Go!伊勢崎 枯れた幹を使用した花台やスツール [ DIY(Garden用品)・Index ]  [ Home ]




枯れた幹を使用した花台やスツール

いい仕事をしたのは年月の経過

掲載日:2020/3/6
 今回紹介するのは、今まで当サイトで紹介したDIYのガーデングッズの中で最も簡単なもの。
 作業は材料を塗装するだけ。作業が簡単な割には花台やスツール、オブジェなど色々な使途があります。材料は伐採や剪定で切り落とした木の株。樹皮を剥がし、小枝が出ていた小さな突起を切り落とし、キノコや汚れを除去します。最も大変なのは樹皮を剥ぐ作業ですが、重要なのは、数年間戸外で風雨に晒し、樹皮が湿潤と乾燥を繰り返し、自然に剥がれ落ちるまで放置すること。この意味で、今回一番いい仕事をしたのは年月の経過です。その期間を待ち切れず、樹皮が付いたまま塗装しても、戸外に晒すと樹皮の風化と共に塗装も消え去ってしまいます。

 今回使用したのは伐採後3年ほど経過した直径30〜40cmの木の幹。樹皮はでほぼ簡単に剥がすことができました。一部削ぎ落せなかった皮がありましたが、その分、接着剤でくっ付けたように幹と一体化していたので、塗装後に樹皮が剥がれる心配も少ないでしょう。剥がれたらまた塗装すればいいだけなのですが・・・。
 制作は容易ですが、問題は木の幹の入手方法。個人宅や境内、公園、山林などから切り落とした幹は一般的に邪魔者扱い。貰ってくれる人がいれば片付ける手間が省け、両者がWin-Winですが、その該当者探しが難しいところです。私はたまたま何人かと縁があるので入手できるのですが・・・。更に、これだけ太い木の幹を、数年間風雨に晒して置けるかどうかも問題です。自分がいいとしても、家族からは「みっともないから片付けて!邪魔だから処分して!」と文句を言われるのがオチでしょう。
 たまたま適当な幹を入手できるようでしたら挑戦してみてください。玄関前の花台や、庭でコーヒータイムを過ごす時のスツールなど、形がシンプルな分、使途が広がります。(2020/3/6 記)

完成品


左はスツール、中央と右は花台として使用予定。 2020/3/3

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1.材料加工

 材料は木の幹の樹皮を剥がし、小枝が出ていた小さな突起を切り落とし、キノコや汚れを除去します。最も大変なのは樹皮を剥ぐ作業ですが、重要なのは、数年間戸外で風雨に晒し、樹皮が湿潤と乾燥を繰り返し、自然に剥がれ落ちるまで放置すること。その期間を待ち切れず、樹皮が付いたまま塗装しても、戸外に晒すと樹皮の風化と共に塗装も消え去ってしまいます。

庭に3年間放置した幹 2020/2/20

鉈で皮を剥いだ幹 2020/3/1

皮が簡単に剥げ落ちた幹 2020/3/1

天端面を水平にするため、足を履かせました 2020/3/1

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2.塗装(側面と切り口面)

 側面と切り口の上下両面を塗装します。色は好み。透明色で木肌を見せるのもいいかも知れません。切り口の上下面を塗装するのは、戸外に晒すので、防水効果を期待するためです。

側面と切り口の両面を塗装 2020/3/3

側面と切り口の両面を塗装 2020/2/20

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3.塗装(天端面)・・・完成

天端面は側面より薄めの色を塗装。周囲5〜10mmは側面と同一色とし、樹皮の厚さを表現。

塗装&完成 2020/2/21

塗装&完成。左はスツール、中央と右は花台として使用予定。 2020/3/3

塗装&完成 2020/2/21

塗装&完成 2020/2/21




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