いせさき明治館で開催された銘仙企画展”秋いろ銘仙展”(→記事はこちら)。来場者から好評を得たため、会期終了後、大半の着物を入れ替えて第2弾として現在展示中です。入れ替えたのは1階玄関室と洋間、2階ホール、2階の大きな和室と奥の和室。着物は伊勢崎銘仙ならではの併用絣が中心。菊や紅葉を模したもの、アバンギャルドな図柄など、華やかで秋を感じさせる着物が展示されています。また、2階ホールと2階大和室には、伊藤正義さんの刀刻作品も展示されています。期間は12月20日(日)まで。 なお、次回銘仙企画展は「緯総絣(よこそうがすり)の美力」(2016/1/3〜2/14)ですが、今月23日(祝・天皇誕生日)からは、早くもその展示内容を見学できるとのこと。正式には来年1月3日からですが、早めに見学したい方は是非どうぞ。(2015/12/14 記) |
「いせさき明治館」(伊勢崎市曲輪(くるわ)町) 開館時間=10時〜17時。月・火曜日休館(祝日は開館)。入館無料。TEL 0270-40-6885 |
秋いろ銘仙展・第2弾(玄関間) 秋いろ銘仙展・第2弾(1階洋間) 秋いろ銘仙展・第2弾(1階洋間) |
秋いろ銘仙展・第2弾(2階ホール) 秋いろ銘仙展・第2弾(2階和室) 秋いろ銘仙展・第2弾(2階奥の和室) |
伊藤正義さんの刀刻作品伊藤正義さんの刀刻作品(2階和室) 伊藤正義さんの刀刻作品(2階和室) 伊藤正義さんの刀刻作品(2階和室) |
いせさき明治館で、銘仙企画展”秋いろ銘仙展”が始まりました。山里や渓谷の紅葉や錦秋を絵柄にした銘仙の着物や反物、約40点が展示されています。経(たて)糸と緯(よこ)糸を共に型紙捺染し、柄を合わせて織る伊勢崎銘仙独特の”併用絣”は、経と緯と同じ図柄で染められているために、他の織り方に比べて色の鮮やかさが際立ちます。今回展示の多くはその「併用絣」。また、色の鮮やかさに加えて自由闊達、かつ大胆な絵柄も銘仙の楽しさの一つ。”秋いろ”をテーマに集めた今回の企画展。様々な視点でゆっくりと鑑賞してみてはいかがでしょうか。会期は9月19日(土)から11月8日(日)の7週間と少し。(2015/9/21 記) |
伊勢崎銘仙企画展・秋いろ銘仙展(3分22秒) |
秋いろ銘仙展(玄関間) 秋いろ銘仙展(1階洋間) |
秋いろ銘仙展(1階和室) 秋いろ銘仙展(2階和室) 秋いろ銘仙展(2階和室) |