ホオバ(ホオノキの葉っぱ) [ 街中の花と緑公園一覧 ]  [ Home ]



ホオバ(ホオノキの葉っぱ)

掲載日:2018/12/5
 先月11月17日、八ッ場ダム建設現場を下流側の小蓬莱(見晴台)から眺めようと、吾妻峡の登山道を歩いていると、足元にホオバが散乱しています。見上げれば斜面にホオノキが生えていて、遠からず全ての葉っぱを落とそうと言った風情。行きは見晴台へ急ぐ気持ちがあって素通りしましたが、帰りにはゆっくりと眺める余裕もできて、葉っぱを何枚か拾って来ました。葉っぱは裏側が白く、表側が茶色ですが、落葉した葉っぱはほとんど裏側を見せていました。


吾妻峡の登山道に落ちていたホオバ 2018/11/17

 ホオバと言えば、殺菌作用があって食材を包む材料としても使われ、飛騨高山の朴葉味噌などは有名です。などと物知り風なことを言ってしまいましたが、以前、飛騨高山に旅行した時、旅館の夕食で、朴葉味噌で味付けした焼き魚とキノコが出てきて、この時に初めてほおば味噌を知りました。
 山で見かける似たような葉っぱで、栃木県の県木「トチノキ」の葉っぱ「栃の葉」がありますが、ホオバの方が大きいようです。家に持ち帰ってサイズを測ると、改めてその大きさにビックリ。何と、約50cmありました。皆さんも手元に定規がありましたら、50cmの葉っぱを描いてみてください。驚くこと間違いなしです。(2018/12/5 記)
小蓬莱(見晴台)から眺める八ッ場ダム建設現場|→吾妻峡


長さ48cmのホオバ(吾妻峡の登山道で) 2018/11/17


大小2つのホオバ (吾妻峡の登山道で) 2018/11/17


【メモ】 ホオノキ(朴の木)、英名:Japanese Bigleaf Magnolia、分類:モクレン科、モクレン属、落葉高木
食材を包むのに使われた名産には、飛騨高山の朴葉味噌のほか、朴葉寿司(恵那)、朴葉餅(朴葉巻)などがあるよう。



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