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=織りの芸術=

至宝のいせさき銘仙展Y 2018

2018年3月3日()〜4月15日(

掲載日:2018/3/8
 いせさき明治館で、「至宝のいせさき銘仙展Y」を開催中です。会期は3月3日(土)から4月15日(日)。”至宝”の冠に相応しく、伊勢崎銘仙「併用絣」の着物を中心に、華やかで大胆、そして個性が光る着物と反物全24点が展示されています。
 一階の展示は全9点、「幾何学模様」がテーマです。二階ホールと壁には花柄や幾何学模様全4点。ベンチもあって一休みもできます。
 二階和室のテーマは「バラを中心とした花柄」、全11点。木造洋館二階の木の廊下を渡り、和室の障子を開けた途端に、真正面の黒地に真っ赤なバラの着物が目に飛び込んで来ます。その大胆さに惹かれながら近づくと、周囲の着物も同様にインパクト十分な柄ばかり。まるで、絵画展のようです。
 落ち着いて周囲を見渡せば、昨年、2日間のみ限定公開した英国の王冠とWestminster Abbeyを描いた着物も展示されています。
 まさに至宝のいせさき銘仙展。4月15日まで開催しています。(2018/3/8 記)
いせさき明治館
伊勢崎市曲輪(くるわ)町) 開館時間:10時〜17時。休館日:月・火曜。入館無料。TEL:0270-40-6885

いせさき明治館の玄関。両脇を飾る大きな生け花は伊勢崎市元職員の石原さんの協力。
紅梅白梅は「いせさき銘仙の会」の新井光子さん寄贈

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玄関を飾る伊勢崎銘仙


(1)玄関を飾る伊勢崎銘仙

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一階洋間を飾る伊勢崎銘仙

一階洋間のテーマは「幾何学模様」。9点が展示されています。

(2)一階洋間を飾る伊勢崎銘仙

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【このアジサイについて】
 今回の企画展では館内の数ヶ所にアジサイが飾られています。久保田花園さんが寄贈してくれました。名前は「春風のMARCH」。久保田花園さんが品種改良して栽培しているアジサイで、早春から6月下旬頃まで花を楽しめるとのこと。久保田花園さんでは一鉢2,000円で直販もしています。
久保田花園さん
群馬県伊勢崎市国定町1丁目141-42
TEL/FAX 0270-62-5622

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二階ホールを飾る伊勢崎銘仙

二階ホールと壁には4点展示されています。

(7)二階ホールを飾る伊勢崎銘仙

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久保田花園さん寄贈のアジサイ「春風のMARCH」

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二階和室を飾る至宝のいせさき銘仙

二階和室のテーマはバラを中心とした花柄。11点が展示されています。1点を除き「併用絣」です。

(9)黒地に真っ赤な大きなバラ。大胆なデザインに目を奪われます。


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(11)こちらも大きなバラ柄。紺色とオレンジ等の色のコントラストが絵画のようです。

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2階和室を飾る至宝のいせさき銘仙


(13)左:格調高さが際立つ英国の王冠とWestminster Abbeyが描かれた着物

【メモ】
 この図柄は、1953年6月2日、ウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)で執り行われたエリザベス2世(Her Majesty Elizabeth the Second)の戴冠式(coronation))を記念して制作されたものです。
 教会:ウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)
 銅像:ピカデリーサーカスの「アンテロスの像」(通称「エロスの像」)
 王冠:聖エドワード王冠(St. Edward's Crown)
※昨年は2日間限定展示でしたが、今年は期間内展示されています。


(13-a)英国の王冠とWestminster Abbey

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(16)二階和室を飾る至宝のいせさき銘仙




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