境島小 2010 音楽鑑賞会シルクコンサート♪ festina lente2010年11月29日(月)、境島小の体育館が美しいソプラノの響きで満ち溢れました。 歌うのはソプラノヴォーカルグループ・フェスティーナ レンテ(festina lente)の4人の女性。澄んだ声量のある歌声は、時には囁くように優しく、そして時には広い体育館の隅々までを共鳴させるかのようにダイナミックに響き渡り、マイクを使わない生の声であることが信じられないほど素晴らしく感動的なコンサートでした。 この日の観覧者は島小の児童や先生たちだけでなく、父兄の皆さんや一般のお客さんなど、誰でもが無料で入場でき、五十嵐伊勢崎市長さんも聴きに訪れていました。コンサート前にお話を伺うと、五十嵐市長さんは音楽が大好きで、ちょうど時間の都合が付いたので駆け付けたとのことでした。会場には、平日の午後にも関わらず、地域の人たちや一般の人たちが大勢訪れていました。 曲目は歌劇やイタリア民謡、童謡やディズニー曲、ミュージカル曲など多くの人にお馴染みの14曲。司会も4人のメンバーの皆さんが代わる代わる行い、面白く楽しく曲の由来などを紹介しながら聴衆をリラックスさせ、時には会場を回りながら歌い、聴衆のすぐそばで声量のある声をタップリと聴かせてくれました。一体、どのようなトレーニングをすれば、あのようなボリュームのある声を出せるのでしょう。さすがにプロの皆さんです。 コンサートは予定の1時間を20分超過しながらも、誰しもがまだまだ聴き足りない感動を与え、会場からは惜しみない大きな拍手が送られました。 全校児童29人の伊勢崎市の小さな小学校「島小」において、日常の忙しない気持ちを洗い流してくれる優雅なひと時に浸ることができました。フェスティーナレンテの皆さんや島小児童の皆さん、そして新井校長先生始め関係者の皆さん、クリスマス前の素敵な一日、どうもありがとうございました。(2010/11/30 記) |
|||||
体育館の壁は大きな反物でお化粧
島小児童たちが収穫した繭、411粒 |
ドレスに身を包んだ美しいフェスティーナレンテの皆さん 前列でプロのお姉さん達の迫力ある歌声を聴く児童達 その後ろには観覧者の皆さん 会場に降りて、笑顔と手振り身振りで楽しそうに歌うフェスティーナレンテの皆さん 舞台の上で朗々と歌うフェスティーナレンテの皆さん ・・・そしてフィナーレです 惜しみない拍手を送り続ける聴衆の皆さん |
||||
島小の児童達や観覧の皆さん |
再生時間:3分58秒 |
|
「ふるさとの歌」が歌われたのはフィナーレ曲の1曲前。 島小児童たちも4人のお姉さん達の歌声に負けないくらいの伸び伸びと大きな声で歌ってくれました。 島小児童たちが歌う「ふるさとの歌」は私がこの8ヶ月の間、恋焦がれていた歌です。その想いも手伝ってか、4人の女性たちと一緒に歌う児童達の歌声と姿は、私に取って涙するほどの感動的な響きでした。 つい最近、知り合いのお母さんが、伊勢崎市で行われたある行事で島小児童たちの合唱を聴き、涙が止まらなかったと言う話を聞き、「そんな、随分と大袈裟な・・・」と思っていたのですが、私も見事にやられました。この日、観覧に来ていた島村の知り合いのKさんも、「良かったねぇ、涙が出てきちゃうよ」と言いながら会場を去って行きました。 |
|
島小児童たちとの合唱による「ふるさとの歌」 |
この合唱は、平成22年11月29日、伊勢崎・境島小学校体育館で行われたシルクコンサートにおいて、島小児童達が歌ったものです。 コンサート時にデジカメの動画機能で撮影し、当時一日だけ公開し、その後非公開にしていましたが、島村が脚光を浴びている現在、皆さんに島小児童達の素晴らしい歌声を聴いていただきたく、再公開しました。(2012/10/4 記) |
体育館の壁に飾られている「ふるさとの歌」の歌詞 ふるさとの歌木村次郎 詩丸山亜季 曲 水の上 雲流れ 水の底 石歌う 草深く 牛ねむり ひまわりはもえめぐる 山々よ 野よ 川よ 光まえ 風よふけ さけぶとき そのこだま 地のはてに ひびきゆき 水の上 雲流れ 水の底 石歌う |
合唱前にお姉さんから少しの歌唱指導 合唱「ふるさとの歌」”2010” 島小全校児童29名全員の名前が付けられています。 平成22年度 都市間交流教育推進指定校 〜蚕(カイコ)を通じた交流事業について〜 |
|||
会場に展示された「おかいこ新聞」 |
島小玄関に飾られた繭玉文字「しま小のなかまたち」 爽やかに伸びやかに広がった青空の下、静かにたたずむ当日の島小 |