Indexはじめに0.事前に・・・Google アカウント作成 1.動画撮影 2.動画編集 3.動画のアップロード 4.動画ファイル形式変換 5.音楽作成ソフト/フリー音楽素材 6.おまけ(ビジネスモデルとしてのYoutube) 7.当サイトの掲載事例 |
HIKAKIN(ヒカキン)さんなど、年収数億円などとも言われる超有名なYouTuber(ユーチューバー)は別格として、最近、スマートフォンやデジカメ、iPadなどを使用して、日常生活の様々なシーンを動画で撮影する機会が増え、それを仲間内や不特定多数に公開したいと言うニーズが高まっています。 当サイトでも、数年前からデジカメで撮影した動画を、自分のウェブサーバーにアップロードして紹介していましたが、ストリーム再生ではないために、再生開始までの待ち時間が重たいと言う難点がありました。(→当サイト動画一覧ページ)。 ある時期から、Youtubeに切り替え、ストリーム再生による軽快さの恩恵を受け、かつファイルサイズの容量も気にしないで済むようになりましたが、日々の記事編集と比べると、頻度は少なく、毎回、作業手順を思い出すための余計な時間を費やしています。 |
||
還暦を過ぎ、シニア世代に入って、記憶力減退やボケも加わったとは思いますが、前回身に付いた(はずの)ノウハウが消え去っていることがしばしばです。 ●
・・・と言う経緯で、自分のために備忘録としてこのページを作成しました。「これからYoutubeにアップロードしてみたい」と言う方の参考になれば幸いです。(2015/1/6
記) |
YouTube を利用するには事前にGoogle アカウントを作成しておきます。Google アカウントはメールアドレスとパスワードなどを登録して作成します。2015年1月6日時点で、→こちらのページで作成できます。 |
動画撮影機能は時代と機器によって様々。機器はビデオ撮影専用機、デジカメやスマートフォン、モバイルパソコン等の動画撮影機能など。また動画ファイル形式も下記に示すように特定の会社固有の形式や汎用形式など様々。 オーディオ:mp3,mp2,cda,wav,wma,aac,m4a,m4b,mp4,acp,m4p,m4a,mov,aif,aiff,au,acp ビデオ:vob,mpeg,mpe,mpg,avi,divx,wmv,mov,qt,swf,flv ファイル形式による問題は後述しますが、動画撮影については、各自所有の動画機能操作マニュアルに任せ、ここでは省略します。 |
動画編集も使用しているパソコンやスマートフォン、iPadなどの機器によって様々。(1)Youtubeの動画編集機能を利用動画をYoutubeにアップロード後、Youtube動画管理画面で下記のような編集を行えます。●タイトルやキャプションを任意位置に挿入。 ●複数動画を結合。 ●動画の前後の切り抜き。 ●動画のブレ補正。 (2)パソコンソフト(Windows ムービー メーカー)で動画編集これもまたフリーソフトや有料ソフト等、様々なソフトがありますが、ここでは、「Windows ムービー メーカー」で説明。Windows ムービー メーカーはWindows-XP以降、OSに標準装備、あるいは無料ダウンロード配布されているソフトで、OSによっていくつかのバージョンがあります。詳しくは→こちら。ここではWindows-7,8で動作する「Windows ムービー メーカー2012」で説明します。 1)オープニング画面2)動画を読み込む上図@をクリックし、パソコンに入っている動画ファイルを指定。読み込んだ後、ムービー メーカーが事前処理を行い、その処理を終了すると、下図のように各コマが展開されます。読み込めるファイルは下記の動画ファイルと静止画ファイルです。
3)タイトルを挿入動画再生を停止状態にして、コマの前にプログレスバー(黒い縦線。下図B)を移動し、必要に応じてタイトルのコマを挿入。タイトルのコマが挿入されるので、テキストを任意に編集(下図C)。タイトルの表示方法はフォーマット(下図D)の中から選択。横からスライドイン/アウト、徐々に拡大しながら表示、閃光が現れた後徐々に表示する等、いくつか用意されています。 4)キャプションを挿入キャプションの挿入は挿入したいコマで停止させ、Aで「キャプション」を選択。キャプション入力用テキストボックスが表示されるので、任意に編集。キャプションの表示方法はフォーマット(下図E)の中から選択。左右からスライドインしたり、回転しながら表示する等、いくつか用意されています。5)トリム通常、動画は狙った時刻の前から撮影開始しますので、そのまま掲載すると、本番前のコマが間延びした感じになります。この対策として、先頭部分を切り取ります。これをムービー メーカーでは「トリムツール」で行います。切り取りたい時刻にプログレスバー(下図F)をセットし、「開始位置の設定」ボタン(下図G)をクリックすると、先頭からその時刻までの動画がカット(トリム)されます。下図はカット(トリム)後の画面です。先頭が少しカットされたので、最終コマ(下図H)がその分詰まりました。 6)分割動画を連続して撮影すると、途中で撮影ミスや同じような映像を繰り返して撮ってしまうことがあります。その部分を切り抜くには、切り抜きたい部分の開始時刻に、プログレスバー(下図I)をセットし、「分割」ボタン(下図J)をクリックすると、連続動画がその位置で分割されます。(下図K)。その後、分割された後ろのコマで、5)トリムで示した方法で不要部分をカットします。7)音楽の挿入静止画像だけで動画作成する場合などは音がありません。このような場合に音楽を加えるには、「音楽の追加」(下図M)をクリックし、別途用意した音楽ファイルを指定します。下図Nに示すように音楽バーが表示されます。開始位置を移動するにはバーの先頭をつまんで、ドラッグします。8)その他の編集その他、様々な編集機能があります。慣れと忍耐力、こだわりに応じて仕上げてください。9)動画ファイルの保存編集した動画を保存するには「ムービーの保存」(下図P)をクリックします。その動画を表示させる媒体に応じて、右図に示すように様々なタイプが用意されています。それぞれの設定にマウスを乗せると、動画サイズ(縦×横をピクセル表示)が表示されますので、参考にしてください。 自分で撮影した動画のオリジナルサイズよりも大きなサイズで保存することは意味ありません。映像重視ならば1280×720か1920×1080程度は欲しいところです。 保存できるファイル形式は mp4 と wmv です。 |
