開花後、スクスクと立派に育ったグロキシニアの葉っぱ今年の5月頃に24個の蕾を付け、そのうち13輪の花を咲かせてくれた我が家のグロキシニア。立派に咲いてくれたので、力尽きて枯れてしまうのだろうと思っていると、開花後も葉っぱがスクスクと伸び、巨大な大きさに育ちました。 「これって絶える前の最後のひと踏ん張り?」 とまだまだ悲観的ですが、ひょっとしたらこの立派な葉っぱでタップリと光合成を行い、来年のためのエネルギを蓄えているのかも知れません。・・・と淡い期待を込めて、まずは余りに大きく育ったので、その寸法を測ってみました。その結果、 長さ×幅=18cm×15cmでした。手元に定規がある方は、18cm×15cmの葉っぱを描いてみてください。デカいでしょう。(2020/11/8 記) |
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左のガジュマルの葉っぱと比べてみてください。 2020/9/21 幅=15cm 2020/10/25 |
鉢は小さいのに、スクスクと立派に育った グロキシニアの葉っぱ 2020/10/25 長さ=18cm 2020/10/25 |
2018年10月、群馬県伊勢崎市の「波志江沼環境ふれあい公園」で開催された”市民交流まつり 2018”。 年恒例の当イベントには園芸コーナー”花と緑の交流広場”が設けられ、この年にグロキシニアを一鉢購入しました。実はグロキシニアはこの時が初対面。花の名前も知らなかったのですが、セントポーリアに似ていて、セントポーリアは十数年前に室内で5,6年間育てた経験があったためです。育てたと言うと気が利いた風ですが、特別な世話はしておらず、土が乾いた時の水あげと、たまにパラパラとマグアンプをあげただけです。 グロキシニアはセントポーリアよりも二回りほど大きく、大き過ぎて可愛らしさが減る分豪華さが増します。 購入した2018年に5輪ほど花が咲き、冬には葉っぱが姿を消し、そのまま芽を出す様子もなく2019年が過ぎました。2019年の暮れ、土だけの鉢を部屋に置いても仕方ないので、土を再利用するためにフルイにかけると、中からコロンと球根らしき物が一つ出てきました。 「これは何?」 大きさは2cmほど。完全な球形ではなくいびつな形です。「これは何?」とは思いながら、グロキシニアを植えただけの鉢なのできっとグロキシニアの球根でしょう。 特に調べることもせず、取りあえず鉢に植え替え室内に置くと、今年の3月下旬頃から何かの芽が出て来ました。葉が小さいうちはまだ疑っていましたが、大きくなるにつれて完全にグロキシニアの葉っぱ。産毛で覆われて触ったら「コキッ」と居れてしまいそうな手触り。 「きっと葉っぱだけが育つのだろう」 と、期待を控え目に抑えていると、その通りに葉っぱがどんどん成長します。 「やっぱり葉っぱだけだったか」と思っていると、5月中旬頃から葉っぱの付け根から白い蕾が出て来ました。 「おっ、咲くんかい?でもど~せ数輪しか咲かないんだろ?」 かつて、蕾をタップリ付けたリンドウの鉢を購入し、その半分も咲かないうちに茶色く変色して駄目になってしまう経験を幾度となくしているので、素直に期待を表せません。 しかも購入した時の花が5輪だったので、咲いても4つ5つ程度と思いながら様子を見ていると、ナ、ナ、ナント、昨日5月28日時点で、開花している花と蕾とで24個ありました。しかも葉の付け根からはまだ形状を成していない蕾らしき物も。それらも蕾とすれば一体いくつ付けるんだい?驚いたぜ~! ・・・と言うことで、昨日の写真を撮っておきました。その2日前の5月26日の写真も撮り、2日間の成長の差を確認すると、26日の開花が5輪、28日に7輪。今のところ、一日に1輪ずつ開花が進んでいます。 残りの蕾も全て開花してくれるのでしょうか。終盤にはまたレポートします。 来年のことを言うのは気が早過ぎますが、今年これだけ咲くと、疲れて消えてしまうか、生きていても来年はまたエネルギ充電期間になるかも知れません。(2020/5/29 記) (以下、Wikipediaを参照) 分類:シソ目、イワタバコ科、オオイワギリソウ属、オオイワギリソウ 学名:Sinningia speciosa 和名:オオイワギリソウ(大岩桐草)、グロキシニア (以下、NHK「みんなの趣味の園芸」を参照) 園芸分類:球根、草花 形態:多年草 原産地:ブラジル 草丈/樹高:10~40cm 開花期:4月下旬~7月上旬、9月~11月上旬(切り戻しした場合) 花色:白、赤、ピンク、紫、複色 栽培難易度(1~5) 耐寒性:弱い 耐暑性:弱い 特性・用途:日陰でも育つ |
絵に描いたようなグロキシニアの花 2020/5/26 開花7輪。蕾も含めると24個。 2020/5/28 開花5輪 2020/5/26 |
前回紹介の5月28日に7輪咲いた我が家のグロキシニア。同じ日、未開花の蕾を含めると24個ありました。これらが全て開花するのか期待半分で様子を見ていると、下表に示すように13個咲いた以降は増えず、残りは蕾のまま萎れました。
全て開花に至らなかったことは残念ですが、予想以上には開花してくれました。来年も同様に咲いてくれるのか、今年で力尽きてしまうのか、少し勉強して手入れしようと思います。(2020/6/9 記) |
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開花10輪、2020/5/30開花10輪。2020/5/30 開花13輪、2020/6/1 ・・・以降開花数増えず。開花13輪。以降、開花数は変わらず。 2020/6/2 開花13輪、2020/6/4開花13輪。6月1日以降、開花数は変わりません。 2020/6/4 開花に至らなかった花芽は・・・? 2020/6/9開花に至らなかった花芽は、萎んで茶色に変色しました。 2020/6/9 |
新型コロナウイルス感染予防対策のために、公的には中止となった”オープンガーデンいせさき2020”の4月、5月の公開。当イベントがスタートした2013年以来、各ガーデンにお邪魔して当サイトで紹介し続けている内に個人的交流が生まれたお宅があり、今年もその縁で何軒かお邪魔しました。 中止の情報が行き届いていたせいか、どのお宅でも庭主さんの他は誰と会うこともなく、独り占めの見学でした。そのうちのあるお宅でのこと。まだ十分に見ごろのバラの花をドッサリと切り取り、ゴミとして捨てようとしていたので、 「お、お、お~、もったいな~い」と私。 「はい、でも次の蕾が咲けないので・・・」 「あ、じゃあもらっていいですか」 「あ、どうぞどうぞ、生ゴミと一緒に捨てるだけですから。 でもそれだったらちゃんとした花を切ってあげますから、ちょっと待っててください」 ・・・と言うことでいただいたのが、ここで紹介するバラの切り花7種類。 花好きながら、手入れが難しそうなのでバラは栽培していない私としては、贅沢で豪華ないただき物でした。 切り取った花もたくさんいただいて来て、我が家の玄関前の大きな水瓶に水盤仕立てで浮かべて、しばらくの間楽しみました。(2020/6/14 記) |
バラの切り花7種類(横から) 2020/5/21 バラの切り花7種類(上から) 2020/5/21 |