銘仙でたどる着物100年史 [ 建造物遺産 ]  [ Home ]



銘仙でたどる着物100年史

掲載日:2012/10/31
 紹介が遅くなりましたが、今、いせさき明治館で「いせさき明治館100年物語」の協賛イベントとして「銘仙でたどる着物100年史」が開催されています。期間は11月4日までです。
 明治館の正面玄関室には、女優・山本富士子さんがモデルとして着たものと同じ着物が飾られ、館内の1階と2階には伊勢崎織物を中心にたくさんの着物や反物が展示されています。
 展示物の脇には説明板が置かれ、「銘仙の語源」や「千代田御召」、「ウール着尺」、「伊勢崎織物の発祥」など、普段、何となく知っていて、きちんと知らなかった事柄について分かり易く知ることができます。
 中でも、伊勢崎織物同業組合発行の図書の抜粋が展示され、1年の全国銘仙生産量が約1,200万反ある中で、伊勢崎銘仙が過半数を占め、「銘仙界の王座」と推賞されていたことなどは、当時の伊勢崎織物の隆盛を知る貴重な展示です。
 期間は11月4日まで。まだ間に合います。今週末にでも出かけてみてはいかがですか。(2012/10/31 記)



「いせさき明治館」(伊勢崎市曲輪(くるわ)町)
入館無料。
開館時間=10時〜17時。月・火曜日休館。
TEL 0270-40-6885

→「いせさき明治館100年物語
いせさき明治館100年物語

(期間:2012/7/11〜2013/3/31)

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天下の美女と言われた女優、山本富士子さんがモデルとして着た真っ赤な着物。
明治館の玄関に飾られています。

女優、山本富士子さんが着た着物と同じ反物。


シックな色合いの菱形模様の反物

黒地に真っ赤なバラ柄。インパクトが強い。



銘仙の語源について

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上品な柄の反物4つ

黒地に真っ赤なトンボが描かれたインパクトの強い着物


左から千代田御召、伊勢崎銘仙、ウール絣

真っ赤が印象的

伊勢崎織物の第二次黄金期を築いた千代田御召
群馬県邑楽郡千代田町とは無関係です。



落ち着いた柄の着物

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帆船と花

この丸い模様は何でしょう?


花柄。梅と菊?

バラをあしらった可愛らしく個性的な着物


中央左はパリコレに出品した生地
伊勢崎銘仙の会のファッションショーでも活躍


落ち着いた濃いグレーの着物

りんご

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左は何の柄?右はバラ柄

何とも不思議な模様

迷路のような抽象的な柄



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1年の全国銘仙生産量が約1,200万反。
その内、伊勢崎銘仙は過半数を占め
「銘仙界の王座」と推賞される。

幾何形状を組み合わせて、ステンドグラスの窓のよう



色見本を柄にしたような着物



花柄2つが障子に似合う

いせさき明治館の和室に着物が良く似合う

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赤い花柄


バラ柄。グラジュエーションを効かせたパッチワークのよう。

花柄2つ

白と赤茶の太幅ストライプ

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花のような木のような、インベーダーゲームのような


伊勢崎織物の発祥について

ウール着尺について


濃い灰色のシンプルな着物

和室に並ぶ着物を、障子越しに届く外の明かりが照らします。




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