至宝のいせさき銘仙展V  [ 伊勢崎銘仙・全体案内建造物遺産 ]  [ Home ]



=織りの芸術=

至宝のいせさき銘仙展V 2017

2017年3月4日()〜4月16日(

掲載日:2017/3/13
  いせさき明治館で、「至宝のいせさき銘仙展V」を開催中です。会期は3月4日(土)から4月16日(日)。毎年「いせさき銘仙の日」を挟んで開催される当催しですが、5回目を迎える今回は銘仙の日が会期初日となりました。
 いせさき明治館で通年にわたり開催される様々な銘仙企画展。それらの多くは色や柄などに着目したコレクションですが、当企画展は様々な特徴に着眼した、名前が示す通りの至宝的逸品の銘仙コレクション
 どの一品も眺めて飽きない、まるで絵画のような逸品ばかりですが、中でも格調高さが抜きんでているのが英国の王冠とWestminster Abbeyを描いた着物(*)。
 過去7年間、数多くの銘仙を見てきましたが、この柄を見たのは初めてのことです。描かれた時代や背景、製造量など、関心は尽きませんが、そのような興味を抱きながらそれぞれの銘仙を見学すれば、また楽しいことです。(2017/3/13 記)

(*)この着物のみ、3月4日、5日のみの展示です。
 「いせさき明治館
伊勢崎市曲輪(くるわ)町) 開館時間:10時〜17時。休館日:月・火曜。入館無料。TEL:0270-40-6885

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玄関を飾る伊勢崎銘仙


(1)玄関を飾る伊勢崎銘仙


(2)

一階洋間を飾る伊勢崎銘仙



(3)一階洋間を飾る伊勢崎銘仙


(4)


(5)


(5-a)2種類の蝶。右はキタテハかヒョウモンでしょうか。

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二階ホールを飾る伊勢崎銘仙


(6)2階ホールを飾る伊勢崎銘仙


(6-a)満開の桜と松に囲まれた寺院。金閣寺周辺をイメージさせます。

(7)本物の花にも負けない華やかさ

(8)アルプスの風景をイメージさせる柄

(8-a)左後方にはマッターホルンのような雪山

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二階ホールを飾る伊勢崎銘仙


(9)格調高さが際立つ英国の王冠とWestminster Abbeyが描かれた着物


(9-a)英国の王冠とWestminster Abbey
【メモ】
 この図柄は、1953年6月2日、ウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)で執り行われたエリザベス2世(Her Majesty Elizabeth the Second)の戴冠式(coronation))を記念して制作されたものです。
 教会:ウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)
 銅像:ピカデリーサーカスの「アンテロスの像」(通称「エロスの像」)
 王冠:聖エドワード王冠(St. Edward's Crown)


(10)遠目には幾何学模様も・・・


(10-a)近くで見ると屋根が連なった街の風景

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(11)

 
(11-a)アルプスの山岳風景をイメージさせる柄(11-b)

(11-c)現代のアイコンのような模様が面白い

(12)

 
(12-a)赤く小さな花束のような柄      (12-b)ヒマワリのような百日草のような花

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(13)2階和室を飾る伊勢崎銘仙


(14)印象的な赤と黒、白地にステンドグラス風窓枠・・・絵画のようです


(15)2階和室を飾る至宝のいせさき銘仙





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