ちょっとウキウキ、ちょっと不思議でユニーク、大胆で繊細、明るくて派手、そんなポップアートな色や柄のアンティーク銘仙展が、いせさき明治館で開催されています。会期は9月28日(日)まで。 色や柄もさることながら、伊勢崎銘仙だけの高度な製法である併用絣がたくさん展示され、また伊勢崎銘仙で一番生産量が多かった解し(ほぐし)絣に別の織り技法を加えたものなど、織り方に興味がある方も十分に楽しめる企画展です。 知れば知るほど当時の生産者の皆さんのこだわりや心意気を感じる伊勢崎銘仙。 蚕種、養蚕、捺染、撚糸、紡績、機織り、反物着物生産など、絹産業の数多くの業種が存在し、盛んだった伊勢崎市。その全ての工程が結集した伊勢崎銘仙の着物。ぜひお出かけいただき、そのような地元の産業遺産を確認してみてください。(2014/8/17 記) |
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ぽっぷアートな銘仙展 会期:2014年8月9日(土)〜9月28日(月) |
いせさき明治館入館無料伊勢崎市曲輪(くるわ)町31-4 開館時間=10時〜17時 休館日=月・火曜日、TEL 0270-40-6885 |
玄関で来場者を迎えるポップアートな銘仙 |
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玄関で来場者を迎えるぽっぷアートな銘仙 |
玄関室隣の洋間を飾るポップアートな伊勢崎銘仙 |
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1階和室を飾るポップアートな伊勢崎銘仙 |
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2階ホールを飾るポップアートな伊勢崎銘仙 |
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8月9日から9月28日まで開催中の”ぽっぷアートな銘仙展”に、先週末8月23日から”花子とアン・銘仙コレクション”のコーナーが加わりました。 高視聴率を続けているNHK連続テレビ小説「花子とアン」。 主人公・花子や、かよ・ももの二人の妹、ちょっと偉そうな宇田川先生、ハリセンボン春菜が正に適役の修和女学校の先輩・白鳥かをる子、これらの皆さんが着ている着物はほとんど銘仙です。「いせさき銘仙の会」の杉原さんや伊勢崎明治館の金井さんらは、ドラマを見た途端に「これは銘仙!」と気が付いたとのこと。NHKに「特集を組みたい」と問い合わせると、「是非是非、それならば放映中がいいので、早めに!」と大歓迎されて、急きょ、”花子とアン・銘仙コレクション”コーナーを設けることに。 コーナーは2階奥の和室に設けられています。登場人物の皆さんが着ている銘仙と全く同じ着物、あるいはほぼ同類の着物が、登場シーンやポスター、解説などと一緒に展示されています。 人気番組「花子とアン」と伊勢崎銘仙とのコラボ企画、出かけてみてはいかがでしょうか。(2014/8/25 記) |
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(花1)花子とアン・銘仙コレクションコーナー |
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(花2)花子とアンの大きなポスター (花4)左・かよ、右:花子 (花6)脇役を固めるちゃぶ台や扇風機、ラヂオ (花8)花子とアン、登場人物ポスター |
(花3) (花5)宇田川先生 (花7) (花9)銘仙・ロマンドールがラヂオの上から「ごきげんよう」 |
(花10)かよと花子の着物がいせさき明治館とマッチ |
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(花11)かよ (花13)言葉遣いにウルサイ白鳥かをる子先輩 (花15) |
(花12)花子 (花14)ちょっと偉そうな宇田川先生 (花16) |
2階和室を飾るポップアートな伊勢崎銘仙 |
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