我が家で育つイカリソウはキバナイカリソウとバイカイカリソウの2種類。キバナイカリソウは鉢植えでバイカイカリソウは地植え。イカリソウは乾燥に弱く、半日陰の肥沃土を好むようですが、地植えのバイカイカリソウは特に手入れをしなくても毎年咲いてくれ、周辺に少しずつ増えています。ただ背丈が低く、花弁が葉っぱの大きさに比べて小さく(1cm程度)、地味で目立ちません。 一方、キバナイカリソウは鉢植えで、当然ながら鉢の中から外へは増えず、手入れが不十分のせいか、毎年それらしくは咲いてくれません。取りあえず今年は咲いてくれましたが、そのうち大きな鉢に移植するか地植えしましょう。(2024/4/23 記) 【イカリソウ】 (以下、Wikipediaを参照しました) メギ科イカリソウ属の落葉多年草。低い山地の雑木林に生える。根茎は太くて短く、横にはって多数のひげ根を出す。花期は春(4~5月頃)。浅根性で乾燥に弱く、半日陰の肥沃土を好む。繁殖は秋から初冬にかけて株分けで増やす。 ■和名:イカリソウ。錨草。花の形が和船の錨に似ていることに由来。 ■別名:サンショクソウ、カンザシグサ、オトコトリアシ。 ■分類:キンポウゲ目、メギ科、イカリソウ属、イカリソウ。 ■学名: Epimedium grandiflorum var. thunbergianum) ■生薬 薬効:インポテンツ(陰萎)、腰痛のほか、補精、強壮、鎮静、ヒステリーに効用があるとされる。 ■近縁種: ・キバナイカリソウ(黄花錨草、学名:Epimedium koreanum) ・トキワイカリソウ(常盤錨草、学名:Epimedium sempervirens) ・バイカイカリソウ(梅花錨草、学名:Epimedium diphyllum) |
鉢植えで育てている我が家のキバナイカリソウ。冬の間は焦げ茶色に枯れた葉っぱと細い茎が残っているだけで、枯れてしまったのか生きているのかよく分かりません。 乾燥を嫌うようなので、一年中水あげに注意していると、4月中旬頃から黄緑色の葉っぱが出て来ます。葉っぱが出る前に淡い黄色の花が咲きますが、花弁が小さく、鮮やかな園芸種の花に比べるといかにも地味で、目立ちません。そんな密やかで遠慮深い風情が好きで山野草や野の花を育てているので、私には十分に愛おしいのですが、一般受けはしそうにありません。 実際に普通の花屋さんやホームセンターの園芸コーナーではあまり見かけません。記憶に自信がありませんが、我が家のキバナイカリソウは、山野草好きな友人からもらったか、深谷市花園の山野草店で購入したかのどちらかです。 今年は例年になく多くの花を咲かせてくれたので、紹介することにしました。繁殖は晩秋頃に株分けで行うのがいいようなので、覚えていたら挑戦してみましょう。(2024/4/23 記) |