庭に保管しているたくさんの木の根っ子や幹。友人宅や我が家の伐採木や友人らが管理してい山の古木、土木事務所が無償配布した堤防の伐採木など様々です。ゴミとして邪魔者扱いされる古木類も私には宝物で、どれも気に入った物を集めていますが、集めるばかりでは庭が片付かず、狭くなるばかり。 断面を水平に切断し、朽ちた柔らかい部分を除去するだけでも、そのまま花台や木鉢として利用できますが、そのままでは設置が安定しない幹や株があります。 そこで最近制作したのが2つの植木鉢。2つとも中身が朽ちて空洞化した幹です。ノミで削り取れる柔らかい部分を削ぎ落し、その空洞を植木鉢として利用します。これを水平に置いた時に安定するよう、受け台を制作しました。(2019/6/15 記) |
朽ちた幹の植木鉢(1)制作過程これはカミさんの友人へのプレゼント用。幹は、本人が我が家のストックの中から気に入ったものを選びました。 |
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中身はほぼ朽ちていますが、ノミで更に削ぎ落します。 受け台制作開始 |
同左 受け台制作、ほぼ完成 |
朽ちた幹の植木鉢(1)完成土がこぼれるのを防ぐために、両サイドをモルタルか何かで埋めることができますが、今回はまずはこの状態で完了としました。塗装も好みがあるので、本人に任せました。 |
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軸方向から |
斜め上から |
軸直角方向から |
中身が削げ落ち、全体がV字状に曲がっている幹があったので、迷わず植木鉢に使用することを決定。V字の溝には水も溜まるほど密です。自然さを残すために、支柱以外の塗装は省略しました。年月の経過の様子で防水塗装を施す予定です。 土を入れて直接に山野草などを植えてもいいし、鉢植えを置いてもいいし、用途は色々です。(2019/6/15 記) |
受け台 |
幹を置いた状態 |
幹を置いた状態(左の反対方向から) |
取り合えずビニールポットに植えた花木を置きました |