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 マンリョウ 

掲載日:2023/12/27
 12月22日の当サイトトップページのコラム「グッモーニン伊勢崎♪」で、

 「今年はマンリョウも実をタップリ付けました。こちらは地植えなので野鳥が食べ放題。なぜかまだほとんど残っているので、たべられる前に今朝、写真に撮っておきました。もっとも我が家のマンリョウは全て野鳥が種を糞に包んで運んだものなので、元々彼らのものです。 」

 と書きました。生えてくる場所は鳥の気分次第。一か所からたくさん生えて来るかと思えば、積み上げた石の隙間から生えて来たりと、こちらの希望は通りません。鉢に寄せ植えしてみようと移植を試みるも、大概枯れてしまいます。本人が気に入れば、「何でこんな場所で」と思う場所でも育つので、何事も本人の意思が重要なようです。


 話が脱線しますが、我が家のマンリョウは全て野鳥さんたちが生産者ですが、赤い実がマンリョウと似て、葉っぱがマンリョウよりも細長くスマートなセンリョウを購入して育てたことがあります。お正月の縁起物にも使われるセンリョウ、いっぱい増やして正月に飾ろうかと目論んだものの、計画失敗。数回挑戦しましたが、全て数年で絶えてしまいました。
 鳥さんたちにセンリョウも運んでくれるように頼んでいますが、願いは届きません。センリョウの実は不味いのか、戸外で育つセンリョウは少ないのか、センリョウの実は胃の中で消化されてしまうのか、なぜなのでしょう。
 以前、テレビ番組で茨城県かどこかの農家の方が、ハウスで育てたたくさんのセンリョウを正月用に出荷する風景を見たことがあります。腐植質に富み極端に乾燥しない土壌、明るい日陰を好み、夏の直射日光と冬の寒風を避けること、これらを守ってあげればセンリョウも育つよう。この時期、ホームセンターや花屋に並ぶセンリョウの鉢植え。もう一度挑戦してみたい気持ちも残っています。その時はまた改めて。
 今回はひとまずマンリョウをご覧ください。赤と白、黄色の3色の実を付けたマンリョウが隣り合って育っています。(2023/12/27 記)

【マンリョウ】(下記はWikipediaの記事を参照して要約したものです。)
 マンリョウ(万両、学名: Ardisia crenata)。常緑小低木。冬に熟す果実が美しく、名前がめでたいのでセンリョウ(千両)などとともに正月の縁起物とされる。
 形態:高さは1mほど。同属のヤブコウジと似ているが、ヤブコウジは高さ10cmほど。
 分類: ツツジ目、サクラソウ科、ヤブコウジ属、マンリョウ
 花期:夏(7月ごろ)。花は白、小枝の先に散形花序をなす。果実は液果で、10月ごろに熟し、翌年2月ごろまで見られる。赤や白、黄色の果実がある。


白と黄色のマンリョウ

掲載日:2023/12/27 ▲ページTopへ
 最も多いのは赤い実のマンリョウで全体の8割ほど、残り約2割が白、黄色は稀。実の色は異なっても葉っぱの形と花の色は皆同じなので、実をつけるまでは分かりません。移植すると大概枯れてしまうので、鳥が運んだままにしています。




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