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DIY紹介

ポータブル木製フック

Portable wooden hook

掲載日:2020/5/31
 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が終息しない現在、感染予防対策として、人と接触する時のマスク着用が強く薦められています。私も常に心がけていますが、時々未着用のまま外出してしまい、慌てて自宅へ戻ることがあります。車で外出する時のためには、車内に数枚の予備マスクを置いてあるので慌てることもないのですが、徒歩でご近所さん回りしたり、サイクリングで外出する時も多いので、そんな時には必ず戻らなければなりません。

 いつも運動靴を履いて外出するので、自宅に戻って玄関に入ったあと、靴紐を解いたり結わえたりの運動靴の脱着が面倒臭く、時には飼い猫よろしく、カミさんに見つからないように、そ〜〜っと靴を履いたまま部屋に入ることもあります。
「靴底はいつも綺麗だし、床はフローリングだし、外国なんか靴のまま出入りするし、ま、いいよな」
と自分勝手な言い訳を心に秘めての行動ですが、やっぱり後ろめたさが残ります。

 そんな折り、友人から今年の誕生日プレゼントで5頭の動物の壁掛けフックをもらいました。キリン、ムフロン、象、ライオン、鷹です。


友人からもらった動物の壁掛けフック。キリン、ムフロン、象、ライオン、鷹。

 「そうだ、これだ!」

 「動物の壁掛けフックを用いたポータブルフックを作って、玄関に置こう」大作戦です。
 玄関に置き、そこにマスクを引っ掛けておけば、部屋に戻らずにマスクを手にすることができます。友人は玄関の壁に無垢の一枚板を掛けて、その板にこの動物のフックを取り付けて利用していますが、我が家の玄関壁はあれこれと掛かっていて、それぞれが小さからぬ大きさなので、これ以上は無理。スペースがあるのは玄関に置いてあるチェストの上面のみです。
 この上面にもバリ島の縞紫檀の木彫りやいくつかの置物等が置いてあるので、そんなに大きなものは置けません。そこで作ったのが、ここで紹介するポータブル木製フック2体です。作り方は至って簡単

 枯れ木と底板をヤスリで磨き、ボルトで接合して塗装するだけ。

 敢えて言えば、枯れ木の入手が困難かも?です。庭木を剪定した時など、通常はゴミとして邪魔者扱いされる枝や幹ですが、いざ入手するとなると容易ではありません。ホームセンターにはきちんと整形した木は置いてありますが、枯れ木や流木は安定供給が難しいのかほとんど見かけません。置いてあっても一本1,000〜数千円します。整形した丸木などが100円や数百円で購入できるのに・・・。ガーデニングの店などで買うと更に高くて驚きます。自然さや素朴さにこだわらなければ、整形した角材や丸材で十分です。(2020/5/31 記)

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材料と組立・一体目

底板が小さいタイプ・重い物を引っ掛けると不安定。

枯れ木と底板 2020/5/3

布ヤスリで材料をよく磨きます。
底板接合用ボルトは2ヶ所。

接合完了 2020/5/3

底板面を水平にするためにスペーサーを取り付け 2020/5/3

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材料と組立・二体目

底板が大きいタイプ。底板の空きスペースに重量物を置けば、重い物を引っ掛けても安定。

浮いた樹皮を剥がし、布ヤスリで磨きます。

接合後(側面から)

接合面に木工ボンドを塗り、ボルトで接合

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塗装して完成


塗装前

象のフック

塗装後。塗装は2色。底板の側面と他の部分。

ムフロンのフック

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設置・使用状況


鍵と帽子、マスクを引っ掛けてみました

玄関に置いた象のフック

帽子2つとマスクを引っ掛けてみました

玄関に置いたムフロンのフック

玄関での使用状況




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