いせさき明治館では、水玉・幾何学 アールデコ銘仙展と題して、幾何学模様のアンティーク銘仙35点を展示中です。 「アールデコ」とは、ヨーロッパやアメリカ(ニューヨーク)を中心に1910年代半ばから1930年代にかけて流行・発展した装飾美術。水玉や幾何学図形をモチーフにした記号的表現や、原色による対比表現などが特徴です。 いせさき銘仙もアールデコの影響を受け、幾何学模様が織り込まれた製品が残されています。 いせさき明治館の1、2階の洋室、和室に飾られたアールデコアンティークいせさき銘仙は、色使いも模様も正にアールデコ。 物理や化学の記号のような、象形文字のような、パソコンゲームで一世風靡したテトリスのような、はたまた麻雀牌のような、奇妙奇天烈で、もっと身近に言えば、学校の授業中にノートや教科書の余白に落書きした模様のような、自由奔放な柄ばかりです。 自由自在なデザインが製品に織り込まれた伊勢崎銘仙。製作した昭和初期の自由な空気に浸ることができました。 期間は5月25日(土)から6月30日(日)までの37日間。昨年100歳の誕生日を迎えたいせさき明治館のレトロな雰囲気の中に展示された「水玉・幾何学 アールデコ銘仙展」、足を運んでみてはいかがでしょうか。(2013/6/1 記) |
「いせさき明治館」 入館無料。 (伊勢崎市曲輪(くるわ)町31-4) 開館時間=10時〜17時。 月・火曜日休館。 TEL 0270-40-6885 →「いせさき明治館100年物語」 いせさき明治館 |
明治館入口を飾る何とも不思議な記号のような柄 |
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明治館入口の展示 1階の洋間での展示。窓ガラス越しの明かりが優しい。 オシロスコープの波のよう う〜むむむ、何をモチーフにしたのだろう? |
中近東やアフリカの音楽が聞こえて来るようです まるでテトリスのような柄。ピュン、ピュン♪ |
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赤と白のコントラストが鮮やか |
風 水玉模様。涼しそう。 |
豪華な色。模様は葉っぱのようなアメーバのような・・・。 |
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テトリスのような麻雀牌のような・・・ |
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障子とよく似合うアンティークいせさき銘仙 |
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チーズクラッカーのような、凧のような・・・ 窓外の光が優しく照らす2階和室 |
涼しそうな碁盤目模様 これまた不思議 シックで大人の雰囲気 |
2階の和室。大正、昭和の空気が流れています。 |
二階奥で次回展示会の予告をほんの少し・・・ |