■日時:2016年(平成28年)1月8日。13:00〜 ■場所:いせさき明治館 ■参加者:石井 広美さん、伊藤 正義さん、金澤 經明さん、都丸 佳男さん、杉原 みち子さん、金井 珠代さん ■内容 須藤玲子さん(*)から提供していただいた布用デザイン図柄の中から、今回仕上げる併用絣の柄として使用したい図柄を選考。選考作業に集まっていただいたのは伊勢崎銘仙の職人さん4人の方々(石井広美さん、伊藤正義さん、金澤經明さん、都丸佳男さん)と当プロジェクト責任者の杉原みち子さんと金井珠代さん。併用絣の特徴を生かすことができ、かつ捺染加工や型紙制作など、それぞれの作業工程の特性や適否などを考慮して、3つの候補を決定。 銘仙の型紙の定型サイズの制約から、図柄の縦方向のリピート単位は75cmとする必要があること、また横幅に関しては縫い代を確保するため、図柄が両端で切れないようにしたいなど、いくつかの相談事項を整理して、須藤さんに伝えることとしました。 取材・撮影・記録:上岡(Go!伊勢崎) 2016/1/21 記
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一次候補選考 |
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多くのデザインの中から一次候補として7作品を選択 |
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二次候補選考 |
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二次候補として選ばれた3つの図柄 |
須藤玲子さんのプロフィール茨城県生まれ。武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科デキスタイル研究室助手を経て、株式会社「布」の設立に参加。現在取締役デザインディレクター。 英国UCA芸術大学より名誉修士号授与。 東京造形大学教授。神戸芸術工科大学客員教授。 2008年より良品計画のファブリック企画開発、 2009年より株式会社アズのテキスタイルデザインに携わる。 毎日デザイン賞、ロスコー賞、JID部門賞等受賞。 日本の伝統的な染織技術から現代の先端技術までを駆使し、新しいテキスタイルづくりをおこなう。 作品は国内外で高い評価を得ており、ニューヨーク近代美術館、メトロポリタン美術館、ボストン美術館、ビクトリア&アルバート美術館、東京国立近代美術館工芸館等に永久保存されている。 代表作にマンダリンオリエンタル東京、東京アメリカンクラブのテキスタイルデザインがある。 |