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パイナップルリリー(Eucomis)

(学名:Eucomis(ユーコミス)、分類:キジカクシ科、ユーコミス属)
掲載日:2025/8/9

これはもう、パイナップル?

 数年前に友人からもらったこの花。友人宅では地植えで、背丈1m程に伸び、中央にニョキニョキと伸びた花穂の先に、まるでパイナップルのような花が咲いていました。葉っぱは肉厚で大きくて細長く、その姿は熱帯地方の植物を連想させました。
 もらったのは子株。大きく育てるスペースもなかったので取り敢えず小さな鉢に植えて様子を見ていたところ、翌年も翌々年も葉っぱのみ育ち、花穂が付く気配はなし。
 「やっぱり小さな鉢ではダメか」
 と、一回り大きな鉢に植えたところ、昨年は花穂が一つ付き、小さな花が咲きました。「それならば」と、更に一回り大きな鉢に移植したところ、今年は更に大きく育ち、花穂も2本付き、それぞれに花が咲きました。
 植物も人間も正直。与えられた栄養と容器の大きさで成長が左右されます。(2025/8/9 記)


下記は「NHK みんなの趣味の園芸」を参照しました(→こちら)。
【特徴】
 ユーコミス(Eucomis)はギリシャ語で「きれいな髪の毛(髪飾り)」を意味し、花穂の頂部についている苞葉(ほうよう)の様子に由来しているとされる。その花姿から「パイナップルリリー」とも呼ばれている。
 特に亜種ポールエヴァンシーの雑種からなる園芸品種は花穂が大きく葉も雄大で、庭に植えると存在感がある。小型のヴァンデルメルウェイ種から改良された新しい園芸品種は、鉢植えにして近くで眺めて楽しめる。
【基本データ】
分類:草花、球根/形態:多年草/ 原産地 アフリカ南部/草丈・樹高:20~100cm
開花期:6月~8月/花色:白、ピンク、紫、複色
耐寒性:やや弱い(地上部が枯れた乾燥休眠状態では-10℃まで耐える)/耐暑性:強い
特性・用途:落葉性、初心者でも育てやすい、カラーリーフ(銅葉種、斑入葉種)、切り花


花穂の頂部についた包葉がパナップルにそっくりです 2025/7/26


四方に広がる葉は肉厚で細長く、大きい。2025/7/26

薄い黄緑色の花は涼しそう。猛暑の日射しにも焼けません。2025/7/26



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