いせさき明治館で、「ジャワ更紗&更紗もよう銘仙展」が始まりました。会期は7月4日(土)から7月26日(日)の約3週間。 ジャワ更紗(さらさ)(バティック(Batik))は、インドネシアのジャワ島やバリ島、ロンボク島などの島々において、綿の布地にろうけつ染めで後染めしたもの。2009年10月2日にはユネスコの無形文化遺産に認定されています。今回、「インドネシアの布地研究会・”クンプル”」代表の城田杏子(しろた きょうこ)さん(群馬県太田市出身、東京都在住)の協力を得て、ジャワ更紗の布地30点と更紗柄のアンティーク伊勢崎銘仙が展示されています。 ろうけつ染めは、布の模様部分に蝋を置いて防染し、染色した後でロウを落として水洗いする伝統的な染色法(後染め)。綿地と絹地、後染めと先染めと異なりながら、柄で共通点を見出したインドネシアと日本の布地。二つの伝統的な布文化のコラボレーション、この機会に訪れてみてはいかがでしょうか。(2015/7/9 記) |
|
「いせさき明治館」(伊勢崎市曲輪(くるわ)町) 開館時間=10時〜17時。月・火曜日休館。入館無料。TEL 0270-40-6885 |
1階玄関室と洋間 |
|
(1) |
|
(2) |
(3) |
(4) (5) |
1階和室と2階ホール |
|
(6) (8) |
(7) (9) |
2階和室 |
|
(10) (11) |
|
(12)右端はインドネシアの正装のドレス |
(13) |
(14) |
ジャワ更紗製造に使用された道具 |
|
ロウを布に型押しする道具チャップ(canting cap) |
手書きでロウを置く道具チャンティン(canting tulis) |
ジャワ更紗に描かれている柄 |
|
p1 p3 p5 p7 p9 |
p2 p4 p6 p8 p10 |