Go!伊勢崎 第15回 島村渡船フェスタ・2010年 [ 島村特集・Index ]  [ Home ]



第15回 島村渡船フェスタ・2010年


動画で紹介
更新日:2023/8/22、掲載日:2010/5/18
 2010年16日(日)、午前9時〜午後2時の間、島村渡船乗り場「第15回島村渡船フェスタ」が開催されました。
 屋外イベントなので頼みの綱は天気。3年前には目を開けていられないほどの砂埃が舞い、昨年は雨がぱらつき、兎に角気になる天気。その天気、今年はカンカン照りでもなく、半袖でも長袖でもよし、強風も吹かず雨も降らず、まさに島村フェスタのためのような絶好の天気でした。

 この日、JR伊勢崎駅では高架駅見学会があり、また「あずま総合運動公園」では「ぐんまふれあいフェスティバル」があり、分身の術が使えたらいいのに・・・と思いながら、まずは朝一でちょっと伊勢崎駅に寄って事務局の皆さんにご挨拶。すぐに島村渡船フェスタ会場へ。
 コースは毎度おなじみの「広瀬川サイクリングロード」。途中で追い抜いた二組の親子連れ、「島村まで行くのかな・・・、頑張れよ〜!」。自分も頑張りながらいつもよりパワーを出してペダルを踏み、島村渡船乗り場へ。到着は9時30分。


 ■臨時駐車場は早くも車で一杯。まだまだやって来ます。




 駐車場探しのノロノロ運転の車の脇を大人気なく得意満面でスーっと通り抜けて駐輪場へ。
 そこも既にたくさんの自転車。ババチャリやらスクール自転車、中には、高そうなクロスバイクやロードレーサーも。私のはオンボロMB。ムム負けた。
 ■会場入口の手前は毎年決まって「ポニー乗馬コーナー」、一乗り300円。優しい顔をしたポニーと馬が子どもたちに大人気です。











 イベント開始は9時ですが、式典は10時から。


 顔見知りと何人も行き会ってあれこれ立ち話をしている内に、五十嵐伊勢崎市長さん始め式典参列者の皆さんも集まり始め、どこかの家族が市長と一緒に記念撮影。私もお喋りしながらも、ショットは逃さずパチリ!と。





 ■そうこうしている内に突然聞こえて来た和太鼓サウンド。会場内に勇壮な音が響きわたります。お喋りを中断して早速に写真撮影。


 演奏するのは境雉子尾太鼓の皆さん。
 このチーム、先月行なわれた華蔵寺公花まつり・郷土芸能発表会でも聴き、その切れの良さと迫力に感動したばかりです。


→別の角度からもう1枚

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第15回 島村渡船フェスタ 動画で紹介


第15回 島村渡船フェスタ 2010/5/16(日) (6分54秒)

和太鼓演奏演奏と会場風景

遊覧の様子と会場風景

対岸へ向けてミニ船旅の出航

魚のつかみ捕りと会場風景

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 ■そして10時、式典開始です。

 まずは島村渡船フェスタ実行委員会会長さんのご挨拶。

 続いて五十嵐伊勢崎市長さんのご挨拶。「このビッグイベントを観光資源に」と言う内容に大いに共感を覚えました。







 一昨年の緑化フェアを終えた今、華蔵寺公園のゴールデンウィーク期間を除き、これだけ大勢の人々が一同に会して色々な発表や展示、交流を行なうイベントは多くはありません。
 特に、大河・坂東太郎・利根川と親しみ、島村と利根川の歴史に触れること、他のイベントと比べると特色を異にしています。



 ■来賓席には伊勢崎市議の皆さん。先月の選挙で新しく議員になった皆さんも列席。
 議員の皆さんの名前が一人ひとり呼ばれて紹介されました。
 普段なかなかお目にかかることの少ない議員さん、市民の皆さんと接するいい機会だと思いました。

■式典を終えて、さぁてどこから回ろうか・・・・。

 まずは斉藤議員さんと奥さんがいる群馬伊勢崎商工会のテントへ。
 積もる話や世間話をあれこれと歓談し、色々と話が尽きず、まだまだお喋りしたい気持ちは次回の楽しみに残してお暇し、会場をブラリと・・・。

 今年は境島小PTAのテントにもお邪魔して新井校長先生ともゆっくりと話をしたいし、できれば「ぐんま島村蚕種の会」や「島村みちくさ塾」の皆さんにもお会いしたいし・・・


