top 目 次 伊勢崎市の文化財地区別地図 伊勢崎地区文化財所在地図




文化財名 金銅善光寺式三尊仏
(こんどうぜんこうじしきさんぞんぶつ

 文化財事項                                                              
指定内容 県指定重要文化財 指  定 昭和43年5月4日
記号番号 県重文第102号 所有者管理者 円福寺
所 在 地 伊勢崎市稲荷町518 円福寺 初 期 地 当初東円寺観音堂(今村−現稲荷町)
形  状 中尊48.6p 台座12p 両脇侍(ワキジ)は34.7p 台座12p 光背(コウハイ)はないが3体とも破損はない。。
年  代 中世 南北朝時代 作成年代は、『伊勢崎史話』では鎌倉末期〜南北朝初期。『市史』では鎌倉末期〜南北朝としている。14世紀中期から後期と推定される。
文化財注記 「善光寺式三尊仏とは、信濃善光寺の阿弥陀三尊仏を模倣して製作されたとする阿弥陀と脇侍の観音・勢至のそれぞれ立像三体がセットになり、本来はそれぞれ蓮華座の上に立つが、同一の光背のもとに統一されて、一光三尊の形式となっているものである。」(伊勢崎市史 1巻 784頁)
文化財資

 書誌事項
分類番号 書            名 バーコード 所 在 場 所
K224イ 伊勢崎市史 通史編1 784〜786頁 口絵4 101801918 一般・調査
K211ジ 伊勢崎史話 第9巻 162〜165頁 101811318 一般・調査
K224イ 上州の史話と伝説(その一) 158〜160頁 101816050 一般・調査
K050グ 群馬文化32号 101800589 書庫
K709グ 群馬の文化財−美 ふるさとを誇る 106頁 101819341 調査

書誌注記 善光寺式阿弥陀三尊の概要については『伊勢崎市史』『伊勢崎史話』をみよ。同書には、他の三尊像との比較も書かれている。
                                                                        


金銅善光寺式三尊仏

橋田友治先生所蔵写真より、円福寺の縁側と思われる場所での写真がこの仏像の特徴をよく表している。昭和41年2月5日 金子規矩雄氏撮影。
橋田友治先生所蔵写真 昭和40年代か。
 『上野名蹟図録』(昭和55年 歴史 図書社 明治35年刊のものの復刊)