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いせさき併用絣を紡ぐプロジェクト

須藤 玲子さんデザインの

「赤いレンガ造り」を着物仕立てに

仕立ては川岸美枝子さん

掲載日:2018/3/9
 いせさき併用絣を紡ぐプロジェクト、「併用絣」の製造復活に成功し、お披露目会・”未来に向かって紡ぐGo Live”を開いてから1年4ヶ月が経過しました。この期間においても、製織に至らなかった今回の経糸や緯糸を利用して、新たな形で生み出すなど、いくつかの試みが継続されていますが、今回、その中でも画期的な事業が行われました。それは・・・

 須藤玲子さんデザインの「赤いレンガ造り」の反物を着物に仕立てる

 引き金は今年の1月25日。当プロジェクト責任者の杉原みち子さんと金井珠代さんが、須藤玲子さんとアナ・ジャクソンさん(*1)との会合のために東京に出向き、その場で、アナさんから、「博物館に『赤いレンガ造り』の着物を展示したい(*2)」との要望が出て、その要望を実現したもの。
 仕立ては、「ツツジ」柄を着物に仕立てた「現代の名工」和裁技能士・川岸美枝子さん。仕立てにあたって、幾何学模様の「レンガ柄」の合わせと、八掛(はっかけ:*3)の布地の色等に苦労したとのこと。八掛はレンガ柄の一色として使用されているウグイス色が使用されました。

 伊勢崎銘仙「併用絣」。製造市場から消えて半世紀以上が経ちますが、今回のプロジェクトで見事に復活しました。その成果が、芸術とデザイン分野のコレクションとして世界最高峰のヴィクトリア&アルバート博物館で紹介されること、次なる展開に対して、緊張と期待感、高揚感が高まる想いです。(2018/3/9 記)

(*1)アナ・ジャクソンさん:英国のヴィクトリア&アルバート博物館・アジア地域責任者

(*2)ヴィクトリア&アルバート博物館において、2020年3月中旬〜2020年7月初旬の期間にわたり、”近代の着物展(仮称)”として、今回のプロジェクトの製品と関連品が展示されることが決定されています。

(*3)八掛(はっかけ):着物の裾の裏につける布。隠れた存在ながら、裾を端折った時、少し見え隠れする重要な部分です。特に男性着物では、「粋」の象徴として八掛の図柄にこだわることもあるようです。

着物に仕立てた須藤玲子さんデザインの「赤いレンガ造り」。
仕立ては「現代の名工」和裁技能士・川岸美枝子さん

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柄の合わせ

八掛

八掛

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