場所など様々です。 一年草など、花が絶えた後の鉢の土は、しばらく天日に晒し、自家製腐葉土や赤玉土、パーライト、肥料等を混ぜて再利用していますが、再利用なので、この土に種が混じる確率はかなり高いです。 こぼれ種であちらこちらに咲くのは大歓迎で、 「お、こんな所に!」 と意外な場所で咲きます。ただ、本人が気に入った場所なので、当方の希望とは一致せず、鉢の隅っこや、ほかの花の鉢や寄せ植えの隙間等、鉢の真ん中で発芽する苗は一つもありません。種がまとまっていたと思われる場所では、ぎゅうぎゅう詰めに咲きます。 この風情を「逞しさ」と思うのは勘違いで、適当に移植を試みると、ほぼ失敗します。 今年移植を行ったのは、苗の背丈が5cm以内の頃。花芽はまだ付いていません。一つの鉢にゴチャゴチャっとまとまって発芽したので、これを分離して5つの鉢に分けて移植しました。その結果、元気だったのは移植後数日だけ。日一日と萎んでいき、一週間もしない内にほぼ萎れてしまいました。それでも2,3週間は復活を期待して、水あげなどをしていましたが、結局、根を張らずに枯れました。残念なり。・・・と言うことで、 サクラソウは簡単そうで難しい。移植時期や方法が不適切だったためかも知れないので、来年もこぼれ種で発芽したら、事前に調べて移植してみましょう。結局、大半のサクラソウは本人が発芽した場所から移植せずにそのまま咲かせています。 また、不思議なことに、元のサクラソウの色は赤紫でしたが、咲いた花の色は、赤紫、ピンク、淡いピンク、白など様々でした。元のサクラソウが色々な色の遺伝子を持っていたのでしょう。(2021/3/19 記) |
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リコリスオーレアの鉢植えの隙間で咲くサクラソウ 2021/3/16 |
こちらもリコリスオーレアの隙間から 2021/3/16 |
ぎゅうぎゅう詰めに咲くサクラソウ。何を植えていた鉢か忘れてしまいました。 きっとサクラソウに全ての養分を取られてしまったことでしょう。2021/3/16 鉢の隅っこで咲くサクラソウ 2021/3/16 |
クヌギの若木の根元で咲くサクラソウ 2021/3/16 |
オリーブの鉢で咲くサクラソウ 2021/3/16 |
オリーブの鉢で咲くサクラソウ 2021/3/16 |
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元の花の色(赤紫色)に似たサクラソウ 2021/3/16 |
この鉢では全部白です 2021/3/16 |