マス釣り

 そう思いながら会場を回ってみると、ご覧のようにどこもかしこも素通りできない賑わい。




魚のつかみ捕り

 ■特に子供達で埋まっていたのは、ここジャブジャブ池
 魚のつかみ獲りでワーワー、キャーキャーと歓声が上がり、見ているだけで元気になります。
 「ウン、これなら少子高齢化の心配なし!」




 

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島村渡船

 このイベントのネーミングの由来はこの「島村渡船」にあります。
この日は、大勢のお客さんが列を作って並びました。
 島村渡船は群馬県道295号新地今泉線の一部で、普段も無料で運航しています。




■こちらは、島村の渡し舟と同様に、毎年大勢の乗船希望者が列をつくる自衛隊ボートによる利根川遊覧


自衛隊ボートによる利根川遊覧






 島村地区を自由奔放に暴れたかつての利根川。今は大きな堤防が築かれて治められていますが、台風の時には水位が上がり、この周辺も様変わりします。そんな利根川を恐れながらも親しむこと、意義あるイベントと思います。


カヌー体験

こちらは小さな入り江でカヌーの体験乗船
境伊勢崎カヌークラブと玉村町カヌークラ



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島村コーナー

島小始め、島村地区の皆さんの出店、展示です。

世界遺産運動を紹介する
パネル展示コーナー


みちくさ塾のブース
 みちくさ塾ではストラップ製作やベイゴマ大会。子供たちが興味津津で集まっています。


顔の部分は繭玉です。



ベイゴマが2つ、猛烈な回転数で
回っています。ぶつかった途端に、
カチーン!と弾き飛ばされます。

境島小は煮ぼうとうを出品

煮ぼうとうは島村から南へ1km、深谷市の煮ぼうとう専門店・藍屋(らんや)さんの協力を得た本格的な味。

懐かしいヨーヨー遊び
JA島村・青壮年部の出店です。


 この日、煮ぼうとうを注文した方、先着100名に島小PTA製作の繭ストラップがプレゼントされました。本物の繭玉を使ったハート型の可愛らしいストラップ、色も何色もあります。
 欲しくなった方は島小へお問い合わせください。 


島村・繭ストラップ



島村・繭ストラップ

味はバッチリ、具もタップリ
麺はブッ太く、ボリューム満点、

大鍋で何人分かを作ります。
 「ぐんま島村蚕種の会」のブースでは、先月、島小の新井校長先生からお借りした本「上州島村シルクロード」を販売していました。内容はまだ記憶に新しかったのですが、蔵書として欲しかったので、早速に購入してしまいました。
 島村の蚕種の歴史、利根川との闘いの歴史にラブストーリーを加え、楽しみながら島村を知るには最高にお勧めの本です。

本の表

本の裏

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会場内の他のテントでも様々な出店、展示、体験等が行なわれました。

財団さかい

子どもマス釣り

創作体験コーナー
石に色々なペイントを施します。

消防コーナー

利根川釣り仲間コーナー


伊勢崎市水道局は飲料水サービス

赤ちゃん休憩テント


やよい福祉会のブース

群馬伊勢崎商工会ではハムカツ、コロッケ、焼きそば、心太(ところてん)販売
本部席前の広場では、和太鼓やお囃子、獅子舞などが披露され、会場のどこを歩いていてもその演奏・演舞に気付きます。

上武ぼたん園のブース


JAコーナー

上里町・乾武神流川(かんむかんながわ)太鼓の皆さんの演奏


日除けパラソルが大人気。ちょっと南国のビーチのようです。
 今年の島村渡船フェスタは天候に恵まれ、大勢のお客さんで大賑わいでした。
 かつては、島村地区を自在に暴れ回って住民を苦しめた利根川。明治時代には現在の位置とは全く異なり、南北に2本に別れた流れ。その真ん中にあったのは前島(まえっちま)地区。今は利根川の下に眠り、その場所を島村の渡し船が群馬県道として運航しています。当時の前島地区や2つに別れた利根川をイメージし、現在の巨大な堤防の上に立つ時、その想いは切ないほどに深まります。
 大河・利根川、その利根川と闘いながら養蚕の歴史を築き、世界に蚕種の島村としてその名を轟かせた島村。渡船フェスタを通じて、また何か大切なものを学んだ気がします。(2010/5/18 記)

フェスタ1週間前2010/5/9日の渡船乗り場の風景です。


はるか後方にたおやかに横たわる赤城山、
限りなく広がる利根川河川敷、遮る人工物が何もないこの広大な空間。
フェスタのない普段の日にも訪れてみてはいかがでしょうか。



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