2017年の華蔵寺公園のソメイヨシノのシーズンも終わり、ツツジがバトンタッチすべく蕾を膨らませています。代わりに遊園地南側で何種類かの八重桜が今が出番とばかりに咲き誇っています。 サクラと言えば一週間からせいぜい10日間でハラハラと散り始め、林扶美子の「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」を思い出しますが、伊勢崎市内で咲く多くの種類の桜に接してから、また10月桜など数ヶ月にわたりチラホラと咲き続ける桜を知ってから、花の命も結構長いものだと思うに至っています。また咲き終えた後も、桜吹雪となって地面や湖面を覆う姿も格別で、最後の最後まで楽しませてくれます。特に水に散った桜は、地面に落ちて踏み付けられた桜と異なり、いつまでも水面を桜色に保ってくれます。桜散るころ、華蔵寺沼に散った桜吹雪は、風に追いやられて北西や南西角に集まり、カフェオレのクリームのように広がり、この時期だけの特別な化粧姿を見せてくれます。(2017/4/18 記) |
2017年の桜の開花は例年より大分遅めで、華蔵寺公園の桜は3月31日頃からちらほらと咲き始めました。それでも、花まつり・郷土芸能発表会の4月2日には、場所によっては6,7分咲きの桜観ることができ、花見気分に浸ることができました。また、水生植物園北西では、毎年ソメイヨシノより少し早めに咲く一本のサクラがあって、周囲には芝生の空間が広がり目立つせいか、花見客の撮影スポットになっています。コヒガンザクラのようです。以前は2本ありましたが、残念ながら1本は枯れてしまいました。(2017/4/18
記) 水生植物園北西で咲くピンクが濃いめのサクラ。コヒガンザクラのようです。 2017/4/10 水生植物園南西角で早めに咲いたソメイヨシノ。周囲はまだ蕾でした。 2017/4/10 咲き始めたソメイヨシノ 2017/4/10 |