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17 文化財名 上植木の建長石仏
(かみうえきのけんちょうせきぶつ)

 文化財事項                                                           
指定内容 市指定重要文化財 指  定 昭和41年4月12日
記号番号 伊教文第4号 所有者管理者 伊勢崎市
所 在 地 伊勢崎市上植木本町995 初 期 地 当初より
形  状 1体は凝灰岩製で半円形 最後部75cm45cm26cmもう一体は同製て高さ60cm横35cm22cm
  代 中世 鎌倉時代 「建長三年(1251)大才 辛亥 閏十一月 日」紀年名がある。
文化財注記 建長石仏(一光五尊像・阿弥陀来迎立像等)は、渡辺敦氏・橋田友治氏が昭和34年に調査をし、世にでたものである。(伊勢崎史話参照)。この時既に破損が相当進行していて、像の顔などもよくわからない状態であった。この石仏の存在は、上植木の地域に鎌倉時代に仏教文化の浸透を示すものとして注目される。
文化財資料

 書誌事項
分類番号 書            名 バーコード 所 在 場 所
K224イ 伊勢崎市史 通史編1 741〜744頁 101800019 一般・調査・書庫
K205 伊勢崎史話 第2巻 52〜54頁 101804579 調査・書庫
K205 伊勢崎史話 第7巻 93〜94頁 101811316 調査・書庫
K224イ 伊勢崎歴史散歩 63〜65頁 101801958 一般・調査・書庫
K224イ まんが 伊勢崎の歴史 218頁 101815135 一般・調査・書庫

書誌注記 上段の図書の内上から4段までは、橋田友治氏の著述である。この石仏と浄土信仰の関係は、伊勢崎史話7巻に詳細に書かれている。『市史』が基本文献であり、777〜783頁にぱ伊勢崎地方の石仏一覧がある。『群馬県歴史 通史編3 中世』には、当時の石仏が造られた状況が示されている(1048〜51頁)。
                                                                        


上植木の建長石仏関係資料
 「上植木の建長石仏」周辺風景 中央に通称「お馬の親子の碑
がある。また、大きい木の手前には、上植木廃寺の礎石がある。
 設置場所
左中 橋田友治氏所蔵写真 昭和39年11月頃撮影
右中 橋田友治所蔵写真[年代不明 昭和40年代カ]
左「五輪塔 中「一光五尊像[金剛界大日如来]」 右「阿弥陀来迎立像と俗像」
 「一光五尊像」
「阿弥陀来迎立像と俗像」[俗像は右。ひざまずいている。]]