あこがれのバラ柄銘仙展 [ 伊勢崎銘仙・全体案内建造物遺産 ]  [ Home ]




あこがれのバラ柄銘仙展

掲載日:2012/6/30
 5/16(水)から6/17(日)の1ヶ月間、いせさき明治館において、伊勢崎市観光協会の企画展「バラ柄銘仙展」が開催されました。
 私は開始数日後に、たまたま観光協会のKさんに会い、「是非撮りに来て」と頼まれ、「合点承知の助」と2つ返事で引き受けたものの、その後スッカリ忘れてしまって、気が付いた時には終了数日前。
 大慌てで会期終了前日の6月16日にでかけて、観光協会のOさんに丁寧に説明していただきながら、様々な織り方で仕上げられたバラ柄の伊勢崎銘仙を撮って来ました。
 伊勢崎銘仙には、併用(へいよう)絣、緯総(よこそう)絣、括(くく)り絣、板締(いたじめ)絣、解し(ほぐし)絣の5つの織り方があるとのこと。これらの織り方を識別するには、銘仙の特徴である「かすれ」が縦横両方向に出ていて柄がハッキリしていれば併用(へいよう)絣、また、「かすれ」がどちらかの方向に偏っていて、見る方向によっては裏地の糸の色が、メタリック塗装のように見えるのが解し(ほぐし)か、緯総(よこそう)で、緯(よこ)糸無地が解し、経(たて)糸無地が緯総とのこと。・・・などと、現物を見ながら詳しい説明を伺い、その時には完璧に理解したつもりでも、明治館を後にする頃には「あれ、どれがどれだったっけ?」と、ニワトリ並の理解力で、いつも振り出しに戻ってしまいます。 (これら5つの織り方については、伊勢崎銘仙ポストカードにも詳しく掲載)
 今回展示された伊勢崎銘仙は、大正末期〜昭和中期までの着物とのこと。全て撮って来たつもりですが、何枚か撮り忘れたかもしれません。伊勢崎銘仙に織られたバラの花、どうぞご覧ください。(2012/6/30 記)

いせさき明治館

入館無料
伊勢崎市曲輪(くるわ)町31-4
開館時間=10時〜17時
休館日=月・火曜日、TEL 0270-40-6885

いせさき明治館の紹介


(1)明治館入口に飾られた着物

(2)入口脇に展示された機織り機

(3)明治館入口に飾られた華やかなバラ柄の着物


(4)入口隣の洋室に飾られた真っ赤なバラ柄の着物

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(9)ご婦人が着たら似合いそう


(11)入口脇の洋室に展示された真っ赤なバラ柄

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(8)シックで落ち着いたバラ柄


(10)大正、昭和を感じさせる洋室。着物が良く似合う

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(15)大輪のバラが布一杯に描かれています


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(21)コントラストがハッキリして、ゴージャスなバラ柄

(14)ちょっと不思議なバラ模様


(16)青いバラ
この当時「青いバラ」はバラ愛好家たちの夢であったはず。
でも、銘仙ならばその夢も実現。

(18)洒落た感じです


(20)こちらも「青いバラ」

(22)涼しそうで上品さが漂います

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(23)二階和室に展示されたバラ柄の伊勢崎銘仙

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(26)素朴な茶色地のバラ柄

(24)大輪の青と白のバラ
この「かすれ」はピンボケ?それとも織りの「かすれ」?

(27)どんな人が着たのでしょうか

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(29)パッチワーク模様の煌(きら)びやかなバラ柄。強烈な存在感です。

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(32)幾何学模様のようなバラ柄。高級感が漂います。


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(36)可愛らしいバラ柄


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(40)これも可愛らしいバラ柄

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(33)こちらも豪華絢爛な模様


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(37)珍しく、洋服仕立です

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(41)黒地にバラが引き立ち、シックな雰囲気。

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(42)レトロな窓ガラスも重要な引き立て役

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(44)これも豪華絢爛、煌びやかな伊勢崎銘仙。


(45)大胆でモダン、でも可愛らしいバラ柄。

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(48)落ち着いたバラ柄。ご婦人用?


(50)2階の和室展示室

(52)大正、昭和の空気が流れる2階和室展示室

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(51)鉛丹色の素地にアイボリーの柄の調和がいい感じです


(53)熱い珈琲などを飲みたくなる空間





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