昨年「オープンガーデンいせさき」に初参加された「ウェルカムガーデン 花ごころ」。今年お邪魔してすぐに思ったのが、「あれ?昨年とちょっと違う、でも何が変わった?」 バラの開花には少し早かったことを除いても何か違う。そんな疑問を持ちながら庭を見学していると、「鉢植えをまとめてここに地植えしたんです。椿の木も伐採しました。」とのこと。 そうです。庭全体が昨年よりサッパリと明るくなっていました。庭も気分一新でしょうか。 今年「ウェルカムガーデン 花ごころ」にお邪魔したのは理由がありました。それはご主人が制作する木工品を見せていただくこと。昨年は、我がカミさんを同行して見学しましたが、私が庭を見学している間に、カミさんは家の中も見学。取材を一通り終えて帰る頃に、「家の中にも楽しい木工品がたくさんあったわよ」。 公開日が限られている「オープンガーデンいせさき」。他にも回りたいお宅があることと、見学を終えた気分に再びスイッチを入れるのも難しく、室内は見学せずにお暇しました。その見忘れた想いが今年の訪問を促してくれました。 木工品を見たかったのは、私も木材や枯れ木を使用した木工細工が趣味なためです。特に、市場に出回っている工業製品の木工品でなく、個人が作った手作り感溢れる木工品により深い興味が湧きます。庭の主役は樹木や花、葉っぱですが、それだけでは親近感や温もり、素朴さ、愛嬌や可愛らしさに不足します。それを補い、木や花を引き立ててくれるのが木工品や陶器等です。最近では大正昭和初期の農機具や民具なども利用され、庭に面白さや変化、アクセントを加えています。 ガーデニングに勤しむのは女性が多いですが、男性が参画する場合の入口として、木工細工は適しています。実際、「オープンガーデンいせさき」に過去現在に参加されている他のお宅でも、ご主人が木工細工を担当しているお宅が数軒あります。そんなご夫婦が手作りで楽しむ「ウェルカムガーデン 花ごころ」、今年も色々と楽しませてくれました。(2019/5/17 記) |
今年も健在、庭の真ん中の樹木に取り付けられた木製デッキ |
遊歩道を囲む花や木 |
遊歩道を囲む花や木 |
庭中心部。バラの開花は少し早めでした 庭の西側ヤードとの木製門扉 水瓶で育つオモダカ |
椅子型花台 小屋型木工品。野鳥の餌台や花台に? 何に使うか?どこに使うか? |
イーゼル型花台 ノッポの椅子型花台 ベンチ型花台、イーゼル型花台、ほか |
立体的に積み重ねられた花台と鉢物の花 |