狭い庭にあれこれの樹木や草花を植えている我が家。アゲハチョウ等のチョウチョが好む草木があるせいか、幼虫やサナギを良く見かけ、時々は大きなアゲハチョウもヒラヒラと舞っています。我が家で産卵し羽化したのか、外で育ったのが飛来したのか分かりませんが、庭のあちこちの花の蜜を吸うために飛び回る姿は見ていて飽きません。(2018/8/17
記) 花の蜜を求めてヒラヒラと舞うキアゲハ 2018/7/17 (1分44秒) 花の蜜を求めてヒラヒラと舞うキアゲハ 2018/7/17 花の蜜を求めてヒラヒラと舞うキアゲハ 2018/7/17 |
今年の春、ご近所さんからアシタバをいただきました。そのまま茹でて酢醤油で食べましたが、美味しくいただきました。特に茎はコリコリとした歯触りも楽しめました。ご近所さんにそのことを伝えると、 「じゃ、家に植える?」 家に植える場所と言えば、勝手口に猫の額ほどのミニミニ家庭菜園があります。 「狭いけど何とか・・・」 そのご近所さんの庭には草花や樹木に混じって、アシタバやミツ葉が自由に育っています。 「じゃ、この辺のを持ってく?」 と、スコップを使ってアシタバとミツ葉を泥付きで掘り起こしてくれました。家のミニ菜園に植え、時々水あげをしていると無事に根付き、たまに食卓に乗りました。 夏以降、「もうアシタバの季節でもないのだろう」と、その存在さえ忘れていた頃、気付いてみると 葉っぱがないっ!「どうして?!」良く見ると、犯人がまだそこにいました。黄緑色の丸くて細長いボディに黒いボーダーライン、その中にオレンジ色の斑点。そう、キアゲハの幼虫です。 葉っぱは一つも残っておらず、茎だけが残っています。アシタバと思っていましたが、残された茎の状態からミツ葉かも知れません。でも、こんなに綺麗に食べ尽くしてしまって、この後、無事に蛹になれたのでしょうか。野鳥も飛来するので、彼らの餌になっていなければいいのですが。餌になったとしても自然界のことなので手出しはできませんが。(2020/9/14 記) |
我が家の勝手口には猫の額ほどの家庭菜園があります。畳一枚程度の大きさです。友人らから泥付きでいただいたネギやゴボウをいけたり、数年に一回程度、気まぐれにナスやキュウリ、ミニトマトを植えたりしています。管理が適当なせいか収穫はチョボチョボで、最近は遊休農地状態です。 そんな家庭菜園に、いつごろ植えたのかも忘れてしまったイタリアンパセリが生えて来ます。葉っぱを摘んでサラダにトッピングして食べたりしていますが、どうも最近葉っぱの量が少な目。よく見ると原因が判明。キアゲハの幼虫が食事中でした。イタリアンパセリはこの一本だけなので、羽化するまでの食事分が残っているのか心配ですが、今日7月6日に確認すると姿が見えません。無事に羽化したのか、野鳥にでも食べられてしまったのか、どうしたでしょうか。(2018/7/6 記) 【参考】 キアゲハの幼虫が好む植物:セリ、ハマウド、シシウド、ニンジン、ミツバ、アシタバ、パセリ |
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イタリアンパセリを食べるキアゲハの幼虫 2018/6/29 |
葉っぱの色にそっくり、キアゲハの幼虫 2018/6/29 |
先日6月17日、我が家のサンショウノキでアゲハチョウを発見。このサンショウノキで羽化したのか、どこからか飛んで来て葉っぱを食べに来たのか、あるいは産卵にでも来たのか不明ですが、すぐに飛び立つでもなく、ジッとしていました。羽化したばかりでボーっとしていたのかも知れません。 この木には、昨年10月、カラスアゲハの幼虫が棲み付きました。サンショウノキは葉っぱを揉むと何ともいい香りが漂いますが、葉っぱも実も食用にはしておらず、また剪定時に時々トゲが刺さるので、植えて置く理由は微妙ですが、アゲハチョウの棲み処&食用として何となく育てています。 我が家の庭には、チョウチョが好むエノキ(アカボシゴマダラ)やスミレ(ツマグロヒョウモン)、ユズやレモンも育っていて、消毒もしないので、5月頃から秋ごろにかけて、いくつかの種類のアゲハチョウがよく飛んできます。ひょっとしたら、我が家で越冬して羽化したのかも知れません。 昆虫採取の趣味はないので、彼らの自由に任せていますが、花から花へとヒラヒラと舞い飛ぶ姿にはいつも癒されていて、ずっと眺めていても飽きません。
今回見つけたアゲハチョウ、日本では代表的種類と言われるナミアゲハ(夏型)のようです。ウェブで画像等を調べると、カラスアゲハもナミアゲハも幼虫時には緑色をしているようなので(*)、昨年10月、カラスアゲハの幼虫と思っていた幼虫(→記事はこちら)は、ひょっとしたらナミアゲハの幼虫だったかも知れません。(2018/6/28 記) (*)カラスアゲハの幼虫は緑の肌に黒い模様があるようで、そうすると、益々この幼虫はナミアゲハだったように思えてきます。 |