動画の編集を完了したら、いよいよYoutubeへアップロードです。「2.動画編集(1)Youtubeの動画編集機能を利用」でも述べましたが、撮影したオリジナル画像をそのままYoutubeへアップロードして、Youtube側の編集機能で編集することもできますが、オリジナル画像がYoutubeサーバに残り、未公開の動画が不要に増えるので、事前に編集することをお薦めします。 YouTube でサポートされているファイル形式(これ以外の形式は事前に変換する必要があります。変換方法は後日) ・MOV(Apple社「QuickTime」用) ・MPEG4(拡張子はMP4。ムービーメーカーで保存可能) ・AVI(Windows Media Player用) ・WMV(Windows Media Player用。ムービーメーカーで保存可能) ・MPEGPS ・FLV(Adobe社「Flash Player」用) ・3GPP ・WebM |
|
(1)Youtubeにログイン |
|
(2)アカウントを確認し、パスワード入力Googleアカウントを複数所有している場合には、全アカウントが表示されますので、Youtube用のアカウントをクリックして、パスワードを入力します。 |
|
(3)アップロードYoutube画面が開きますので、アップロードボタンをクリック。 |
|
(4)ファイル指定アップロード画面が開きますので、アップロード枠内に。アップロードする動画をドラッグ&ドロップで放り込みます。この時、複数の動画ファイルを選択して、同時に放り込むこともできます。その場合、Youtube側で一ファイルずつ、順序にアップロードしてくれます。 |
|
(5)その他の編集アップロード後、Youtube側でキャプション挿入や結合、トリムなどの編集を行えますが、詳細は省略します。必須作業は・・・●動画のタイトルと内容説明文を記すこと。 ●完了後、「公開」ボタンをクリックすること。 これを忘れると、せっかくアップロードしても、皆さんに閲覧してもらえません。ただ、未公開としておけば、Youtubeを自分だけの動画管理用に利用できます。 |
|
(6)共有ブログやホームページに公開動画を共有したい場合、その動画を再生し、「共有」ボタンをクリックし、「埋め込みコード」をクリックすれば、埋め込み用のタグがテキストボックスに表示されますので、そのコードを「コピー」して、所定場所に「貼り付け」ます。 |
作曲用ソフトは有料、無料のものが多数あります。無料だからと言って機能が低いわけではありませんが、入門編を無料にして有料の上位機能版へ誘導したり、無料版は広告が出たり不要なソフトをダウンロードさせてしまったりなどの傾向があるのは他分野のフリーソフトと同様です。有料版も、数十年前に作曲ソフトが出始めた頃に比べれば破格の低価格なので、作曲に関心がある場合には購入して趣味として楽しむのもいいことと思います。 いずれ、ソフトを使用してオリジナル曲を作曲すれば素晴らしいことですが、ソフト使用方法を修得し、駆使し、かつ音楽や作曲の才能を要することなので、誰でも容易に実現できることではありません。 オリジナル曲を作ることは難しいことですが、動画に音楽があるとないとでは完成度に差が付き、コンサートや音・声が重要な映像を撮った場合でなければ、適切な音楽を挿入して映画のように仕上げたいものです。 ところが無知や故意に関わらず、著作権付きの音楽を使用した動画を配信すると著作権違反となり、Youtubeでは動画アップロード直後に、ある要求が表示されます。当サイトでは「いせさき花火大会」や銘仙ファッションショーの動画をアップロードしたとき、会場で使用されたBGMに対して指摘されました。Youtubeからの要求は
楽曲の権利関係を調べるにあたって、JASRAC(日本音楽著作権協会)に電話で問い合わせたところ、YoutubeはJASRACと統括的契約を結んでいるものの、楽曲に対しては隣接権と著作権とが付いているので、権利付きの曲には曲ごとに対応して欲しいとのことでした。(権利確認→JASRAC権利検索サイト) 細かなことを言えば、カラオケ大会やコンサート、マーチングバンドなど音楽関係のイベント、またスポーツや他のイベントなどのBGMで使用する場合にも主催者にも使用料支払い義務が発生します。
|
Youtubeは収益化モデルを持っています。簡単には「1回再生されるたびに幾らか支払われる」と言うシステムで、その単価は公開されていませんが、大体1再生辺り0.1円〜0.5円程度のようです。平均的に0.2円と言う記事も見つかります。仮に0.2円とすると、一ヶ月1,000回の再生で月額200円の収益。収益性としては全く非現実的な金額です。 月額30万円稼ぎ出すためには月150万回、一日当たり5万回の再生が必要になり、これも非現実的な数字なので、Youtubeで収益を上げようと期待するのは一般的には無謀のようです。あくまで自分が撮影した動画を個人的に、あるいは仲間内に披露するため、あるいは趣味として動画編集を楽しみたい、などの利用がよろしいと思います。 |
(1)全動画一覧 |
(2)カテゴリ別Youtubeリスト |