2022年1月16日、年明け2週間経った穏やかな日、数年ぶりに広瀬川サイクリングロードを走りました。取り付いたのは「西部公園」。取りあえず下流側へ向かい、どこまで下るかはノープラン。気の向くままにペダルを踏み、ひとまず光円橋まで下り、「そろそろ帰ろうか、もう少し下ろうか」と下流側を眺めると、「あれ?右岸側が舗装されてる?」 以前の記憶は、光円橋をアンダーパスするルートと堤防上の道路との合流点から下流は未舗装でした。 「どこまで舗装したのだろうか?」 と、ちょっと確認するつもりで先へ進むと、 「えっ、あれ、あれれ、ずっと終えてる?で、どこまで?」 と、確認の旅は続き、結局、茂呂大橋から昭和橋、天満橋を経て豊受橋までの右岸が舗装されていて、ここで一旦小休止。 豊受橋から下流右岸は従来から舗装されていて何度も走っているので、 「今日はこれで帰ろうか。・・・でも、この流れならば豊受橋から下流は左岸が舗装されたのでは?」 左岸に回ると予想が的中し、豊受橋から豊東橋間の、左岸堤防道路が舗装されていました。 愛車はマウンテンバイクなので、昭和橋〜豊受橋の右岸、豊受橋〜豊東橋左岸は未舗装時代にオフロード気分で何度か走ったことがありますが、舗装された道路を走るとその快適さに感激します。 ・・・と言うことで、光円橋〜豊東橋間の堤防道路について、橋梁間の区間ごとに順次紹介します。(2022/2/6 記) |
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広瀬川CR(高崎伊勢崎自転車道) ■:当ページで紹介しているコース ■:別ページで紹介しているコース |
Google計測機能で計測したこの区間の距離は約1320m。当区間は、今回シリーズで紹介した 高崎伊勢崎自転車道(広瀬川サイクリングロード)の光円橋〜豊受橋(右岸堤防)、豊受橋〜豊東橋(左岸堤防)区間の内、唯一、住宅地に接した区間です。 豊受橋から下流約440mの位置には「林公園」があり、トイレも整備されているので、トイレ休憩もできます。林公園脇の堤防斜面には階段が設けられていて、公園と河川堤防を利用した散歩にも向いていて、この日も7,8名の散歩者を見かけました。 住宅地は当区間の上流側約半分の区間で、下流側半分は水田に接し、右手に緩やかな勾配で流れる広瀬川、左手に水田と、伸びやかな風景が広がっています。 豊東橋から下流側は、右岸側に回って更に下流に下り、利根川との合流地点(伊勢崎市境島村)までペダルを踏むもよし、豊東橋を横切り、そのまま左岸堤防道路を下り、V字カーブで粕川右岸堤防道路に回り、粕川の堤防道路を走るもよし、適当な所で集落に入り、知らない土地をブラリサイクリングするもよし、あれこれとバリエーションを楽しむことができます。(2022/4/27 記) 豊受橋〜豊東橋間の地図(Google Mapに加筆) 豊東橋(ほうとうばし)(右岸下流側の親柱。左後方は「御嶽山自然の森公園」) 2022/1/16 豊東橋(後方)の少し上流 2022/1/16 水田(左)区間。右:広瀬川。左後方は「御嶽山自然の森公園」) 2022/1/16 「林公園」の脇。右後方(対岸)は「まゆドーム・子供の森公園」 2022/1/16 堤防下の市道との接続部 2022/1/16 豊受橋の左岸下流袂 2022/1/16 |
Google計測機能で計測したこの区間の距離は約710m。伊勢崎市の茂呂地区と豊受地区との間の区間で、右岸外側の風景は両地区の集落から離れているせいか、田園広がるのどかな風景です。 豊受橋にはアンダーパスルートはありませんが、天満橋に比べると交通量が少なく見通しもいいので、横断に苦労することは少ないように思います。 豊受橋から下流は、そのまま右岸堤防を走れば、「まゆドーム・子供の森公園」の北側を通って、利根川との合流部(利根川水辺プラザ公園)に到達します。 豊受橋から「利根川水辺プラザ公園」までは約5km。途中、トイレがある休憩所は「中島橋」袂の一ヶ所なので、不安な場合には「まゆドーム・子供の森公園」で済ませて置けば安心です。トイレは広瀬川堤防道路からの入口を入ってすぐの位置にあります。 豊受橋から左岸に渡って豊東橋まで下り、「粕川」との合流部経由で粕川上流を遡るのも楽しいと思います(→粕川CR)。ただ、粕川堤防上道路は東武伊勢崎線前後など、不連続な区間があるので、ロードレーサーやクロスバイクで走り抜けたい場合にはお勧めできません。(2022/3/27 記) 天満橋〜豊受橋間の地図(Google Mapに加筆) 豊受橋(右岸上流側の袂から) 2022/1/16 広瀬川堤防上の道路は「高崎・伊勢崎自転車道線」として群馬県管理です 2022/1/16 豊受橋の少し上流 2022/1/16 天満橋の少し下流位置(下流側から上流側) 2022/1/16 |
