我が家のアネモネ・カナデンシス(カナダ二輪草)は十年前頃に友人から数株いただいたもの。山野草コーナーに地植えし、以来、少しずつ増えています。根茎で増えるようですが種子でも増えるようで、最初に植えた場所から1.5m~2m程度離れた場所でも生えて来ます。植えた場所は木陰の半日陰でしたが、日当たりのいい場所でも増えています。困るのは小石を敷いた遊歩道の小石の隙間からも生えてくること。 この遊歩道、ヒトリシズカやイカリソウ、チゴユリ、シダ、オニユリ、ドクダミも生えて来ます。ドクダミは『ここで会ったが百年目、親の仇』とばかりに引っこ抜き、オニユリは通路を塞ぐので引っこ抜きますが、ほかは避けて歩くのが面倒と思いながらも、そのままにしておきます。 このコーナー、色々な草花が根付いていて、春先のヒトリシズカから始まってイカリソウ、チゴユリ、テッセン、オニユリ、ニリンソウ、時計草、ブラックベリー等が順次芽吹き、同じ場所に洋物のアリストロメリアを植えてしまい、これがまた勢いが良過ぎて、山野草系が息苦しくなっています。洋物は開花の都度、切り花として間引きしようと思っています。 春から秋にかけて賑やかなこのコーナーですが、晩秋から春先にかけて全て枯れて姿が消え、「絶えてしまったかな?」と心配する頃、また律儀に芽吹きが始まります。命の繰り返しです。(2023/6/11 記) 【アネモネ・カナデンシス(カナダ二輪草)】 キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草、学名:Anemone canadensis、英名:Canadian anemone. 「二輪草」の由来は、1本の茎から2本の花径が伸びて2輪の花を咲かせる姿からとのこと。 花径は2本出ていますが、片方は咲きそうにありません。 2023/5/27 この場所のあちらこちらで咲いています。 2023/6/11 |
葉っぱの大きさに比して、花が小さい分、おしとやかな感じがします。2023/5/24 これも2つの花径がありますが、片方は咲きそうにありません。2023/5/24 |
こちらは2つの花が同時に咲きました 2023/5/31 ↑の画像の4日前 2023/5/27 アネモネ・カナデンシス(カナダニリンソウ)、白く清楚な5弁の花。 2023/5/31 |