ご近所さんが挿し木で育てたレンギョウの苗木をいただいたのが4年前。2株いただき、それぞれ鉢に植えて育て、3年目の昨年、大きな鉢植えのレンギョウが咲いてくれました(→こちら)。小さな鉢植えは開花に至りませんでした。 この様子ならば、2024年の今年は、大きな鉢は更に大きく育ちたくさんの花を咲かせてくれるだろうと期待していたところ、期待に反して春先になっても主幹に花芽が付きません。枯れてしまった様子もありません。代わりに主幹の根元から別の枝が数本伸びていて、こちらにチラホラと花芽が付いています。 一方、小さな鉢植えのレンギョウに花芽が出始め、徐々に膨らみ始め、ついには開花しました。昨年までは開花に至らなかった小さな鉢のレンギョウが咲いてくれたことを喜ぶものの、大きな鉢の方は一体どうしたのでしょう。 結果的に、大きな鉢植えでは主幹が枯死してしまい、根元から伸びた数本の枝のうち2本に花芽が付き、これらが開花に至りましたが、花の数は昨年の半分程度です。主幹が枯死した理由も、新しく出た枝は生き残るのかも分かりませんが、今後の様子を見守りましょう。本来ならば地植えで自由に伸び伸びと育ててあげたいレンギョウ。ほかの樹木が枯れるなどしない限り、鉢植えで育てるしかありません。来年はきっと立派に咲いてくれますように。(2024/5/23 記) 主幹が枯れてしまった大きな鉢植えのレンギョウ花が咲いた2本の新枝。後方ではハッカクが鉢の中で芽吹いています。2024/4/7 左の枝が最も背丈を伸ばしていた枝(主幹)。右の2本の新枝が開花。2024/4/7 今年初めて咲いた小さな鉢植えのレンギョウ昨年までは花芽が付かなかった小さな鉢植えのレンギョウ 2024/4/7 周囲の植木が芽吹く前に真っ黄色の花を咲かせるレンギョウ 2024/4/7 枝が四方八方に伸びるので、全体の形を整えにくいレンギョウ 2024/4/7 |
苗木から3年目で咲いてくれました。今後の成長が楽しみです。 2023/3/25 下からのアングルでアップで撮影 2023/3/25 置く場所を固定すると、鉢底の穴から根を張ってしまうのが悩みの種。 2023/3/25 |