今回の紹介は超狭い空間を利用した棚。カミさんからの要望です。 我がカミさん、料理は好きじゃないと言いながら、ほぼ一日中台所にいて、あれやこれやと料理しています。料理に飽きると、食器棚の中身を入れ替えたり、台所用の家具調度品をあっちこっちに移動したり。気分転換になるとか。テレビも置いてあって、Amazon PrimeやiPad経由でTVerの番組を観たりするなど、次から次へとやることがあって感心しています。早い話、台所はカミさんの職場で書斎、遊び場、いやお城と言っても過言ではありません。 いつもいる部屋が可愛い方が気持ちがいい。 このシンプルで分かり易い要望に応えたのが今回の棚。設置場所はシンク前の窓枠で、幅×長さ=105mm×2005mm。棚の幅は、シンク端部のスペースに60mm張り出して165mm。混合栓にぶつかる場所は天板を半円形に切り抜きます。垂直材(壁材)は、シンク使用時に飛散した水が背面に溜まらないように不連続に結合。 ところで、何でカミさんがこんな棚を欲しがったかと言うと、思い当たる節があります。それは、どうやら私の影響。私の書斎はリビングの出窓の位置ですが、その出窓に棚を設けて観葉植物を並べてあって(下の画像)、パソコン作業しながらいつも緑を楽しんでいます。カミさん、どうやらその光景をずっと羨ましく思っていたようです。「子供か?」 理由はとにかく、家の中に緑が増えるのは大賛成なので、すぐに協力した次第です。(2018/1/31 記) 机の前の出窓に置いた観葉植物 |
シンク前の窓枠に置く小さな棚 使用状態シンク前の窓枠を利用して設置した棚。庭の葉っぱ類が活けてあります。イタリアンパセリも。 葉っぱを見ながら食器を洗ったり食材を刻んだり 昼間はレースのカーテン越しに光が入って来ます |
台所の窓枠を利用した棚。天板を3分割したのは、物置にあった残材に長尺材がなかったためですが、 結果的には、分割した方が使い勝手がよくなりました。 設置状態(断面図) |
シンク前の窓枠に置く小さな棚 設置 |
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(1)設置した状態 |
(2)混合栓位置の半円形の切り抜き |
シンク前の窓枠に置く小さな棚 製作過程垂直材(壁材)は、シンク使用時に飛散した水が背面に溜まらないように不連続に結合 |
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(1)使用材料。一部組立完了。 (3)塗装完了 |
(2)加工と組立完了 (4)塗装完了 |