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オープンガーデンいせさき2016 訪問記

掲載日:2016/5/16 更新日:2016/5/19

(19)木もれ陽ガーデン

公開日:4月23日・24日 訪問日:4月23日
 水色の洋館と白樺がシンボル的存在の「木もれ陽ガーデン」。白樺は前庭の中央付近に立ち、周囲には様々な花や樹木が植えられ、レンガ張りと小砂利の小道が通っています。小道は緩いカーブを描いていて、奥へ進む楽しさを誘います。足元ではパンジーやネモフィラ、チューリップ、そして名前も分からない珍しい花などが咲き、目の高さではクレマチスなどが、そしてそれらの隙間を埋めるようにギボウシやヒイラギ、ハーブなど多種多様な葉っぱの空間が広がっています。南側の塀は白いツル性のバラが覆って視界を塞ぎ、公開日に合わせたかのようにちょうど見ごろでした。
 玄関側に回れば、右手には水生植物が植えられた空間があって山野の風情が漂い、玄関周りには多肉植物やパンジーなどが寄せ植えされています。
 昨年あたりから気が付きましたが、駐車場の西側では大きく育ったオリーブなどの樹木を中心に様々な花が飾られ、石造りのテーブルも置かれるなど、ガーデンカフェのように仕上がっています。
 これらの花たちは、陶製やブリキ製、木製の可愛らしくも個性的、そして時には不思議な感じの器に植えられて、ほかにも園内各所に配されたブランコやオブジェ、置物などと共に、「木もれ陽ガーデン」を印象付ける要素になっています。
 今年は駐車場のアスファルト舗装に可愛らしい歓迎のチョーク画が描かれていました。訪問時、駐車場に車が数台置いてあるものの庭には人影がなく、不思議に思っていると、その謎はすぐに解けました。今年は、公開日前後のしばらくの間、木曜から土曜日にかけての3日間、店を営業するとのことで、店内は満席状態で賑わっていました。
 可愛らしくて洒落た空間、ここが往来激しい県道桐生伊勢崎線の道路脇であることを忘れさせてくれる「木もれ陽ガーデン」でした。(2016/5/16 記)


入り口脇のガーデン名のボードを白いナニワイバラが飾ります


水色の洋館と県道沿いのバラの生垣。右奥には白樺。白い木製フェンスも可愛らしい。

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濃い紫と白い縁取りの花・ネモフィラ(ペニーブラック)

珍しいチューリップやヒイラギ

真っ白なクレマチスもちょうどみごろ

オリーブの足元を飾る花たち

ドウダンツツジの緑を背景に咲く鉢植えのペチュニア

華やかに咲く咲き分けのカリブラコア


玄関を飾る多肉植物やペチュニアやアリッサム、蔦などの寄せ植え。個性的な器が興味をそそります。


前庭への入り口。オブジェや小物の置物、道標などが可愛らしい

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ユキノシタが覆う玄関脇の水場。ちょっと不思議な空間です。


山野の風情漂う前庭。多種多様な葉っぱが覆います。

竹製器で咲くゼラニウム

コナラ。大きな葉っぱが印象的でした。

ガラス張りの小鳥小屋のような置物

駐車場の舗装面に描かれた訪問者歓迎のチョーク画


野鳥の小屋のようなブリキ製の器

丸太を寄せて作られた大きな鉢がなんとも個性的




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