Google計測機能で計測したこの区間の距離は約810m。右岸外側の風景は茂呂大橋〜昭和橋間と同様に水田が広がっています。光円橋〜豊受橋間の左岸堤防道路の外側には住宅地が続いていますが、右岸側は対照的に水田が広がっています。のどかな田園風景を楽しみたい場合には右岸がお薦めです。 天満橋はアンダーパスで通過できます。天満橋は上流の昭和橋や下流の豊受橋と比べると、交通量が多いように思いますので、天満橋より更に下流へ向かう場合にはアンダーパスを利用した方が安全でしょう。 Google Mapを見て気付きましたが、天満橋右岸上流の集落の中に、「m'scafe」なるカフェがあって、ウェブで調べるとランチや手作りマフィン、ガトーきなこ等が人気のよう。リュックを背負ったサイクリング姿のむさいオッサンには敷居が高いかも知れませんが、機会がありましたら寄ってみましょう。(2022/3/10 記) 昭和橋〜天満橋間の地図(Google Mapに加筆) 天満橋の親柱 2022/1/16 天満橋右岸側からの河川堤防道路入り口。右後方は赤城山。2022/1/16 天満橋の少し上流 2022/1/16 天満橋上流の河川堤防道路とアンダーパスへの分岐 2022/1/16 天満橋上流の河川堤防道路とアンダーパスへの分岐 2022/1/16 昭和橋〜天満橋間の中間付近(上流側から下流側) 2022/1/16 昭和橋の少し下流位置(下流側から上流側) 2022/1/16 |
この区間の距離をGoogle計測機能で計測すると約515m。右岸外側には水田が広がり、伸びやかな風景です。勾配は緩やかですが、下流に向かって走ればペダルは軽く、快適です。 上流側の茂呂大橋は4車線道路で、右岸堤防道路と接続する横断歩道はないので、アンダーパスを利用することをお勧めします。一方、下流側の昭和橋右岸にはアンダーパスがないので、堤防道路位置で道路を横断します。交通量は茂呂大橋や下流側の天満橋に比べると少な目です。なお、昭和橋左岸側の堤防道路にはアンダーパスがあります。 サイクリングの楽しみ方は、ロードレーサを駆ってノンストップ高速運転を楽しむ人、普通自転車でのんびり走る人など、人それぞれですが、伊勢崎市内の河川堤防道路は、利根川を除き、広瀬川、粕川、早川についてはユッタリと走る人向きのように思います。(2022/2/18 記) 光円橋〜昭和橋間の地図(Google Mapに加筆) 昭和橋(右岸下流側から)。親柱に「昭和橋」の銘板がはめ込まれています。2022/1/16 昭和橋右岸上流側の堤防道路入り口。後方に横たわるのは赤城山。 2022/1/16 昭和橋の少し上流位置(上流側から下流側)。後方に昭和橋。2022/1/16 茂呂大橋〜昭和橋の中間付近(上流側から下流側) 2022/1/16 茂呂大橋の少し下流位置(下流側から上流側) 2022/1/16 |
この区間の距離は僅か。Google計測機能で計測すると約380m。区間中間付近で大川が広瀬川に合流し、水門が設置されています。茂呂大橋より下流へ下るには、途中でアンダーパスルートを下ります。堤防道路を茂呂大橋まで走ってしまうと、茂呂大橋が中央分離帯付きの4車線道路(東毛広域幹線道路・国道354号BP)なので、横断することができません。アンダーパスルートは未舗装なので、ロードレーサの場合には要注意です。 光円橋〜昭和橋間の地図(Google Mapに加筆) 広瀬川右岸堤防道路(茂呂大橋の少し上流) 2022/1/16 広瀬川に合流する大川(水門から) 2022/1/16 広瀬川に合流する大川(水門の手前(上流)から)2022/1/16 大川水門脇を通る右岸堤防道路 2022/1/16 |