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我が家の樹木

 レンギョウ 

2024年2023年新婚時代の思い出の花レンギョウ

レンギョウ 2024

予想通りに行かなかった 2024年

大きな鉢植えで主幹が枯れ、小さな鉢植えが元気

掲載日:2024/5/23
 ご近所さんが挿し木で育てたレンギョウの苗木をいただいたのが4年前。2株いただき、それぞれ鉢に植えて育て、3年目の昨年、大きな鉢植えのレンギョウが咲いてくれました(→こちら)。小さな鉢植えは開花に至りませんでした。
 この様子ならば、2024年の今年は、大きな鉢は更に大きく育ちたくさんの花を咲かせてくれるだろうと期待していたところ、期待に反して春先になっても主幹に花芽が付きません。枯れてしまった様子もありません。代わりに主幹の根元から別の枝が数本伸びていて、こちらにチラホラと花芽が付いています。
 一方、小さな鉢植えのレンギョウに花芽が出始め、徐々に膨らみ始め、ついには開花しました。昨年までは開花に至らなかった小さな鉢のレンギョウが咲いてくれたことを喜ぶものの、大きな鉢の方は一体どうしたのでしょう。
 結果的に、大きな鉢植えでは主幹が枯死してしまい、根元から伸びた数本の枝のうち2本に花芽が付き、これらが開花に至りましたが、花の数は昨年の半分程度です。主幹が枯死した理由も、新しく出た枝は生き残るのかも分かりませんが、今後の様子を見守りましょう。本来ならば地植えで自由に伸び伸びと育ててあげたいレンギョウ。ほかの樹木が枯れるなどしない限り、鉢植えで育てるしかありません。来年はきっと立派に咲いてくれますように。(2024/5/23 記)

主幹が枯れてしまった大きな鉢植えのレンギョウ


花が咲いた2本の新枝。後方ではハッカクが鉢の中で芽吹いています。2024/4/7

左の枝が最も背丈を伸ばしていた枝(主幹)。右の2本の新枝が開花。2024/4/7

今年初めて咲いた小さな鉢植えのレンギョウ


昨年までは花芽が付かなかった小さな鉢植えのレンギョウ 2024/4/7

周囲の植木が芽吹く前に真っ黄色の花を咲かせるレンギョウ 2024/4/7

枝が四方八方に伸びるので、全体の形を整えにくいレンギョウ 2024/4/7

レンギョウ 2023

掲載日:2023/5/2 ▲ページTopへ
 我が家のレンギョウは例によって鉢植え。理想は地植えして大きく育ったレンギョウを愛でたいのですが、庭が広くない割にはたくさんの樹木や草花を育てているので、贅沢は言えません。

レンギョウは私ら夫婦の新婚時代の思い出の花

 45年も前のことになりますが、結婚後1年の間、川口市の貸家に住んでいました。川口市と言っても駅周辺ではなく、北東部の植木で有名な安行(あんぎょう)の近くで、日常の買い物圏は鳩ケ谷市内。通勤駅の西川口駅の東口からバスに乗り、鳩ケ谷公団住宅の終点で降りて、更に安行方面へ徒歩15分。

 当時はまだ埼玉高速鉄道も通っておらず、現在と比較すると想像できないほど辺鄙な場所。山奥でもありませんが、緩やかな丘陵地形で、雑木林が点在し、田畑が広がっていました。
 当時はまだ完全週休二日ではなく、土曜の休みは隔週。港区の職場まで片道1時間40分かけて通っていましたが、待ちに待った土日にはほぼ毎週のように近所を散歩。弁当を持ってリュックを背負って半日がかりだったので、散歩と言うよりハイキング。半日散策しても出会う人は数人。地図を調べて目的地を決めて出かけた訳ではなく、足の向くまま気の向くまま。生まれ育った土地ではないので、毎週が新鮮で楽しみでした。

 そんな春先の土日。貸家から西の方向を目指すとき、必ず通った未舗装道。その道路脇に生け垣状に植えられていたのがレンギョウでした。生け垣と言っても、その内側は畑。人家があった訳ではありません。実はこの時までレンギョウなる植物を知らず、その鮮やかな黄色、しかも葉っぱが芽吹く前に花だけが咲き、木全体が黄色く染まる姿は強く印象に残りました。
 そんな生活も、貸家の家賃の高さ、と言うより、会社の社宅家賃の安さの魅力に負けて、1年で引っ越すことになりましたが、当時の記憶はレンギョウと共に強く残っています。

 そんな思い出深いレンギョウが我が家の住人になったのは3年前。ご近所の知人が挿し木で増やした苗を2株いただき、それぞれを鉢に植えて育てて、3年目の今年、無事に開花した次第です。植木も正直なもので、大きな鉢は大きく、小さな鉢はそれなりに育っています。それぞれ一回り大きい鉢に植え替えてあげたいと思っています。(2023/5/2 記)


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苗木から3年目で咲いてくれました。今後の成長が楽しみです。 2023/3/25


下からのアングルでアップで撮影 2023/3/25


置く場所を固定すると、鉢底の穴から根を張ってしまうのが悩みの種。 2023/3/25



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