水色の洋館と庭の白樺が象徴的な「木もれ陽ガーデン」。すぐ南側を県道・桐生伊勢崎線が走り、間断なく通過車両の音が聞こえて来ますが、一旦庭に入れば、そこには高原の別荘のような雰囲気が漂い、別次元の世界に身を置くことができます。 青い洋館では、かつてはカフェレストランが営まれ、食事や喫茶のお客が訪れていました。現在は営業していませんが、オープンガーデン公開日には臨時営業し、ガーデン見学者だけでなく、レストラン期待の人も訪れています。 庭は洋館の南側と東側に造られ、南側の庭にはエゴノキや白樺の間を縫って、レンガ敷きの遊歩道と小砂利が敷かれた遊歩道があり、周遊できるように工夫されています。東側の庭はパティオになっていて、どちらの遊歩道ともつながっていて、テーブルやパラソルが置かれています。庭の草花や樹木を眺めながら、軽食や喫茶で過ごせば寛ぎのひと時を過ごすことができます。 洋館の西側の駐車場周囲には花壇が造られ、樹木や草花が植えられています。今年はオリーブの木が一回り大きくなったようです。オリーブの北隣には木製のガーデンハウスがお目見えしていて、ガーデニンググッズや道具置き場、また作業小屋として、ガーデニングをより一層楽しくさせてくれそうです。 「木もれ陽ガーデン」のもう一つの特徴は、オブジェや小物が個性的で可愛らしいこと。どこから購入するのか、あるいは手作りなのか確認していませんが、草花と樹木だけでなく、庭を様々に演出してくれるこれらの品物が活きていて、ガーデニングを勤しむ人にとって大いに参考になります。今年は4月〜6月の毎月に公開日を設けています。それぞれの月の変化を見学してみたい「木もれ陽ガーデン」です。(2018/5/16 記) |
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入り口の壁に取り付けられたワイヤアートの名札 |
入り口の壁に取り付けられた「木もれ陽」の看板 |
「木もれ陽」をシンボライズする白樺と青い洋館 洋館入り口脇の小物。野鳥が巣作りしたようです。 洋館南側の庭 新緑に包まれる洋館は高原の風情 |
様々なスタイルの寄せ植え |
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陶製の小物に植えられた寄せ植え 屋根付きの木製花台に植えられた寄せ植え 木箱に植えられた寄せ植え |
ガーデンを演出する様々な小物やオブジェ |
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木の実のリース やかんのオブジェ |
小人の国の小屋のような置物 ウサギの植木鉢 |
花壇に囲まれたレンガ敷きのパティオと円卓 東側の庭に設けられたベンチとテーブル 入り口側から見た「木もれ陽」 |