2013年から始まった「オープンガーデンいせさき」。その初回から参加されている「ナチュラルグリーンガーデン」。庭の中心に広がった芝生には白いテーブルと椅子が置かれ、周囲には株立ちのモミジやエゴの木が大きく育ち、その爽やかな新緑が庭に涼しそうな木陰を創り出しています。木の根元には山野草や草花が咲き、庭に佇むと、高原の別荘にいるような気分にさせてくれます。 そんな「ナチュラルグリーンガーデン」に、ここ数年にわたり、新たな変化を見せてくれるのがバラの存在です。「オープンガーデンいせさき」の当所から、木々の下や鉢に植えられたバラが庭に彩りを添えていましたが、ここ数年はその数が増えて、バラの鮮やかで気品あふれる姿に目を奪われます。ガーデン名のどこかに「ローズ」を加えたくなる思いですが、バラが増えても、庭全体にはたくさんの緑があふれているので、いわゆる「バラ園」ではなく、その存在は庭に調和して溶け込んでいます。 爽やかな新緑に覆われ、足元では山野草や草花が咲き、そこかしこに上品なバラたちが彩を添える「ナチュラルグリーンガーデン」でした。 話が少し逸れますが、今年2017年の「オープンガーデンいせさき」の5月の公開日は5月13日、14日。同じ伊勢崎市内でも北方面の赤堀地区ではバラの開花は一週間ほど早過ぎましたが、こちら「ナチュラルグリーンガーデン」がある伊勢崎南方の茂呂地区では既に見ごろを迎えていました。伊勢崎市が南北に長く気候差があることを改めて認識した次第です。(2017/6/25 記) |
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木立の下で咲く淡いピンク色の大輪のバラ 様々な花に囲まれる門から玄関へ向かうアプローチ |
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白く清楚なバラ 花弁の表裏で繊細に色が異なる気品あふれるバラ レモンイエローのバラ、爽やか |
八重が深い淡いアイボリーのバラ 華やかで鮮やか、ピンクのバラ 八重がシンプルでスッキリ、色も清楚 |
深紅のバラ、ゴージャズ |
八重の深さが際立つバラ |
アンティーク調のバラ。中世の貴族女性たちが身に着けたフリル付きのドレスのよう。 道路沿いの生垣を飾るオレンジ色のバラ 道路沿いのピンクのバラ。生垣の緑が引き立てます。 |
木立に映える朱色の縁取りが可愛らしいバラ 壁を覆うバラ 木立の根元を飾る様々な花 門扉回りを彩る草花 |